昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(286)朝日新聞の動揺

2014-08-08 03:36:49 | なるほどと思う日々
 朝日新聞が8月5日、6日と二日に亘り<慰安婦問題の本質 直視を>と題して、大ページを割いて弁明ともとれる記事を掲載した。
 

 

 今さらとも取れるテーマを、これほど大々的に取り上げたのは何故か?

 続いて次の日、一面を使って取り上げた<中国外交は変わったのか>と題するオピニオン記事にも注目した。
 
 
 この大々的に取り上げた二つの記事から、ぼくはこのところの<朝日新聞の動揺>を感じとった。
 つまり、時の政権を批判するということこそ新聞の役割と信じて徹底してきた朝日が、ここへきて腰砕けにならざるを得ない事情があるのでは? と・・・。

 <慰安婦問題>や<靖国問題>など、中国や韓国の思惑に利するとしても<政権批判>を最優先に掲げてきた姿勢が、このところ読者の批判に耐えられなくなったのでは、と。

 <慰安婦問題>で敢えて、取材にミスがあったことを吐露し、<中国の姿勢>に対し、近隣諸国との協調路線は後退と見、日本との関係についても、「日本の過去を許し、忘れる雰囲気が生まれるとは思わない。戦後の日本の平和的貢献について中国は認めようとしないし、今後も認めることはないだろう。日本を対等の国家として扱うことは、戦略的利益にならなっからだ」とする豪州シドニー大学アメリカ研究センター長の<中国のマイナスイメージ>を定着させるインタビュー記事を敢えて掲載した。

 ボクは8年前朝日新聞のモニターとして、時の編集長に「日本の国益に立脚しない単なる批判記事ばかりだと、読者を失いますよ」と直接批判したことがある。
 S編集長は「そうですね・・・」と反応していたが。 

 センセーショナルな発表から、ついに笹井理研副センター長の自殺というドラマチックな展開を辿った<STAP細胞問題>
 
 小保方晴子氏の弁護士は「精神的面が一番心配」と語っている。
「静寂な環境を!」との声明を理研はホームページに記載したが・・・。
「STAP細胞はありました!」という結末を願う。 


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