昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(377)日本ダービーを観て、世界経済を思う

2016-05-30 05:11:53 | なるほどと思う日々
 昨日は第83回日本ダービーが東京競馬場で開かれた。
 いい場所を確保するためにダッシュ!
 
 すごい人、人、人!
 
 13万人以上が集まったそうです。
 さあ、スタート!
 
 制したのは3番人気「マカヒキ」
 
 賞金2億円獲得!
 
 10回目のチャレンジでダービー騎手になった川田将雅選手。大感激です。

 今回のダービー売り上げは265億円。昨年比110%の大幅アップだそうです。
 人間のエゴを解消するのには許せる範囲でしょう。

 しかし、世界経済に思いを馳せると、すさまじい実態に恐怖さえ覚えます!
 <経済>
 額に汗して働く<実体経済>に対して、おカネ自体が商品として取引される経済が<金融経済> 
 
 1971年、ニクソンショックにより金本位経済が終焉して、”地金”による裏付けを必要とせず”貨幣”が際限なく膨らみ続けることが可能になった。
 
 ヘッジファンドみたいな資金が暗躍し、国家の規制を超えて膨張、わずか4%の金持ちが世界を牛耳る実態である。(彼らはタックスヘイブンを利用して国の税金さえ払わない)

 <金融経済>は投機化し、今や<実体経済の12倍以上になるという。
 
 <投機マネー>は、まさに人間エゴの悪の象徴である。
 これをコントロールできない人類に未来はない!