シャープ社が月内にもインドで携帯電話端末の発売を開始します。4機種を順次投入し、このうち2機種は契約者を認識するSIMカードを2枚載せるなど現地仕様となるようです。
想定価格は約1万3千~3万6千円程度と現地ではやや高めです。
インドでは料金体系の異なる複数の通信キャリアに加入して使い分ける人も多いため、SIMカードの挿入口が2つある機種を用意。自社の液晶パネルを使った「アクオスケータイ」なども販売するそうです。
インドの携帯電話加入件数は過去1年で2億件増えたが、普及率はなお5割にとどまっているといい、市場拡大が続くと見込まれてます。
日本の携帯電話メーカー(ソニー・エリクソンを除く)は現在インドに進出してません。
フィンランドのノキア社や韓国のサムスン電子社が高いシェアを持ってます。
シャープ社は国内市場の伸び悩みを受け、新興国開拓を急いでます。