キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

白髪 染めるか染めないか

2016年06月29日 | ★美容の話題
私にお会いになった方ならご存知だと思いますが、私は年齢に比べてかなり白髪が多い方です。

白髪との戦いの歴史は長くて、20代後半から白髪染めを始めました。
仕事の関係もあり、ずっと美容室で染めていたのですが、白髪の量が増えるにつれ、3週間と空けずに染めねばならなくなり、そうすると金銭的にも毎回美容室に行くのは厳しい・・・ということで、美容師さんが使う業務用のアルカリカラーを自宅で使って染めるようになりました(販売をしていたので、手に入ったのです。)放置時間や薬剤の混ぜ方をちゃんと測ったりするのが面倒くさくなり、もっと手軽な市販のヘアカラーで染めるようになりました。何年もそうやっているうちにどんどん頭皮が傷んできて毛が細くなってくるのがわかりました。

やばい。このままでは禿げる・・・染めるときに頭皮はジンジン痛いし、絶対身体に悪い。

ちょうどそのころ、仕事でヘナカラー(植物染め)を扱うことになり、講習会などにも出て扱い方を覚えましたので、ヘナで染めることにしました。ヘナでやると、つやも出るし、もともと植物なので頭皮がじりじり痛くなることもなく、快適でした。でも色は安定しませんでした。黄色くなったり、赤くなったり。植物の種類によっては、黒っぽく染まるものもあるのですが、染まるまで時間もかかるし、部屋もタオルも汚れるのでやっぱり面倒くさい。それでも3年くらいはヘナをやってました。

次に、昆布の成分がたっぷり入ってるというふれこみの、家庭用ヘアトリートメントで染めるタイプ。これも仕事で取り扱うことになったので、実験台という意味合いもあり、使用するようになりました。ヘナに比べて速く染まるし、お風呂場でできて便利だし、ヘナみたいなニオイもないし・・・で、しばらく愛用していたら、悲劇が起きました。

だんだん髪が「ブルー」になってきたのです。どうやら、染料の中の「青色」のものが残ってしまいやすいということがわかりました。(そうならない人もいます。髪質などによるようです)
どんどん青くなる髪の毛。
「かっこいいですね」などと言われるものの、やはり変です。狙ってやってるわけじゃないし、服にも合いません。そこで、手元にあったヘナの黄色いものを上から使ってみました。
走したら、今度は「グリーン」の髪になってしまいました。これモノの例えじゃなく、ほんとに「ま緑」!すごい緑でした。

その後、その緑の部分をブリーチしてみたり染め直したりしましたが、結局緑の部分は消えてなくなることはなく『切るしかないですね』という美容師さんの言葉。ある程度伸ばしてから緑の色の部分をきれいに切り落とせたのが去年の暮れのことでした。

長い道のりだった…。
それから半年、染めていません。

なんでこんなにしてまで白髪を染めているかというと、職業上の理由です。
私の仕事は美容関係なので、美容関係のプロのお客様が来社されるんですが、昔馴染みの先生からは「まぁ、YOKOさん、なにその頭は?だめよ。こういうお仕事なんだからちゃんときれいにしていなくっちゃ」と来社されるたびにお小言をいただくのです。

半年前から染めていないと言いましたが、ほんとうは数年前から「もう染めないでいよう」と何度も考えて、チャレンジしてたんですが、明日はその方が来社される!とわかると、前日に染めてみたり…を繰り返していたんですよね。


もう染めたくありません。染めないとほんとに真っ白なんですが。でもそろそろ「白髪」である自分でも堂々としていようと思います。白髪でいることは悪いことじゃないはずなんです。
「身だしなみとしてきちんとしてない」というお声があるのも知っていますが(先ほどの美容のプロの方はその考え方)、何か方法を模索したいと考えています。

草笛光子さんとか憧れますが‥お年がね、私の年齢ではあの方もあんなに白くなかったでしょうね。




追記 2016.10.1

このあと、一度染めました。
と言ってもいわゆる白髪染めではなくて、もう少し違う形です。

白髪の多い部分を中心に、髪の毛数十本くらいの束を何筋かとって、「濃い茶色」「明るい茶色(金髪)」「ワインレッド」という風に色を付けてみたんです。
髪の毛に立体感も出るし、お洒落な感じもあるし、なかなか良い感じでした。
また、染める分量が少ないので、頭皮にも刺激がないし。

色味を変えて、しばらくこんな感じで遊んでみようかなと思っています。


YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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