野球ファン、ワイン好き、ジョギングは本格的

　過日、村上春樹さん著書「ラオスにいったい何があるというんですか？」を記事にしました。この著書は、かつて著者が住んでいたアメリカ・ボストン、執筆のために訪れたギリシャ・ミコノス島などの紀行文が短編としてまとめられていました。
　読み終えてわかったことがいくつかありました。著者はMLBファン、食通、ワイン好き、ボストンマラソンに連続出場など様々な領域に高い見識を持っていることがわかりました。
　しかし、巷で言われている「村上文学」が何であるかまでは捉えられませんでした。それには多くの受賞作品を読んでみる必要があるのではと思います。一度、下の記事の場所を訪れ、著者の思想を理解する必要がありそうです。

　　

今のところ、今年一番！

　今日9月25日(土)、映画「クーリエ：最高機密の運び屋」を観ました。今年20作品目になりました。

　　

　「クーリエ」とは、(ウィキペディア)外交文書を本国と各国の大使館・公使館の間を運搬する業務とか。実話に基づいて製作された作品で、いくつかの実写映像が挿入されています。
　単なるスパイ活動を映像化しただけではなく、ソ連高官と主人公英国人セールスマンとの信頼と友情、主人公の家族愛が強く描写されていました。主人公はソ連国内で拘束され投獄。厳しい尋問の繰り返しに耐え、最後は英国で拘束されたソ連スパイとの交換で、英国に帰国。その時の様子が最後に流れました。私の中では★★★★！

　　

拙攻の連鎖

　22日(水)、横浜スタジアム「横浜DeNAベイスターズvs東京ヤクルトスワローズ」戦を観戦。

　　

　試合結果は「1対2」でヤクルトの勝利。得点から緊迫した試合内容を想像される人もいると思われますが、実際は四球で出塁した走者を拙攻で残塁の山を築いただけでした。早い回に長打が一本出ていたチームが勝利していたはずです。
　8回まで「1対1」の同点。9回表、横浜はエスコバーが登板。走者を一人出したところで山崎に交代。結局、山崎は連打を浴びて失点。疑問が残る采配でした。

　

　応援した横浜は負けましたが、楽しみにしていた崎陽軒の季節弁当は食べることが出来ました。

　　

　　

　　

再講読

　皆さんは読み終えた本はどのようにされていますか？私は全部残しておきたいのですが、「家人の冷ややかな視線」を意識して、原則処分することにしています。
　それでも、これからのこと(海外旅行や旅行記の随筆など)を考えて、何冊か保存しています。村上春樹さんの「ラオスにいったい何があるというんですか? 」も、その一冊です。私も旅をしたラオス・ルアンプラバーンの紀行文です。数年前に一度購読したのですが、海外赴任から一時帰国した知人が離日する際に、お土産として渡してしまいました。
　ラオスのガイドブックやそれに近い書籍は多くあります。しかし、エッセイとなると私の知る限り「ラオスにいったい何があるというんですか? 」だけです。そこで再度購入しました。

　　

台湾三部作

　直木賞作家乃南アサさんの著書「美麗島紀行」(2015年2月刊行)「ビジュアル年表台湾統治50年」(2016年6月)「美麗島プリズム紀行」(2020年11月)を、私は勝手に「乃南アサ台湾三部作」と呼んでいます。

　　

　　

　　

　これらの作品に関わっているのが「一般社団法人日本台湾文化経済交流機構」でした。この団体は「2011年に東日本大震災後、台湾人の温かい救済義援金に感動した日本の民間人が、台湾と日本、双方の住民の相互理解と交流を深め、文化や経済面での交流を促進しようと設立した民間機構」です。この協会の理事の一人が乃南アサさんでした。
　特に「ビジュアル年表台湾統治50年」を読むと、台湾の近代史が理解できます。ただ、現在は絶版となっています。
　

チベット映画特集

　私が「横浜シネマリン」に足を運んだ目的はチベット映画を観るためでした。

　　

　このような作品がシネマコンプレックスで上映されることはありません。現代チベットの「伝統・仏教・家族」をテーマにした7作品が2週間にわたって上映されています。

　　

　　

　　

　私が7作品から観たのは「巡礼の約束」。聖地ラサへの巡礼、五体投地などを知ることができるからでした。観終わった後、必然のようにパンフレットを購入してしまいました。

　　

横浜シネマリン

　数多くの映画作品の中には、秀作でありながらシネマコンプレックスでの興行に適さない作品があります。それらの作品は、小規模な映画館で公開されています。横浜・伊勢佐木町モールの裏通りにある「横浜シネマリン」もその1つです。過去、私が記事にした「横浜ジャック＆ベティ」とは200㍍ほども離れてはいません。
　開館は1964年とか。確かに古びたビルの中にはありますが、改装からさほど長い年月を経過していないようで、想像したより綺麗でした。

　　

　　

　　

　スクリーンは1つ。座席数は100程。しかし、壁側にほ補助席が用意されています。

　　

　　

声の主は？(MLB解説者は大変)

　NHKBS「ワースポ×MLB」の解説は、黒木知宏さん、斉藤隆さん、岡島秀樹さん、小早川毅彦さんなどが主に週替わりで担当しています。MLBは、日本人選手が出場する試合を中心に解説をします。その後、アメリカンリーグ、ナショナルリーグ各地区の順位といくつかの試合のダイジェスト版が放送されます。
　横須賀のカフェレストランでお会いしたプロ野球解説者の多村仁志さんの話では、解説を担当する前日からMLBの中継を観るそうです。日本とアメリカには時差があります。さらに、アメリカ本土でも時差があるので、試合は日本時間の深夜、早朝に行われます。これを観るのは結構大変な労力らしいのです。当然、睡眠時間が削られることになります。しかし、MLBの試合は日本時間の昼頃にはすべての試合は終了しています。さらに、その結果から番組で放送する試合も確定するので、実際に寝ずに観ることはないそうです。
　ただ、かつてある解説者の方は、番組の解説の有無に関わらず、MLBシーズン中は深夜、早朝を問わず試合中継を観ていたそうです。その人は、現早稲田大学野球部監督の小宮山悟さんだそうです。非常に理論家で野球だけではなく、サッカーにも精通しています。
　

声の主は？

　長い話にお付き合いください。
　9月4日土曜日、友人と神奈川県・横須賀市を訪れました。目的は、この日米海軍横須賀基地に入港した英空母「クイーン・エリザベス」を見るためでした。このことを前日、スターバックスコーヒーで懇意にしているパートナーに話しました。その際、パートナーの先輩が最近オープンしたカフェ・レストランに、時間があれば立ち寄ってもらいたいと要望されました。
　友人とは、京浜急行線横須賀中央駅で待ち合わせ。一緒に昼食をとることにしていました。友人にパートナーからの話をしたところ、快諾してくれたので、早々、パートナーから提供された情報をもとにカフェに向かいました。
　カフェには、がっしりした体型の男性3名の1組がいました。私たちは、隣のテーブルに着席。メニューから食べ物を選んでいた時、隣のテーブルから聞き覚えのある声が聞こえました。その声は、一度聞けば忘れません。その人は元プロ野球選手で現在はプロ野球解説者として活躍されている多村仁志さんでした。
神奈川県出身で横浜高校から横浜ベイスターズに入団(1995〜2006年)。その後、福岡ソフトバンクホークス(2007〜2012年)、横浜DeNAベイスターズ(2013〜2015年)を経て、最後は中日ドラゴンズ(2016)で引退しました。NHK BS「ワールドスポーツMLB」(現在は「ワースポxMLB」)に初登場した際、司会者から「素敵な声の持ち主」として紹介されたのを記憶しています。
　
多村さんは食事を済ませていたので、こちらから声をかけました。わざわざ立ち上がっていただいて、5分ほど話をされていただきました。その内容については後日記事にします。

「YOKOSUKA軍港めぐり」は運休中

　先月、横須賀港・米海軍横須賀基地に米原子力空母「カール・ヴィンソン」が18年ぶりに入港しました。そして、今日4日(土)には英空母「クイーン・エリザベス」が日本に初寄港しました。
　友人と私は、「クイーン・エリザベス」の姿を一目見ようと横須賀まで足を運びました。横須賀港に停泊している艦船は、「YOKOSUKA軍港めぐり」で停泊中の艦船を見ることができます。しかし、今神奈川県は緊急事態宣言発出中で軍港めぐりは運休中。そのことは事前にわかっていたので、公園から見ることにしました。公園にはカメラを抱えた人の姿がありました。

　　

　　

　空母の全容は見ることはできませんでしたが、艦橋の位置は確認できました。

　　

　　

　なお、「カール・ヴィンソン」は先月31日に日本を離れました。

翌日行ってみると

　過日、横浜・伊勢佐木町モールの古書店を後にして、次の目的場所JR桜木町駅に向かうため、伊勢佐木町モールの裏通り福富町界隈を歩いている時でした。バーなどの飲食店が入る雑居ビルの入口に小さな行列が出来ていました。福富町は東京・新宿の歌舞伎町のようなところです。風俗店が軒を連ねた一角もあります。

　　

　　

　行列前の立て看板を見るとカレー店のよでした。この日は先を急いでいたので、カメラに収めず立ち去りました。帰宅後、スマフォから「横浜　福富町　カレー」で検索すると、その店は「丸祇羅(マルサラサ)」でした。

　　

　翌日、横浜・みなとみらい地区に行く用事があったので、その前に丸祇羅に寄ったところ、この日(日曜日)は休みでした。店の中でも覗ければと思い階段を登り店の前に立つと入口のドア―が開き、「今日は休みの」の一言。姉妹店は営業しているので、良ければそちらへどうぞとつげられました。

　　

　姉妹店の場所は、その隣にあるラーメン店を知っていたのですぐにわかりました。姉妹店はカレーライスとメキシコ料理の「キングロティ」。既に女性グループが入店していました。私はお薦めランチプレート(タコス付き)を注文。

　　

　　

　　

　　

　私が食べ終わる頃には、外で待っている女性が数名いました。女性に？人気がある店なのでしょうか。
　さて、先述したラーメン店は「丿貫(へちかん)」です。煮干しのスープが評判です。店頭には並べず、近くの駐車場に並ぶことになります。