



NHKの囲碁番組の顔として登場、その容姿と歯切れのいい解説に接するに及んでますます関心は深まった。

きちんと正座して対局に臨んでいる。
いつもの笑顔ではなく、眉間に皺を寄せている真剣な顔がまた魅力的だ。
両者とも予想通り力碁で、生きるか死ぬかの戦いになる。
佳境に入ると、ミニスカートから覗いていたきちんと揃えたひざ小僧が少し緩んで色っぽい。

穂坂繭は落ち着いた的確な描写で由香里の魅力を強調する。

「これ・・・じゃん?」
いつもの丁寧な言い方ではないギャル言葉で梅沢は検討に入っていく。


ここが良かったのかな、と山田解説者に指摘されると、由香里はとたんに笑いが止まらなくなってしまった。
みんな真剣な顔を寄せ合って検討しているのに、ひとり、こらえられなくて笑い転げている。
山田解説者が、どうしたんですかと聞いた。
穂坂が、誰かがお茶をこぼしたからと、巧にいい訳をする。

テレビで初めて自分より上位の実力派女流棋士と対局し勝ったことで、うれしさがこみ上げてきて堪えきれなくなったに違いないと、ぼくは思った。

人気先行した梅沢由香里だが、今年女流棋聖のタイトルを防衛し、実力的にもトップレベルに成長した。
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