おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

この期におよんで ゴメンなさい ?

2021-11-24 | マンション管理関連試験等サポート   

 

 

本番を前にして 残すところ数日 というところで 理論ではなくて 受験場

での つまり本番受験上 の こころがまえ というか 解答の手法というか 

そうしたこと関連の心配事 の 相談も あったりします

 

『 某受験予備校の講師は 次のようにすると良い と言い切っているのです

  ・・・が ・・

  そのようにしなければならないでしょうか そのようにしないと 合格は 

  ムリなのでしょうか ?


 ・個数問題(正しい肢は 何個か というような問い方) と 長文の肢の羅列

  のものは 時間をとられるので 後回しにしなさい

 ・自分の得意な分野から 答えなさい

 ・解答用紙へのマークは 15問ごとに付しなさい(そうすることによって

  問題だけに集中でき かつ マーク作業だけに集中できるのだから)

 ・難問は避け ひととおり進んでから後で検討することにしなさい しかし 

  解答用紙へのマークだけは一応しなさい

 ・マーク見直し時間を○○分 とる などのいくつかのルール は 必ず実行

  するようにしなければいけません

  ナドナド アドバイスされているのですが 本番会場でそのようにできるか

  どうか という そのこと自体が とても気になってしまって・・・』

 

 

国家試験といっても サマザマ   受験生の思考のありようも サマザマ です

・受験生のオオヨソにとって 時間との戦いになることを想定の上で 作成されて
 いるもの

・受験時間そのものが 昼食のホボ1時間を除いて 連続5時間 というもの

・法別の出題がなされ 問題用紙自体に 各々[○○法]とのタイトル付きとなって
 現われ その集合の問題冊子となっているもの

・50問中から 自身で20問を選択できる という科目もあるもの

・2肢 ・ 4肢 ・ 5肢 ・ 20語句群から一語句選択など 選択式のもの

・一日に数時間をかけての論文を数個まとめる方式 を 連日 というもの

など

 

 

受験生の側にしても

・ 一つ一つ あくまで順番どおりに進まないと 途中で 一々 残り問数・進度が気になる

  ので 落ち着いて思考することができなくなってしまう

 

・ 一問一問 思考して マークして などという手法は 無駄を感じてしまうので 思考は

  思考で連続 マークは 全問思考後 まとめての作業としている

・ 偶数番号だけを連続 次いで 奇数番号問題へ移る とか 昇順・降順 を繰り返すのが常

・ とにかく ランダムに問題番号を選びながら しかし 問われているのは正誤のどちらか・
  マーク箇所のウッカリなどについては細心の注意を徹底する(そうしたことが 集中力に活
  を入れてくれるように思えるから)

などという方も おられる 

ような ?

ということで

 

 

参考となるかも と

自身の 代表的な失敗例を示してみます

: 得意なものから ということで進んでいたら 得意なものに大苦戦し

  あまり得意でないものが 意外と答えるのに楽だった(得意なものの点数は

  想定外のものになってしまっていた・・・自分の得意度判定は 実にアイマイ

  なものだったのだろう・・・)

: そもそも その出題の多くが[○○法・△△法・□□法によれば 式]だったの

  で 得意法だけのものを選びながら と問題を探しくぐっていたりして余計な

  エネルギーで時間をロスしてしまい 焦った

: 順調な回答でリズム感さえ覚えるほどの展開だったのが 問題の質が難化して

  いる肢が連続し リズムが狂ってしまい 見直しどころか 最後の問いに辿り

  つけるかどうかもアヤシクナリ 一発式 の連投となってしまった

      ※ 一発式 というのは コレダ という肢以後の肢については眺め
        ること無しに 次問に跳んでしまう という手法 

: 個数問題とはいっても 実に素直な問題が混じっていて 必要以上に慎重に

  なっていて後回しにしたが そうした問題が意外に多く 切羽詰った残り時間

  内での一斉処理を反省したことがある

  同様なことが 長文問題への対応についても 計算問題にもあった

  必要以上の警戒は しないほうが好いのでは と 思えた

  そうした問題にも いずれにせよ 解答を出さねばならないのだから(そう

  した問題の 数点が 合否を決めるのだろうから もっとも 当たってみて

  難問ならば 潔く飛ばすのは いたしかたなく 最後の最後には 一応マーク

  を付するけれど)

 

 

要するに イロイロ予測し サマザマな手法を想定しておいての準備もタイセツな

ことかもしれませんが 試験時間の流れにおいての それぞれの先のことでは 予

測不能だったことも生じ得ます


そうしたこともあり

総合して これだけは と言えそうなこととしては 

試験開始後のどの時点においても 進み具合を 即 掴むことができて 未だ解く

ことができないまま 格闘すべき問題数量がどれくらいあるか 

では 残り時間とのかねあいからは どうしたら良いのか(一発式を躊躇なくヤル

しかない とかの決断)を探り 極く極く短時間に 自分なりの対処への実行に移

ることができるようにしておけるか 

ということだと思われます

 

 

 

それならば キッパリと言ってくれ ということだとすると 言い得ることは 

ホボ 実は 上記のことの関連のことなので あたり前 といえそうなことに

つきるのですが

 

第一に

未だ手を着けてない(あるいは 手を着け始めたが答えとしてまとめきれていな

いもの)の問題番号を スグにわかるところ(例えば 問題冊子表面)にメモして

おくことを忘れないこと

 


それと

第二に

とにかく合格点数を獲得することがスベテ なのだから アレコレ ベスト手法な

どの紹介という類のものに徒にはまどわされることなく(講師の指示を暗記して

是非とも そのとおりの実行を心がけなくてはならない などとヤキモキするよう

なことは この期におよんで絶対に避けるべきことと思う)

万人に通ずる これが最高 などという手法は まず無い(あるのなら苦労は無い)

問題順番どおりに当たっていって 正誤(適切・不適切)のどちらで答えるのか

と マークについては 後の再点検など意識せず その都度 細心の集中であたる

(試験時間とのかねあいの進み具合を いつでも まずは アレコレ探らず知ること

ができる<残りの時間を 残りの問題に全て費やすことが より少ないエネルギーで

可能 としておく情況にしておける> という

点で シンプルでベスト であり 

個数問題の意外な多さ・ ある分野の問いの意外な難化 ・ 長文問題や計算問題

や 見たこともない初出もの など 何があるか予知できない先のサマザマな事象

の対応の場面で 対応するための状況を知るには 一番効率的・効果的・安心感が

ある手法 だと思える (要するに アーダコーダと 小さいものだとしても と

にかくエネルギーが必要となってしまうような作為の途を増やさないことが好い)

・・・

予想外緊急時に 

アレ と ソレ は マーク済みだったか あの範囲は 後で手を着けることに

していたが どうしたのだったか ? 難問でも指示通りマークはしておいたかどうか

? などと なったりしたら アウト だ ともいえるので

試験場での ドキッ とは 怖ろしいものです 想像以上に テンポを狂わすものです)

 

 

第三に

ひととおりの感触で 飛ばしたほうが好い と 感じる問題は 迷っていないで 

潔く 飛ばす  [持ち時間は 最強の味方] ( その跳んだ問題番号
                       メモ          
                       を 忘れないように ) 

 

 

 

 

受験生それぞれには 個性というものがあり 一つ一つ 順番を守って事を処理すること

がベストで マークの誤りについて後で見返すなどということをするくらいなら その時

一回で キチンと片付けます そのようにして生きてきたのが ランドセルを背負い始めた

頃からの私の人生です

というような受験生に <比較検討して アレを先に コレを後に マークはまとめて ○○

式に などと受験間際に説く(参考になさい ならまだしも そうしなさい では・・・いか

がなものか 

参考にするのは良としても 説かれた方としては 気が重くなるほど考えることもあるかもしれ

ない そのようなことの対処 大人なら それは 判断できるだろう ということでもありまし

ょうが 受験生自身にとって試験数日前 

想像以上に

繊細 そのもの

というようなことで あと数日 余計なことには 

絶対にとらわれてはいけません     学習に励むほうが よほど 好ましい です>  

 

 

自身の このブログにしたって ということですが そのとおり

余計なことでしょう

でも ツイ 記してしまいました(スミマセン)

世には そのような受験生さんもいるのだ ということだけは 知って欲しくて です

他意はありません

たしかに どのような情況も 自己責任 とも言えそうですが・・・

時と情況と場合と 知己の対相手との特殊な接点での必要となる配慮 というものも プロ

としては

あるのでは(望まれての指示なら別論ですが 一般的には 特定の事項の具体的指示ともな

ると 場面によっては 

イカガナモノカ と思われるのです) 

 

 

 

 

本日の最後に 一言

自身の経験からですが

秒針の付いた時計を前にして 1分 3分 5分 経過するまでの秒針をながめてみて

ください( お時間があれば ですよ )

どうでしょう 
5分間 秒針を眺めることは さぞや ・・・ だったのでは ?

(時の経過 を どれほどに 実感では 感じられましたでしょう ?) 

                                  

 

 

というようなことで                      

マンション管理士試験終了時まで ブログ掲載をお休みさせていただきます

それこそ アーダ コーダと ジャマなことを載せたりしたら 本日のようなブログ

を記させていただいている者としても とても申し訳ないこととなりますので・・・

そのようにさせていただきます

 

 

 

受験生の方

頑張ってくださいね

よい結果を お祈りしております

                     はたけやまとくお事 務 所