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キカクブ日誌(アーカイブ版)

このブログは旧版です。
現在の新ブログはこちら!https://www.travel-life.blog/diary/

SHERLOCK祭りの休日とは?

2012年09月04日 | ☆SHERLOCK祭
具体的にどのようにSHERLOCK祭が開催されているのか。
ある休日の様子をお知らせしましょう。

朝6時ごろから寝床でもぞもぞ。
●Youtubeでグラナダ版の「銀星号事件」を見る。
●原作の「銀星号事件」を読む
●もう一度グラナダ版「銀星号事件」を見る。

9時~朝食、ベランダいじりなど

●10年前のイングリッシュジャーナル(夫の)の付録CDの「青い紅玉」の朗読を
itunesに落としてIPADと同期。
 これでいつでも聞ける!
 
●ネットでThe great gameのコメンタリー音声を聞く。
 The great gameの動画も探してきて、ミュートしてコメンタリーと時間を合わせて聞く。
 何やってんだか・・・。
 字幕も何も無いので、98%聞き取れない・・。
 
14時~昼食
部屋の模様替え。本棚の移動、蔵書の整理。
ホームズ関係の本をまとめて並べてにんまり^^
模様替えの最中はずっとコメンタリーを流して聞いてました。

結局90分の録音を3周は聞いたと思います。

寝る前に、ベッドでグラナダ版『空き家の冒険』を見るも、
あっという間に寝てしまってた。

こうやって物好きの休日は終わって行ったのでした・・・



SHERLOCK/シャーロック(BBC) Season1&2/シリーズ1&2 [PAL-UK][Import]


そろそろこれを買いましょうかね。
UKインポートもので日本のDVDプレーヤーでは再生できませんが、
もともとDVDプレーヤー持ってないので関係ないし。
PCで見るしか環境のない私にとっては同じこと。
2200円くらいで、2シリーズとも買えるのはお得ですよね!

シャーロックホームズの本

2012年09月03日 | ☆SHERLOCK祭
部屋がぜんぜん片付かないので、模様替えをしてみました。
気分転換も兼ねて本棚を移動して、本を整理。
ホームズ関係の本もあちこちいってたのをちょっとまとめてみた。


中学生のころに買った新潮文庫のはボロボロ・・・
カバーもなくなっています。
あ!
「四つの署名」がない!
ホームズじゃないけど、ドイルのジェラール准将ものも持っていたはずなんだけど、見つからなかった・・
どこにいったかな?


パスティシュや英語のペーパーバック。
緋色の研究がないぞーーー。
全部揃えたつもりだったけど、あれれ。



ハードカバーと新書。
ホームズ物語誕生100年記念で出版されたものが多いです。
ずいぶん読み返してないかも。



模様替えだけで体力がなくなり、結局以前より散らかっている有様。
如何なものかと思いますが、気分は変わったからよしとしますか。

TOEICの模試アプリをいれてみた

2012年09月02日 | ☆SHERLOCK祭
シャーロックにはまっているうちに英語の勉強もやっちゃおうと思って、TOEICに申し込んでみました。
自分のブームは長続きしないのは知ってるので、アツイウチニウテですよ。
毎日英語でシャーロック見てるから前よりずいぶん英語も耳に入るようになってきたし。

で、試験の準備のために参考書や問題集を買わなきゃいけないんですが、最近は何でもネットに上がってるから、世界でメジャーな試験であるTOEICなら、いくらでも無料のものがみつかるかもしれない。
と探したら、果たしてアップルストアにありました。

台湾のTOEICアプリ。
無料です。
常春藤という会社が出してます。
常春藤ってアイビーのことみたいです。

TOEICの模擬問題が2回分入ってて、リスニング試験もちゃんとあるし、答え合わせは自動でやってくれてスコアも出してくれます。

また解説もものすごく丁寧。
解説は中国語ですけど、中国語の勉強にもなるし、私にとっては一石二鳥。


今日は2時間かけて一通り模擬試験受けてみました。
時間もちゃんと測ってくれます。なんとかギリギリ時間内で全問解けました。


リーディングは最後の長文問題以外はさっぱりわかりませんでした。
文法とボキャブラリーが大いなる弱点らしいです。
リスニングはかなりわかったので、シャーロック効果が出ているようですよ。


解説の部分。


「~~するや否や、~~した。」
っていう表現、中国語なら、「一~~、就~~」
英語にこんないっぱい表現があるなんて。
英語は単語使いすぎじゃん。
中国語の方が簡単でスッキリしとるばい。

なんて文句言わずに覚えなくちゃ!

SHERLOCKと中国語学習の両立

2012年09月01日 | ☆SHERLOCK祭
今自分の自由になる時間はすべてSHERLOCKに捧げています。

そのため、ただでさえ最近勉強時間の減ってる中国語に接する時間が、限りなくゼロに・・・。
週一のレッスンには通っているものの、予習復習が全くできてないので、レッスン代がもったいないよ的な状況。

その状況を打開するよい方法を見つけました!
それは・・・・
「中国語字幕でシャーロックを見る」です。

ネットで見つけたC国のyoutubeみたいなサイトに上がってる動画には中国語の字幕がついてます。しかも英語学習者の便宜を図るというコメントつきで、英文字幕がついてるのもあり。

英文中文字幕併記は香港映画などでさんざん慣れ親しんだパターン。
私も漢字の国の人なので、字幕を追うのは英語より漢字のほうが圧倒的に楽。
中国語が全くわからなかったころでも、70%は中文字幕で理解してた。
もちろん、長い文章は今でもいちいちポーズしないと無理ですけど。
英語は見慣れてないせいもあり、ポーズしないと全く読めない。


この部分、ロリストンガーデンに着いたばかりの台詞。
効果音&BGMで聞き取れなかった部分です。
中文字幕:我有哪裡猜錯了嗎?
英語字幕:Did I get anything wrong?
日本語(私の理解):どこか間違ってたか?



英語字幕:Fire her.She's got it the wrong way round.
中文字幕:炒了她吧。她的方向完全錯誤。
日本語(私の理解):彼女はクビにしろ。彼女は完全に間違ってる。


クビにする。「炒」を使ってるのがすてき!
これはクビにする=炒魷魚(イカを炒める)と言う慣用句から、動詞だけを持ってきてるみたい。でもなんで「了」が入ってくるんだろう?
「炒她吧」ではだめなのでせうか?
ナゾは深まります。

ここの英語も「the wrong way round」って「round」がよくわかりません。
そういうイディオムがあるんでしょうか?

調べました。イディオムでした。
wrong way round
あべこべに, 〈左右・前後逆に〉・逆さに
 (weblio)


こんなふうに、SHERLOCKを楽しみながら英語と中国語の勉強にもなるって、私にとってなかなか理想的な状況。

中国語の字幕も時々間違ってたりするので、油断なりませんが、
一個みつけたのは、ここ



タクシーの中で第一次接近遭遇時の推理を説明するシャーロック
「軍医がトラウマを負うような戦場で、日焼けとくれば、イラクかアフガニスタンだ」というところ
英語の「suntan」部分がなぜか「苏丹-蘇丹」=スーダン と訳されていました。
スーダンか、イラクかアフガニスタン...って確かスーダンも長く内戦が続いてた紛争地区ではありますね。

こんな「ワナ」も仕組まれていますが、楽しいですね!
まだまだシャーロックにはまり続けますよ~^^

by far は最上級を強調する。はるかに。

SHERLOCK 第3シリーズ

2012年08月25日 | ☆SHERLOCK祭
イギリスで製作陣が何かのイベントのトークショーで「SHERLOCK」第3シリーズについてちょこっと話をしたらしい。
第2シリーズのとき、テーマを「WOMAN,HOUND,FALL」という3つの単語で表したのに倣い、今度のシリーズのキーワードを3語発表するというもっぱらの噂でした。

全世界が同じ条件でシャーロックの次回作について楽しみにしてるという、気持ちのよい状態。
こんなことはめったに味わえません。

そこで、私も「3つのキーワード」が何なのか、考えてみました。
以下、ツイッターにつぶやいたものなどの再録(+少々加筆)です。

-------------------------------------------------------------
シャーロック 第3シリーズのキーワードがいよいよ発表されますね!
何だろう?
「帰還」はいいとして、あとの二つなんでしょう?
シリーズがまだまだ続くなら、選び方も違ってくるかな?
個人的には「瀕死の探偵」やって欲しい。
あとミルバートンも。
四つの署名のワトスン結婚譚はないかな?


まだお題は出てないのかな。
英語ツイでも皆さんいろいろに予想と言うか願望を述べておられる模様。
「汗」「涙」「友情」ってコトでお願いしますw 


もいっこ、ミルバートンのところのホームズ婚約事件(「犯人は二人」)もやって欲しい・・。
ワトスン一夜漬け(「高名の依頼人」の陶器の勉強のくだり)も。
ワトスン撃たれてホームズおろおろ(「三人ガリデブ」)もいいけども。
これじゃ全然3つのお題になりませんがw。


ここで3つのキーワードが発表されました。

RAT WEDDING BOW

だそうです。


Sherlock series three: creators give clues about episodes
これだと次のシリーズで打ち止めっぽいですね。

----「BOW」は「最後の挨拶~His last Bow」を連想させるし、
「Wedding」ももしワトスンの結婚の話を描くとこまで来るなら、あのシャーロックとジョンの関係もとても成長したものになって、一種の完成を見るんじゃないかと言うことで、このシリーズが完結するかな。と言う印象を持ったのでした。


RAT

3つのキーワードのうちのRatって何だろう・・・・?
Ratがちょっとイメージできない。

スマトラの大ねずみ?
原作でやらなかった話で持たせるとは思えないけど、それともパスティシュを全部集めるとかかな?
あるいは完全創作でやるとか?
でもまぁ、ここで考えてても答えは出ないからあれこれ思いをめぐらせるのが楽しいわけだよね。


BOW

「BOW」って出ただけで、世界中みんな「わ~もう終わり」って思ったみたいだね。
私も思った。
でももともとこのクオリティーで10作以上は無理だろうと思っていたので、
まぁ仕方ないかな。


WEDDING

「Wedding」はジョンのと見せかけておいて、違うかもしれない
お得意のミスリード・・
それは大いにありうるよね~。
原作にも結婚にまつわる話はいっぱいあるから。
ジョンの結婚もいいけど、シャーロックの結婚詐欺も見たい。(←しつこい)

ジェレミー・ブレットのホームズを知らないなんて!

2012年08月25日 | ☆SHERLOCK祭
子供のころからのホームズ好きでした。
他にもいろんなものが好きですが、(このブログの一番下に好きなものを羅列しています)
一番長く好きでいるものは、間違いなくホームズ物語です。
そしてその好き具合は、人生のいろいろな段階で、底に沈んだり、水面すれすれだったり、空高く飛び上がったりしてます。



で、今日の話は何かと言うと、ジェレミーさんです。
いわずと知れた、グラナダTVのテレビドラマでシャーロックホームズを完璧なまでに演じきったと最高評価の俳優、ジェレミー・ブレットです。


このグラナダ版のテレビシリーズが日本で始まったのは1985年。
当時、私は寮生活をしていてテレビを見られませんでした。
(私がテレビを買うのはいろいろあって、結局10年後の1994年)
そんなわけで、不幸なことにこのグラナダ版のホームズはあまり見ていないのです。
両親は気に入っていたらしく、帰省時には録画を見たりできました。
印象は「すごいホームズだな~。セットも雰囲気も原作ぴったり」。
その当時私が見たことのあった映像化作品は、スピルバーグの映画「ヤング・シャーロック」とフロイトが出てくる「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(ニコラスメイヤー)」だけで、それと比べての感想ですが。


中学生のころにぼろぼろになるほど読み込んだホームズのムック本に「名探偵読本シャーロック・ホームズ」と言うのがあり、その表紙のイラストが当時の私のホームズ像でしたが、


↑これ

もっとシャープで、きれいな顔したホームズでした。
そして、すごく気取った動き。
話し方。(とはいっても当初は「山さん」の吹き替えしか見てなかったんですが)
ビクトリア時代のイギリスの風俗について無知なので、原作読んでもイメージが難しかった町並みや、登場人物の服装などもビジュアル化されて非常に興味を引かれるものでした。


2000年ごろにになってやっと、NHKの再放送をビデオに録りはじめ、20タイトルくらいは見たのですが、あれよあれよと言う間に時代はビデオからDVDになり、デッキも壊れて見られなくなってしまいました。


で、このSHERLOCK祭りに至るわけです。

シャーロック役のカンバーバッチ君の身のこなしなどが、ジェレミー版ホームズに近いな~とか思っていたら、やっぱり意識していたようですね。
そして、私がボーっとしている間に、世の中には「グラナダ版ホームズでホームズに出会った!」というカンバーバッチ君のような人々で占められ始めているのだということに気がついたのでした。
SHERLOCK関連のファンサイトを回っていてもそういう方が多いし、グラナダ版はこの21世紀の世の中では「正典~キャノン」なんですね。

俄然あせり始めました。

見なくては!
世の中から取り残される!
なんだか原作読んでなくてもグラナダ見てればオッケーっていう雰囲気すらありますよ。
そういう意味でも「キャノン」です。

まだ家にはDVDなどの再生装置がありませんので、しばらくはネットで字幕の無いのを見るしかありませんけど、ちょっとづつ見直して行くつもりです。
で、そのうちにハードを購入して、ソフトもそろえようと思います。
(全巻そろえたいものが増えてきた・・寅さん、コロンボ、グラナダ、SHERLOCK!)
ネット検索してもグラナダファンの方のサイトなども充実してますし、楽しみが増えました。

SHERLOCK STUDY IN PINK-PILOT

2012年08月17日 | ☆SHERLOCK祭
この写真BBCジャパンさんにいただいたのですが、えっと何のシーンの写真でしょうか?
思い出せません・・・・




見てしまいました。
パイロット版の「ピンクの研究」
面白かった!
一応解説すると、このパイロット版は本放送決定前に企画段階で作ったもののようです。このパイロット版があってこその本放送。
放映はされませんでしたが、第一シリーズのDVDに収録されています。


話の流れ

・ジョンのセラピー
・ブリクストンの事件発生~アンダーソンがちょっとまとも
・ジョンとスタンフォドの出会い(原作どおりちゃんとランチしてる!)
・シャーロックの乗馬鞭、あちこちメール、ジョンとの出会い
・221B(ハドスン夫人は1回のお店をやってる設定)
・レストレード~事件現場へ~Houston!We have a mistake!PINK!~この辺本放送と同じ
・屋根のシャーロック
・ツゴウヨケレバスグコイ、ワルクテモコイ
・ニコチンパッチ3枚~犯人にメール送る~ピンクのスーツケース~ノーザンバランド22番地をアンジェロの店で張り込み~ボーイフレンドいる?
・酔っ払いの振り~薬を盛られる~タクシーに乗る
・2つのカプセル問題はなんと221Bで!
・確率ではなくチェスだ!
・弾丸
・毛布
・手は洗ったのか?
・ディナー~彼の医者だ。END


英語のみで字幕もなかったので、細かなところがわかってませんけど。

パイロット版は60分(正確には55分だそう)
本放送は90分

30分で増やされたのは、おもに以下の部分

・最初の3つの事件&記者会見
・マイクロフトの登場シーン
・カーチェイス
・ドラッグバスト
・携帯のGPS
・モリアーティ

増えた部分はどっちかというとお遊びの部分ですね。
大筋はあまり変わらない。
でも楽しいシーンを増やしてくれました。
(特にカー対徒歩チェイス&マイクロフト)
台詞も7割方一緒だったような。


アンジェロがいい味出してた。
ジョンは、本放送のよりももっとハードな感じがする。
本放送のときは病んでる感前面だったけど、こっちは軍人感がぎらぎらしてるような。

シャーロックは本放送より若くて軽い感じ。
こんな感じならどこにでもいそうな若者。
たぶんしゃべり方のせい。
服装も普通ぽかった。
本放送はかなり低い声で話してるんだな~とわかりました。

で、タクシーが怪しいということを、このシャーロックは早くからわかっている。でも本放送のシャーロックはちょっと頭の回転がこっちより悪いのね。

それとシャーロックと犯人のカプセル対決シーン、シャーロックが薬で自由を奪われているという設定はいまいち面白くないですね。
ガチンコ勝負の本放送のほうがいい。




細かなことを・・・

ジョンの携帯がiphoneだ。
ハドソンさん、同じ女優さんなのに老けてる
221Bの部屋がきれい
ドノバン巡査部長の印象薄い
屋根に上るシャーロック無駄にかっこよかった。
~~バスカヴィルのときもそうだけど、「○○と煙はなんとやら」~~
二人の出会い場面が殺風景なPC室だよ


マイクロフトもモリアーティもでてこない純粋に1個の事件。
(私の)原作のイメージに合うのはこっちですね。
この感じだと原作どおり60作作ってもらってもいいんじゃないかって思いました。
普通にテレビシリーズでやってけるよね。


今の本放送の作り方だと、10作以上は無理じゃないかって気がする。
作るほうも見るほうも、身が持たないし(笑)、あんなになんでもかんでもモリアーティがらみにしちゃったら、後が続きにくいよね。
ジム死んじゃったし(だよね?ね?)


同じベースのドラマのビフォーアフターって感じでとても興味深かったです まる。

SHERLOCK S1E3 モリア~ティ

2012年08月16日 | ☆SHERLOCK祭
The Great Game 「大いなるゲーム」
いよいよ、モリアーティが本格的に登場します。
そして、ジョンもシャーロックの助手的なお仕事をしていますね。
情報収集。
そして楽しそう。
病院の仕事はやめちゃったのかな?
居眠りのし過ぎで?
でもサラとデートに出かけるんだよね。
~~そしてジョンとモリーのブログのコメント欄読むと、ジョンが約束してたのに来ないってサラが心配して書き込みしてる~そのころジョンはモリアーティに捕まってました。

今回は1回90分のお話の中に、謎がいくつも出てきて、それをシャーロックがどんどん解いていきます。まるで早押しクイズみたいに。
一個一個の謎は、どれをとってもそれひとつで一本番組作れそう。
まるでジェットコースターです。

0.ブルースパーティントン設計書~カドガン・ウエストじゃなかった、アンドリューウエストの死。
1.カールパワーズ~20年前の水泳選手の死
2.ヤヌスカーズ~保険金目当ての殺人偽装
3.コニープリンス
4.贋作フェルメール



「ブルースパティントン設計書」
これは原作をまったく同じように使ってあって、うれしかった。名前はアンドリューに変わってたけど。
電車に轢かれたに見えたのに、切符を持ってないってところとかまったく同じで、犯人も動機も同じでした。現代では機密はフラッシュメモリに入ってましたね。

※(2012.10.17追記)犯人と動機は「海軍条約文書事件」のほうでした。

思ったことを思いついたままに。
タクシーによく乗りますね。
原作では辻馬車を乗りこなしていました。
だからタクシーになるんだよね~とは思うのですが。
そんなに収入が多いようには見えない(でも第二話では300万円の報酬を受け取ってましたが)のにあんなにしょっちゅうタクシー・・・ってことはロンドンのタクシーって台北並みに安いのかな?
普通の人がじゃジャン使える程度に?
東京に住んでる私の場合、タクシーには1年に1回乗るか乗らないか、です。
これが庶民感覚でしょ?


ロンドンってあんなに星がきれいなのか・・・
シャーロックとジョンがゴーレムを探しに行く途中、
路地から夜空を眺めて星がきれいだと言う場面。
これって、原作にもどこかにあったはず。
天体に関する知識がないけど、知識はなくても鑑賞はできるよ。って。
で、その星空が確かにきれいでした。
東京ではどうがんばってもあんなふうには見えません。
ロンドンは暗い街なんだろうと想像がつきますね。



英文法は正確に

冒頭、ベラルーシまで依頼人に会いに行ったシャーロック。
事件もつまらなかったし、依頼人がイギリス人なのに英語の文法がなってなくてそのたびに訂正するシャーロックに受けました。
あ、私シャーロックに会っても、英語しゃべるのよそうと思いました。


ニコニコマークにピストルを打ち込む


原作にあるとおりです。
原作はニコニコマークじゃないけど。
それをハドソンさんに咎められて、にやっとするシャーロックがいいですね。
その後すぐに爆発が起きます。その間もいい。

爆発した向かいの建物。
どうやって撮影したんでしょう?
壊すわけには行かないでしょうから、おっきな絵を描いて壁に貼ったのかな?
それともCG?


部屋の中でコート着たままテレビ見てたシャーロック。
そのカッコでひざをかかえてテレビに突っ込みいれてました。
かなり、ツボでした。

SHERLOCK S1E2 黒い蓮

2012年08月15日 | ☆SHERLOCK祭
The Blind Banker 死を呼ぶ暗号

冒頭のジョンの自動レジとの格闘、シャーロックの謎のアラブ人(インド人?)との格闘が面白い。
あの覆面の人は依頼人だったの?
なんとも乱暴な。

しかしこの二人の同居は面白いですね。
買い物にも行かないシャーロック。
人のパソコンを勝手に(パスワードまで破って)使うシャーロック。
ジョンはシャーロックの報酬を山分けにしてもらってよいと思います。

今回はシャーロックの学生時代の友人からの依頼。銀行の重役になってるらしい。報酬は2万5千ポンドでした。
手付けをもらうとき、シャーロックが「金には興味ない」と言って受け取らなかったけれど、ジョンが代わりに受け取りました。
で、小切手の額面を見て「これを受け取らないって言ったのか・・・奴は?」みたいな顔していたのが面白かった。

E1でもそうだったけど、シャーロックってなかなかコートを脱がない。
銀行で怪しい動きして落書きメッセージの見え方を確認するときも、コートも手袋もしてた。銀行のオフィスだったら暖房がんがんじゃないのかしら?
暑くないのかな?


担当刑事はレストレードでない人。
原作にはよくあること。
アジアの秘密結社の暗号が事件の鍵。
この異国趣味や秘密結社ネタも原作にはよくあった。

第1話はよく走るジョン&シャーロックだったけど、第二話はかなりアクション多目。格闘シーン、銃撃シーン。


ところで、スーリンが殺される直前に兄にかける言葉。
中国語だと思うけど、どこの方言かわからない。
「タイコー」って言ってる?
「大哥」のことだよね。
広東語かな?



モリー、きっと髪型のことをどうのこうの言ってもらわなくても、モリーは協力するんでしょうね。
それと、この回でジョンに彼女ができますね。
彼女とはまだいえないのか?でもデートする相手サラ。
そのデートになぜかシャーロックもついてくる。
この辺のシャーロックの空気読めなさジャイアン振りが素晴らしいです。

サラもなかなかすごい度胸の持ち主で、結構ジョンとお似合いだと思うのですが、ジョンのブログによると、ニュージーランドまで旅行に行ったけど別れちゃったんだそうです。
第3シリーズでよりが戻って結婚なんてことにはならないかなー?



脚本的に不自然に感じた点。

1.スーリンがチャイナタウンに住んでる。
しかも物の受け渡しをしている、組織の店のすぐそば。
ありえないでそー!
スーリンは組織から逃げてイギリスまで来て5年。
定職についてるんだし、住むところ別に探せたはず。
間違っても、組織の連中にばったりあってしまうかもしれないチャイナタウンには足も踏み入れないはず。

2.ルーキスが死の当日図書館で借りた本が手がかりになるけど、あの警告を見たあと、悠長に貸し出し手続きするだろうか?
殺し屋がまだ図書館にいるかもしれないのに?

この二つはリアリティーに欠ける点として特に気になった。


これは中国が大きなファクターになってる話だけど、中国人の感想を読みに行ったら、なかなか興味深かった。
「イギリス人から見た中国って今もあーゆーイメージなんだ。溜息」とか、
「興行名目じゃなきゃ入国できないってどういうことだ?!」とか、
「お茶の葉をあんな手づかみして淹れるなんて考えられない!」とか。
「博物館のシーンで命を狙われているのはスーリンなのに、何で二人ともスーりんのそばをはなれるかなー?」とか。これは私も読んで初めて、なるほど!と思いました。



ほかにも、雨に濡れた電話帳を見てスーリンの家に忍び込む展開はいろいろ無理がありすぎでは?
と思ったけど、そこはシャーロックの凡人離れした観察眼が何かを掴んだことにすればOKか。

原作ドイル氏もかなり強引なこじつけで書いてましたけどね。


SHERLOCK S1E1 ピンク色の研究

2012年08月14日 | ☆SHERLOCK祭
第一シリーズと第二シリーズ、あわせて6話の「シャーロック」が作られていて、何とか全部見ることができました。
テレビ放映時は、冒頭見逃したり、途中で居眠りしたり、トイレ行ってて見逃したり、ちょっと散々だったのですが(そんなことでファンと言えるの?!)
第二シリーズはNHKオンデマンドで、第一シリーズはGyao!ストアでストリーミングを買って(期間限定)じっくり見てます。


「ピンク色の研究」は記念すべき第1作。
正典の「緋色の研究」をきれいに踏襲したジョンとシャーロックの出会いのシーンがあり、とっても楽しい。

どこかのブログで読みましたが、
この話はなんとほぼ2日間の出来事です。
厳密にはジョンの従軍時代の回想やカウンセリングシーンも入りますが。
(あと事件の発生は10月~1月にわたる)

1日目。
従軍時代の夢を見て目覚めるジョン。
公園を散歩中に旧友のスタンフォドに会う→クライテリオンバー→バーツでシャーロックに会う。夜宿舎でシャーロックをググる。

2日目。
夜7時ベーカー街221Bでシャーロックと再会。そこへレストレード現れる→なぜか二人で事件現場へ→謎の男に拉致られる→宿舎に拳銃を取りにより、ベーカー街へ→ニコチンパッチ&ピンクのスーツケース→ノーサンバランド通りのレストランへ→タクシー追跡劇(ジョン杖は?)→ベーカー街に戻るとヤクのガサ入れ中→タクシー運転手に誘い出されるシャーロック→追跡するジョン→二者択一ゲームシャーロック危機一髪→ジョンの一撃→モリアーティ!!→毛布→謎の男は弟を心配すお兄ちゃんでした。


以上。


2日目の密度がこゆいですね!


ちょっとした疑問

2日目のベーカー街221Bでの待ち合わせは午後7時だったけど、あんなに明るいのかな?でも次のタクシーの車内のシーンでは街がすっかり暗いので、ぎりぎりの時間ってことかな?



SHERLOCK関連BLOGめぐり

2012年08月09日 | ☆SHERLOCK祭
さて、シャーロックにはまりまくっているこの夏の私ですが、ネット上を見回すと、おおぜいの方がブログなどに感想をつづっていらっしゃいます。

SHERLOCKでブログ検索した結果

皆さんどれもこれも愛にあふれてるし、またシャーロックもびっくりの深い洞察力でレビューされてる方も多く、ほんと「すごいな~」と楽しんでます。
私も自分の気持ちの赴くままに感想を書き散らしていますが、つくづく思うのは自分の文章力の無さ。
読み返してがっかり。
あ~年のわりに幼稚な文章・・・。


このブログをはじめたのは2004年。
実はその前にはホームページを持っていて、今より熱心に文章書いていました。
頻繁に掲示板に書き込みもしてたし。
メル友さんもいたし。
その前は文通とかよくしてたし。
日記は中学生くらいからつけてて、
とにかく文章はかなり書いているのですが、一向に面白い文章はかけません。


関西人は常に「オチ」を考えながら話をしてるとか。
私、そんなこと考えたこと無いなぁ。
面白くなるはず無いか・・・。


そうそう、中1のころ、これも父に買ってもらった
「文章が上達する本」(うろ覚え)
おそらく父が私に若干の英才教育(?)を施そうと買ってくれたような気もしますが、
その本に「文章上達の第一歩として、気に入った文章を書き写せ!」と言うのがありました。

そこで、私が当時気に入っていた文章の代表として、シャーロックホームズの「緋色の研究」をノートを買ってきて書き写し始めました。
書き写し始めましたが、元来飽きっぽい私の性格では2ページ、3ページとは続けることができなくて、簡単に挫折。

私の英才教育は、しょっぱなから暗礁に乗り上げたのでした。

ブログも書き続けていればいつの日か、いい文章を書けるようになるんじゃないかと、はかない望みを抱いていますが、あと30年位したらちょっとはましになってるかも(笑)。


SHERLOCK S2E3 ライヘンバッハ

2012年08月08日 | ☆SHERLOCK祭
堪能しました。そして、「萌え病」はかなり治癒しました。
満足満足。

脚本は練りに練られているし、役者の演技も素晴らしかった。
モリーもちょっと救われた。
でもジョンの精神状態が心配。
全部嘘なんじゃないかと疑い始めるととまらない。
面白かった。

原作の本質というかファンが思う「ここは大事」という部分をぶれさせることなく貫いているし、またその部分を大胆に深く追求している。だからファンが喜ぶ。モリアーティとホームズがなぜ好敵手足りえるのか、原作ではホームズの口でしか語られていないので「妄想か?」と後世の人かちゃちゃを入れる余地があるわけだけど、そういう解釈も全て踏まえての「フェイク説~ジムの罠」は気持ちよかった。


以下いつものように激しくネタバレです

●コネタ
・手錠でつながれたまま逃げる二人
・プレゼントにお愛想言えないシャーロック
・ホームレスはスマホ持ってるんだね~。

●モリー、ああ、モリー

モリーはこのドラマ全編を通して、いい味出してます。
病院の死体安置所にいるくらいなんだから、それ相応の専門家のはずだけど、シャーロックに片思い中で、彼の前に出ると普通の女の子になっちゃう。
シャーロックが、モリーを利用したいときだけ、彼女に関心があるようなちょっとした事(髪形変えた?とかw)をいうのも、利用されてるってわかってる。
--このへん、モリーのブログを読むとわかる。
見ているこっちが切なくなっちゃう。

S2-E1では、シャーロックに持ってきたクリスマスプレゼントについて、めちゃめちゃにひどい仕打ちを受けるけど、彼女は受け入れている。(さすがのシャーロックもそのときは、謝った。レストレードのファーストネームは知らなかったけど、モリーのフルネームは知ってる・・いやプレゼントに名前書いてあったね。それ読んだ?)

そのモリーがこの回では大活躍。

描かれてないけど、裏でも大活躍してるはず。

ジム・モリアーティにIOUゲーム(いやそんな名前じゃないけど)を挑まれ、顕微鏡を覗き込みながら思わず「IOU」とつぶやいているシャーロック。
そしてそんな様子をジョンには気取られないようにしていることにも、モリーは気がついていて、「助けが要るときには思い出して」と言う。「私なんて物の数に入ってないでしょうけど・・・」っていうのは、嫌味と言うより純情。

シャーロックはその時点ではきっと何を言われたのか、あまりよくわかってないんだろうなぁ。自分の窮地をジョンに気取られまいというのもおそらくは無意識だから。


でもいろいろあって、ジムにかなり追い詰められたことがわかったシャーロックは、ラボのモリーをたずね、ある頼みごとをする。

このシーン、モリーの純情を利用しようっていういつもの習性と見ることもできるけど、やはりここは彼の中で変化があったと思いたいな。「いつも信頼してた」と言う言葉も、本心だと思いたい。

結構モリーに感情移入してます、ワタシ。
こういう人多いんじゃないかな?
だって、この話、普通の感覚の登場人物が少ないんだもの。


●モリアティーの中の人スゴイ

21世紀版「シャーロック」に登場する、モリアーティの第一印象は「えっ?このヒトなの?!」でした。
あまりに若い。小柄。童顔。

でもじわじわくるものがあり、プールサイドのシーンもよかったし、このS2-E3はまさにジム・モリアーティ劇場でした。気持ち悪い。底なし沼のような目。そして童顔。次の表情が予測不能。

この役者さん、いい仕事してる。
普段もこんなサイコなんじゃないかと心配しちゃいましたが、そうではないようです^^;
展開はある程度予測してたんですが、タブロイド記者キティーの部屋でのジム(リッチ)の演技には、ひざをたたいて喜んじゃいました。すごい!!

このドラマ、どっぷりはまってる私ですが、あまり中の人たちには興味がなかったんです。シャーロック役の役者さんも、いい仕事してると思うけど、役を離れたらシャーロックじゃないことは明々白々だし。ジョンにしてもそう。
でもこの役者さんには興味を惹かれました。
役者ってなんだろう?と思っちゃいました。役に入っている間、本当に別の人生を生きてるんじゃないかと思わされる、そんな演技です。イギリスではこの演技で賞を獲ったそうですね(ジョン役の人も獲ったらしいです)


●絶対あやしいマイクロフト
このドラマでのマイクロフトの扱いは、原作よりも格段に重要になってます。
(原作では登場回は少なく、兄弟仲はよく、弟は兄を敬愛している)
シャーロックよりも大人で、いつも弟を心配し、でも弟には反発されている。
ジムにも深くかかわり、このエピソードでは
国家のために弟を売ったことになってるけど・・・・。

本当にそうなんでしょうか?

と思わせる何かがマイクロフトにはありますね。
シャーロックと違い、裏の裏がありそうな深みのある人物です。
おもちゃの取り合いだけじゃない、どんなうらみつらみがこれまでこの兄弟にあったのか、興味深いですね。


●シャーロックの半生とは?

そのマイクロフトがジムにシャーロックの半生を話してしまうらしい。
どんな半生なんだろ?
気になる。
育ちのよいボンボンに見える今回のシャーロック。
どんないろいろがあるのでしょう。
気になる。


●トリック
遺体置き場とモリー、ゴムボール、ぶつかってきた自転車
わきの下にゴムボールを挟むと脈が消えるって話。
前にどっかで聞いた。
何かのトリックに使われてた。
実際にやってみたら、見事に脈がきえた!
これなのかな?

はじめ私が考えた、シャーロックが自殺偽装したトリックは・・・
・シャーロックはあの歩道ではなく、その先のごみ収集車の上に落ちた。
・そしてあらかじめシャーロックに似た背格好の死体を用意してもらって、
 にシャーロックの服を着せて転がしたのかな~

と思ってたんですが、
でもやっぱりシャーロックの顔だし。
駆けつけたジョンがシャーロックの手を取ったときに、もともと死体じゃ硬いだろうし、冷たいだろうし・・・???

で、自分の中でこのの案は却下となりました。

今私の考えるトリックは、
・シャーロックはあの歩道ではなく、その先のごみ収集車の上に落ちた。
・そしてゴムボールで脈を消して、血糊べったりかぶって(おそらく500cc?)
 歩道に転がった。

目撃者たちは協力者だったのかな?


●シャーロックの成長

シリーズ1の「ピンクの研究」でのジョン&シャーロックの邂逅の地点から、二人はそれぞれに変化してきた。
特にシャーロックは、孤独で人間的感情を排除して生きてる高機能ソシオパスから、このFALLでの友人に対する自己犠牲を払おうとするところまで、ものすごい人間的成長を遂げています。

このシャーロックの変化(成長)をサスペンスの合間に覗かせていったのが、このシリーズがここまで視聴者に支持された理由のひとつじゃないでしょうか。

ゲームの完成を目指してたジム。
シャーロックの行動もエンジンはその辺にあるとは思うけど、結局究極の選択を迫られたときには、ゲームではなく天使の側にいる人間としての生き方を選んだ。

泣かせる・・・。
だから、モリーに看破されたように、「ジョンの見てないところで悲しい顔」になってしまった。にんげんだもの(by相田みつを・・・違!)



●ジョンの吐露

苦しくて自分でどうにもできないから、セラピストのもとを訪ねたジョン。
(18ヶ月ぶり。ってことはシャーロックとの同居もそのくらいかな?)

シャーロックと行動を共にするようになって、実はジョンも変化がおおいにあった。

戦地から帰国した後、
「この世には自分だけ。自分には何も起こらない。」
っていう精神状態で、腕は震えるし、脚は言うことをきかない(しかも心因性)
孤独でどん底状態だったジョン。

シャーロックと事件に巻き込まれていく中で、手の震えもなくなり、杖なしで歩けるようになり、ロンドンの街を縦横に走ることさえできるようになった。
生きることにはりが出てきて、毎日をスリリングに充実して過ごしていたジョン。


ジョンにとってもシャーロックが必要不可欠だった。
ジョンは、どの時点でそのことに気がついたのかな?
ジョンが言いたかったけど言えなかったこと。
お墓の前で、それを口に出していうことで、涙をぬぐい、軍人らしく回れ右して歩いていけたジョン。

何度見ても涙が出る。
私にはこんな経験ないのに。まるで自分が経験してるかのような胸の痛みを覚える。
ほんとに上手い脚本と演技です。



●コインの裏表

原作で、ホームズは自分のことを世界で一番強大な犯罪者にもなれる。
と言う意味の発言をしています。
それってモリアーティのことだよね。

で、今作。
ジムとシャーロックはまさに「君は僕、僕は君」と言う結論に到達します。
二人の違いはただ、「天使の側にいるかどうか」この一点のみ。
いえ、以前はそうだったんですが、もう違ってたんですね。

シャーロックには、すでに「ジョン」や友達がいたんです。

前はいなかったけど。
骸骨だけが友達だったんだけど。

でもそう考えると友達の命を引き換えにゲームの完成を迫ったジム。
ちょっと矛盾してるかな。
やっぱり友達や愛する人込みで天使の側なのかな。


なぜ、ジムが自ら命を絶つのか。

ジムにとって世界は退屈な場所。
シャーロックをFALLさせたあとは、きっと恐ろしく退屈な世界しか残っていない。
だから、このゲームに自分の存在(命まで)をすべて使って、楽しみたい。
そんな感じかな・・・
と思います。

さて、いろいろ書きなぐりましたたが、第3シリーズも決まっているらしいので、しかも「空き家の冒険」から始まるらしいので、S3-E1ではこの種明かしを盛大にしてくれると思っています。
期待!



SHERLOCK S2E1 The Woman

2012年08月07日 | ☆SHERLOCK祭
中学生のころから「アイリーネ・アドラー」(延原謙訳風に)が好きになれなませんでした。ファンの間ではアイリーンはすごく人気のあるキャラで、原作の「ボヘミアの醜聞」もとても人気のエピソードではあります。原作において、おおよそ(恋愛対象としての)女性に興味のないホームズが、唯一心から賞賛し認めた女性となっているのですが、おそらくその設定に思春期の私はやきもちを焼いたのでしょう(笑)。
中学生らしいですね。

その気分は、実はずーっと変わらず、今の今まで引きずっています。
(なんと、成長のない!!)
なので、アイリーンの登場する「A Scandal in Belgravia」も若干斜に構えた気分で見始めました。

「アイリーンめ、ワタシのシャーロック・ホームズに何をする~!」的な・・・ww

見終わっても、やっぱり似たような気持ち。
もちろん、面白かったのですが。
一緒に見ていた夫は、すっかりアイリーンを気に入ったらしく、女優さんの名前とか調べていました。
確かにきれいでしたね。


さすがに今の私は大人ですので、作品の評価に感情を持ち込まないこともできます(笑)
ええ、できますとも!
ジェラスとは切り離して、感想などを書いていきますかね~~。

以下ネタバレ注意


すっかりジョンはシャーロックの助手ですね。
病院のアルバイトもやってないみたい。
パソコンを持って現地捜査。
スマホのカメラでもいいような。
なんか、ラップトップ落として壊しそうじゃないですか?

宮殿でのホームズ兄弟のやり取りは楽しい。
何だかんだいっても仲がよいですね。

ツボだったシーンは

・アイリーンの家で「通報しよう」というジョンの言葉を受け、
 拳銃を空に向けて数発発射「すぐ来るよ!」
 なんというか、手っ取り早いですね。

・221Bに押し入ってハドソンさんを縛り上げた賊に対する仕打ち。
 「警官と救急車を呼んでくれ、重症だ。窓から落ちたみたいだ」
 って、誰のこと?誰も窓から落ちてないよ~。
 と思っていたら、それは予告だったのでした。

このあたり、シャーロックが良(常)識がないのを端的にあらわしてて、面白い。
このシリーズでは、シャーロックのこういう常人離れをコミカルにちりばめてくれるのがすごく楽しい。


●シャーロックと女性、性的なもの

このテーマについて、あまり考えたくない。
ワタシにとってのホームズは永遠のvirginでいて欲しいんです。
だって、ファンタジーなんだもの。
彼の存在そのものが、ワタシにとっては。
やっぱり子供のころに愛してしまったキャラだからかな?

作中でもシャーロックは「virgin」と呼ばれていますね。


●シャーロックとアイリーンの対決

原作では、シャーロックは完全にアイリーンに打ち負かされちゃいます。
だから自分を圧倒した存在として、アイリーンが心に刻まれちゃうわけなんでしょう。

この作品でも、もちろんシャーロックは常に圧倒されていきます。
もちろん、健闘はしますよ。
でも切り札は常にアイリーンの手の中にあり、シャーロックができるのは、彼女のメールを無視することくらい。
メールの着信音を変えたりもしないのね。
聞きたいのね、あの声を(!)

そして、ラスト近く、「情にほだされて」大きなミスを犯してしまうシャーロック。
なんて世間知らずでうぶなんだと、兄のマイクロフトが嘆きます。
う、屈辱・・・。
で、パスワードの解除。


ここで終わりでよかったんでは?
競り合ってきた二人の対決がアイリーンの圧倒的勝利に終わり、でも最後に挽回するシャーロック。
でも総合点ではアイリーンの勝ち。
で、彼女が「The Woman」として永遠に彼の心に残る・・・・。

そうなると、ラストの落ちが、蛇足に感じました。
ラストの処刑シーンは、何のために入れたんでしょうか?
おそらく、作った人はアイリーンとのエピソードにワタシの100倍くらいの思い入れがあるんでしょうね。
もうひと発展ほしかったのかな、と推測します。

やっぱりジェラスとは切り離せない感想になっちゃいました。


「SHERLOCK」と「Dr.HOUSE」

2012年08月06日 | ☆SHERLOCK祭
昨夜 NHK-BSで「シャーロック」第二シリーズ3話目「ライヘンバッハ・ヒーロー」を見ました。
ネタバレいろいろ見聞きしてたけど、期待を裏切らない展開で、とても面白かった!

日曜日は朝から「シャーロック」始まるのが楽しみでしょうがなかった。
テレビ番組をこんなに心待ちにすることってあまりないことです。


とはいえ、ワタシにもお気に入りの番組があります。


BS-Dlifeでやってるアメリカのテレビドラマシリーズ「ドクターハウス」。
医療ドラマだけど、安楽椅子探偵譚的な話で、一話完結で、めちゃ面白い。
ハウス医師のキャラクターがよい。
孤高の天才で、変人で、性格曲がってる。
社会的協調性が皆無で、唯一の友人ウィルソンにも憎まれ口ばかり。
あ、ホームズだ。

ハウス≒ホームズ
ウィルソン(ハウスの唯一の友人、いつも味方)≒ワトスン

むーん。
やっぱり好きになるものって、共通点があるんだな。
というか、私の好み偏りすぎでしょ(笑)


ドクターハウスはDlifeで第一シーズンをやってます。
まだまだ続くので、「シャーロック」次のが見られるまで、これで我慢するかな~。

SHERLOCK S2E2 HOUND

2012年08月05日 | ☆SHERLOCK祭
「バスカヴィル家の犬」。原作ホームズの中でも特に好きな作品です。
写真は英語版と中国語版と新潮文庫版。

「シャーロック」、第2シーズンの2作目。
感想を思いつくまま書いていきます。
(私にしかわからないかも)

以下盛大にネタバレしています

最初の血まみれホームズ。
原作の黒ピータの逸話ですね。
でもほんとにあの格好で地下鉄に乗れるのかな?
銛って危険物じゃないのかな?
持ち込み可???

タバコがすいたくていらいらしているホームズ。
ちょっとかわいい。
部屋中をめちゃくちゃにしてタバコを探すホームズ。
最後スリッパの中を見るのも、細かいね。
原作ではタバコを「ペルシャスリッパ」の中にしまってる。

あ、二人の部屋のTVはサムソンだ。
そういえば、イギリスではテレビのことをTellyって言うのですね。

依頼人ヘンリーのタバコの副流煙を吸い込むシャーロック。
さもしいよ・・・
可笑しいけど。
プライドないのかな(笑)
ニコチンパッチじゃ効かないのかな?
それともパッチもやめてるのかな?
このシーンだけでもシャーロック、十分奇人。


ダートムアの奇岩の上に立つシャーロック、かっこいい。
でもあの奇人振りを見た直後だから、かっこつけてるだけにしか見えない・・(泣)

ジョンの歩き方。
軍人風の歩き方の演技かな?
懐中電灯の持ち方も一人だけ違ってて、かっこよかったけど。


暖炉の場面でシャーロックが恐怖を感じて「感情」というものに恐れを抱くところ。初見ではよく飲み込めなかったのですが、今見てきた魔犬が怖いのではなく、ないはずのものを見たこと、自分の見たものが信じられないということが初めての経験で怖いんでしょうね。
そんなことしょっちゅうある凡人の私にはすぐには飲み込めませんでした。

そしてそのとき口走ってしまう
「僕には友人はいない」の一言。
でも翌日ちゃんと「友人は一人だけいる」と訂正していました。
原作では「友人はワトスンだけ」という認識はちゃんとあるホームズですが、このシャーロックは、その段階にいたるまでにステップがあるんですね。
ジョンに出会うまでのシャーロックの孤独振りが思いやられてほろりとしちゃいます。

第1シーズンから5作目まで少しずつ、シャーロックとジョンの関係を積み重ねてきているのもこのシリーズの面白いところ。
二人がどんな風に友情を培っていくか。
毎回「ゲイカップル」と誤解されるというギャグが挟まれるのもご愛嬌。

原作を読んでいたときは、ホームズの天才を敬愛するワトスンとホームズの友情をもう出来上がっているものとして、なんの疑問も感じたことがなかったけど、今回のドラマではこの二人がどうしていっしょにいるのか、考えながら見てる。


シャーロックはジョンのことちょっと所有物のような風に見てるのかな?
ジョンで実験なんて。
鬼畜。
許すジョンもすごい。


ワタシのお気に入りシーン

・ジョンにコーヒーを入れてくるシャーロック。
 ちゃんと飲んでくれるか心配そうに見てる様子がめちゃかわいかったけど、
 実は別のたくらみだったとわかり、にやっとしてしまいまいました。
 ひっかかった!

・「マインドパレス」
 シャーロックの頭の中を視覚化する試みが大成功している。
 間違いなくこのドラマのすばらしいことのひとつですね。



YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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