昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

昭和のマロの考察(107)経営・ビジネス(9)

2010-12-24 05:08:42 | 昭和のマロの考察
 閑話休題②<金持ち父さん 貧乏父さん>②

 ロバート・キヨサキさんはお金に関する教育がなされていないことが国家の破滅にもつながりかねないと言う。

私は2000年以降のアメリカについてよく考える。──老人が増え、経済的援助あるいは医療面での援助を必要とする何百万という人を抱えて、この国はいったいどうなるのだろうか? 老人たちは家族と政府からの経済的援助に頼って生きていくことになる。高齢者対象の医療や社会保障制度がパンクしてしまったらいったいどうなるのだろう? お金に関する教育を親に任せたまま、国家が生き延びていくことが可能なのだろうか? 親たちの大部分はすでにお金のことで苦労しはじめているか、あるいは近い将来苦労することになるというのに・・・ 

 すでにこのことはギリシャやアイスランドで顕在化している。
  

 アメリカでも国家財政破綻の恐れがあり、日本でも同じことが危惧されている。



 話は変わるが、昨日お誘いを受けて<三鷹ブログ村>に参加した。初めて参加した時のことを4月9日のブログ<三鷹通信(26)>に記載しているが、それ以来の参加だ。
 ブログのテクに関する講座が中心かなと思っていたのだが、今回参加してみて新たなうねりを感じた。
 30名近く集まり、美しい写真にこだわる方、街に音楽という愛を溢れさせたいというサックスプレイヤー、80歳を越えても日々ブログを更新する我々の鑑のようなご長寿ブロガー、百名山登攀記を掲載される方、自分の想いをいろいろな形でブログに託している。それに取材のノン、フィクション作家の方までいて、多士済々、熱いエネルギーを感じた。

 一方で主催者のすこやさんの「それぞれの活用流儀がある中で、強調したいのはビジネスにつながることだ」という言葉に、新たに展開しようとするうねりをブログ村に感じた。
 B級ご当地グルメ「富士宮やきそば」の成功例を挙げられたが、ブログを介してみんなが集い、地域からビジネスのうねりを立ち上げようというわけだ。

 ぼくもコメントを求められ、「地域の小学校の課外教室<囲碁を学ぼう>および<童話を作ろう>でサポーターという活動をしていますが、今後、<強い、自分で考える子どもたちを育てる>活動をしたい」と、何の具体的構想もないまま発作的に言ってしまった。
 たぶん今読んでいるキヨサキ氏の<金持ち父さん 貧乏とうさん>に影響されたのだろう。
 なぜそう考えたのか、またどうして国家財政が今のままでは危機に瀕するのか、その辺をキヨサキ氏の見解から探ってみたい。


 ─続く─