昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(383)三本会の下宿仲間

2017-05-01 02:37:48 | エッセイ
 昨日は大学に入学した頃、下宿で一緒になった仲間との「三本会」でした。
  大学を卒業してから50年余り、時々思い出したように夫婦で集まっています。
 東横線、日吉と元住吉の中間地区に三本さんという方が初めて建てられた下宿に、大学の教養課程の2年間寝食を共にした仲間です。   地方から上京した若者たちの楽しい2年間でした。
 そのうち医学部の2名、経済学部の2名、商学部の1名が、卒業後、夫婦で三本さんも囲んで始めた集まりです。 今では三本さん、そして医学部と商学部の仲間2名が亡くなり、昨日集まったのは3夫婦と亡くなった仲間2名の奥さまでした。
 場所は新宿の車屋別館、   楽しいひと時でした。
 今回のトッピックスは、医学部出身Kくんの奥さまが「ビーズの見る夢」という素晴らしい本を出版されたことでした。 ビーズに関わる写真・エッセイの豪華本です。 「自然の中で咲く草花ほど素晴らしいものはないのに、その風情を眺めているだけで幸せなはずなのに、どうして人は何かを創りだすことに人生を懸けてしまうのだろう。それはきっと神様が与えて下さった贈物である。そう素直に信じたいと思う」エッセイからの一節である。
  小品から大作までスバラシイ作品が満載。お酒の空き瓶に挿されたチュリップなんてのもある。お酒が好きな彼女。特にジンが。
 サインをしていただきました。
 喜寿を超え、傘寿を迎える歳になりましたがみんな元気いっぱい。次はどこで集まり、誰が話題になるのでしょう?