昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(340)人類の怨念の連鎖を断ち切ることはできるのか?

2016-12-29 02:12:14 | エッセイ
 昨日、安倍首相は真珠湾を訪問、オバマ米大統領との間で歴史的な宣言を行った。「日米は寛容の大切さと和解の力訴え続ける!」
 
       
 最大の敵国であった日米両国が、今や最強の同盟国となった。その最大の要因は<寛容>と<和解>の力であったことは間違いない。
 その意義を両国民だけでなく世界に向けて訴えたのである。
 しかし、その高邁な理念は世界に届いたのであろうか?
 
 現実は宗派の怨念
 
 民族の怨念
 
 大国の怨念が厳然と存在する。

 確かに「過去を選ぶことは出来ないが未来を選ぶことは出来る」
 しかし、人類は怨念の連鎖を断ち切ることができるのだろうか?
 
 日本ですら、<理念>は<打算>にすり替えられる。
 
 米国のトランプ次期大統領ですら<打算>に基いているようで、<怨念>から脱しているようには思えない。
 



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