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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

2018年映画(DeNA)

2018-12-28 22:01:36 | 2018映画
 今年最後の映画は、横浜DeNAベイスターズの今季を振り返った球団公式ドキュメンタリー映画「FOR REAL-遠い。クライマックス-」。

 

 今季、DeNAが目指したのは機動力野球。この戦略を実現するには高い守備力と投手力が欠かせません。ラミレス監督は、昨季の日本シリーズでソフトバンクを苦しめた左腕投手陣、阪神から獲得した守備の名手大和内野手、足がある新人の神里外野手で実現する構想でいたようです。
 ところが、開幕早々に頼みの左腕投手陣が故障や不調で崩壊。特に昨季11勝の今永投手は、復調することなくシーズンが終わりました。映像には苦闘する今永投手の姿が撮られていました。濱口投手、石田投手も同様でした。
 最終順位は4位。映像に、クライマックスへの進出が断たれた試合後、ラミレス監督は選手を集め話したシーンがありました。監督は全ては自分の責任であり、辞任をほのめかす発言がありました。
 

 


2018年映画(アジア三面鏡2018:Journey「碧朱」)

2018-11-15 07:55:15 | 2018映画
 昨日14日(水)、東京・新宿まで出向き観てきました。公式サイトの「民主化して間もない街の進化と喪失、現地の人々との交流、彼が抱いた心の機微を色彩豊かな映像で描き出しています」の通りでした。ミャンマーを訪れたことがある人ならば、同じ感想を抱いたと思います。
 関東圏で唯一公開されていたのは新宿ピカデリー。10スクリーンを持つ映画館。平日の夜でしたが、多くの映画ファンが来館していました。都内中心にあるからでしょう。

  

  

  

  

  

  

  

2018年映画(コーヒーが冷めないうちに、散り椿)

2018-10-03 08:10:07 | 2018映画
 「コーヒーが冷めないうちに」は、1年半ほど前に原作を講読しました。どうしても原作と対比してしまいます。主演の有村架純さんが演じた、カフェのウェイトレス役は、ほぼ原作に近い印象でした。ラストシーンは、かなり脚色されていました。
 「散り椿」は期待通りでした。期待とは、木村大作監督のカメラワークと岡田淮一さんの演技です。2人は、2017年に公開された「追憶」でもコンビを組みました。この作品では木村大作さんはカメラマンでした。共通しているのは、日本の四季の様子を取り入れていることでしょうか。

韓国映画「シュリ」に匹敵

2018-09-30 07:31:07 | 2018映画
 2000年日本で公開された韓国映画「シュリ」は、それまでの韓国映画のイメージを一新しました。私も公開初日に都内の映画館まで足を運びました。その「シュリ」に匹敵するタイ映画が公開されました。過日投稿した「バッド・ジーニアス危険な天才」です。私が住む神奈川県では上映されていないので、東京・新宿まで行きました。
 これまでのタイ映画は、アクション、王朝時代や恋愛作品が主流でした。過去、日本で公開されたタイ映画の作品を数本みました。編集や撮影技術などが粗く、国際市場に打って出るようなものではありませんでした。しかし、「危険な天才」は一級品と言えるでしょう。

2018年映画(カメラを止めるな!)

2018-09-29 07:58:15 | 2018映画
 今年、一番の話題作と言えるでしょう。冒頭から30分ほどでエンディングロールが流れました。それまでは、B級以下の映画。ただ、漠然とスクリーンに目を向けていました。面白くなったのは、その後でした。冒頭30分の映画を企画したプロデューサー役の竹原芳子さんが登場してからです。スクリーンに写し出され、セリフを発した瞬間、思わず吹き出してしまいました。その後のストーリーは、冒頭30分の撮影裏で起きたドタバタがタイトル通り、カメラを止めずに撮られていました。笑いが絶えないシーンの連続。お勧めの一本です。

2018年映画(ゲンボとタシの夢見るブータン)

2018-08-26 12:00:16 | 2018映画
 昨年から今年にかけ、数々の国際映画祭に出品された作品です。物質より精神的な豊かさを求めブータンにおいて、今後を担う若者たちとその家族が抱える問題がテーマとなっています。

  

  

 関東圏で上演さている映画館は、東京・中野のポレポレ東中野のみでした。観客の中に、ネパール旅行の話をされている年配の女性がいました。

  

  

  

  

2018年映画(空飛ぶタイヤ)

2018-06-27 23:22:19 | 2018映画
 原作は池井戸潤氏の同名小説。実際に起きた事件で、小説を読むまでもなく結末はわかっていました(三菱自動車のリコール隠し)。そのため、安心してみられました。
 主演の長瀬智也さんは運送会社の2代目社長、ディーン・フジオカさんは自動車メーカーのエリート社員。2人が対峙するシーンが中盤から終盤へと続くところが見所の一つです。
 際立っていたのが自動車メーカーの役員を演じた岸部一徳さんです。非暴力的な悪役では日本一だと思います。
 この作品でも神奈川県綾瀬市が撮影協力していました。綾瀬市には、一般的に知られているような名所などはありませんので、どのシーンだったのかわかりません。

2018年映画(万引き家族(続き))

2018-06-20 15:28:23 | 2018映画
 私が住む神奈川県はテレビドラマや映画などの撮影場所を積極的に提供しています。今年観た映画の中で、
  「ラプラスの魔女」では、ラストシーンに横浜市中区の日本大通り
  「終わった人」では、横浜みなとみらい地区
  「万引き家族」では、神奈川県綾瀬市(東京都足立区綾瀬の方が広く知られてますが)
が登場しました。
 過去の作品で「海街ダイアリー」は鎌倉が舞台でした。この映画の中で、主人公の広瀬すずさんが、自転車で満開の桜並木の下を走るシーンが登場しました。しかし、鎌倉にはこのような場所はありません。調べた結果、そこは静岡県沼津市の愛鷹(あしたか)でした。

2018映画(万引き家族)

2018-06-20 00:28:34 | 2018映画
 是枝監督の作品は、「海街ダイアリー」に続いて2作品目の作品となりました。同監督が常にテーマとしているのは「家族」です。この作品でも見事に映像化されていました。
 私が映画を診る際、注目しているのは、撮影場所です。最後にスクリーンに流れる撮影協力を目を皿のようにしてみてます。「万引き家族」の舞台は東京の下町でした。神奈川県も撮影協力をしてました。

 

2018年映画(終わった人)

2018-06-16 10:03:48 | 2018映画
映画は、東大卒のエリート銀行員が役員レースに敗れ、子会社に出向。そこで、定年をむかえたところから始まりました。この役を演じたのは、舘ひろしさん。妻役は黒木瞳さん。
 定年後の人生をテーマにした映画やドラマ作品は、過去に多くありありました。山田洋次監督がシリーズで手掛けている「東京家族」でも、定年後の生活が重要な部分を占めてます。
 「終わった人」では、「卒婚」がテーマとなっているようでした。この言葉は、ここ数年耳にします。離婚はせずに、夫婦が別々に自由な生活を送ることです。同感できる部分が多くありました。

2018年映画(のみとり侍)

2018-05-23 12:01:40 | 2018映画
 実に面白い作品でした。監督は大竹しのぶさん主演の「後妻業の女」と撮った鶴橋康夫さん。この作品には、他に豊川悦司さん、笑福亭鶴瓶さんなどが出演していました。通称鶴橋組メンバーとも呼ばれているそうです。「のみとり侍」の寺島しのぶさんも鶴橋組メンバーとして「愛の流刑地」に出演していました。
 主演の阿部寛さんは、「孤狼の血」主演の役所広司さんとともに、邦画界を代表する俳優さんになりました。
 意外だったのは前田敦子さん。劇中で豊川悦司さんを婿に迎えた大店の恐妻家を演じてました。AKB路線には戻れないでしょう。
 次は公開時期が重なる「空飛ぶタイヤ」か「万引き家族」のいずれかです。悩んでいるところです。

2018年映画(孤狼の血)

2018-05-17 22:23:56 | 2018映画
 東映の実録映画路線の延長線にある作品です。菅原文太さんが刑事役で主演した「県警対組織暴力」(1975配給)のリメーク版とでも呼べるでしょう。「孤狼の血」の主演は役所広司さん。私が好きな俳優さんの一人です。数多くいる男優さんの中で、アクの強さはピカ一でしょう。
 もう一人、応援している俳優さんが出演していました。役所広司さんの相棒を務めた松坂桃李さんです。デビュー当時はイケメン俳優でしたが、今では幅広い役ができるようになりました。2015年公開の「劇場版MOZU」で、狂気的な殺人者を演じていたのが印象的でした。

2018映画(ちはやふる、ラプラスの魔女)

2018-05-11 11:59:46 | 2018映画
 「ちはやふる-結び-」は、漫画好きの友人の勧めで、「上の句」「下の句」の3部作を観ました。テーマは「かるた」ですが、ラグビー、サッカーを通じて青春をテーマにした「青春とはなんだ」「これが青春」と同類の映画でした。
 「ラプラスの魔女」は、テレビの宣伝などで自然現象がテーマのように思っていたのですが、実際は予測知能を持つ人間を造る国家プロジェクトにより、施術をされた人間の復讐劇でした。櫻井翔さんは自然科学の大学教授、広瀬すすさんは、予知能力を持つ人間となった学生を演じてました。
 

2018映画(悪女)

2018-02-14 08:07:34 | 2018映画
 昨日、仕事帰りに先週10日から公開されている韓国映画「悪女」を観ました。
 私がはじめて韓国映画を観たのは2000年公開の「シュリ」。アクションシーンが話題で、韓国映画の評価を一気に高めた作品とも言われていました。
 その後、注目を浴びる作品がいくつか公開されましたが、今一つのでした。それを一気に払拭したのが「悪女」でした。生身の人間のアクション映画としては一級品でしょう。
 

2018映画(今年最初の作品は)

2018-02-02 14:47:54 | 2018映画
 2018年、今年最初の作品は阿部寛さん主演「祈りの幕が下りる時」。原作は東野圭吾さんの「加賀恭一郎シリーズ」の同作品です。
 この映画を観終わって感じたのは、筋立てが故松本清張さんの「砂の器」に似ていたことです。これは私の想像ですが、今の推理作家の方々は、清張作品の影響を強く受けているからでしょう。時刻表からヒントを得た「点と線」は、鉄道をテーマにした作品の教科書といえるでしょう。