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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

韓国ヒットしても日本では....。

2022-07-10 13:13:27 | 映画_2022
 昨年、韓国でもヒットした映画の一つ「モガディシュ 脱出までの14日間」が日本で公開されています。昨日9日(土)観ました。下の評論通りの作品でした。

  

 韓国でヒットする映画作品の傾向として南北関係をテーマにしたものが多くあります。代表的作品は日本でも公開された「シュリ」「JSA」(両作品にソン・ガンホが出演)。「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」も韓国内の映画賞を多く受賞しました。日本で公開されましたが、上映館も僅かで興行としては失敗の部類に入ったと思います。「モガディシュ 脱出までの14日間」も横浜市内での上映は1館のみ。日本では受け入れられ難いテーマの作品なのでしょうか。

歌手で女優で「国民の妹」

2022-07-09 22:35:43 | 映画_2022
 6月中旬から今月上旬は「映画漬け!」。「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「ベイビー・ブローカー韓国)」「メタモルフォーゼの縁側」「マーベラス」「モガディシュ 脱出までの14日間(韓国)」を観ました。これらの作品の中で最も話題に上がったのは、是枝裕和監督が韓国の名優「ソン・ガンホ」を起用した「ベイビー・ブローカー韓国)」でしょう。
 この作品の中で、映画初出演で子供を手放す母親役を演じたのが「イ・ジウン」。韓国では「国民の妹」と呼ばれ親しまれているようです。

  

 彼女はシンガー・ソングライター「IU」としても活動しています。そのことは、今読んでいる「週末ソウルでちょとほっこり」で知りました。

  

 現在、韓国を代表する焼酎(ソジュ)「眞露チャミスル」のキャンペーンガール最長記録を継続中とか。キャンペーンガールに誰が選ばれるかは、国をあげての話題になるそうです。

 

  

原作を読んでから観ました。

2022-03-13 22:21:12 | 映画_2022
 過去、村上春樹さんの紀行集(辺境・近境、雨天炎天など)を読んだ投稿しました。それの作品は一巡したので、次は何を読もうか考えた結果、映画「ドライブ・マイ・カー」の原作が収められた短編集「女のいない男たち」を読みました。
 読み終えて「この短篇をどうやって映像化したのだろう」と疑問を持ちました。時間軸は短く、登場人物は少なく、そのうえ心理面の描写が繊細なだったのでした。
 疑問を解消するために映画版を観ました。その結果、分かったのは「女のいない男たち」の他の短篇を合わせた脚色となっていたのです。このあたりのことはネットに多く投稿されています。
 原作にはないシーンもいくつか登場しました。主人公が四国地方から車で北海道にむかいます。その中で夜に山間の道を走り抜けるシーンを高い位置から撮影したシーンが数か所ありました。これは、監督の作品には妥協しない姿勢の一つだったそうです。

  

  

   

女優「伊藤沙莉」

2022-02-16 21:54:46 | 映画_2022
 一昨年、夕食時(ついでに一杯)にテレビをつけたところ、烏帽子(細長い帽子)を被った青年が公家言葉を使う番組が放送されていました。新聞のテレビ欄でその番組を確認するとNHK「いいね!光源氏くん」でした。平安時代の光源氏が現代にタイムスリップしたドラマでした。
 何気なく見続け(この放送回だけ)ていると、初めて見る女優さんがいました。出演シーンが多いので光源氏を主役とすれば、その相手役といえる役どころでした。その女優さんは「伊藤沙莉」。
 最近はテレビドラマだけではなくCMでも見るようになりました。新聞記事で、ある著名な映画監督は「一度は使いたい女優の一人」にあげているそです。
 そして、今月伊藤沙莉さんが出演する映画「ちょっと思い出しただけ」が公開されました。

  

 私も観ました。「いいね!光源氏くん」とは全く異なる内容の作品でしたが、伊藤沙莉さんの「自然体的な演技」は変わっていませんでした。この演技が彼女の特徴だと思います。
 

 

  
 

不可解な作品

2022-01-30 13:27:45 | 映画_2022
 映画にしても本にしても何らかの理由で鑑賞・購読されると思います。映画「MONSOON/モンスーン」は、近年変貌しつつあるベトナムが舞台の作品でした。

  

 作品のあらすじ、出演者は公式サイトを参照してください。主人公は同性愛者の設定でした。それを象徴するシーンが突然ありました。私にはこの設定が理解できませんでした。

  

何故?シネコンで上映されない!

2022-01-23 11:22:05 | 映画_2022
 2022年4作品目はフランス映画「ブラックボックス(音声分析捜査)」。「ブラックボックス」とは、飛行データと操縦室と音声を記録するために航空機に搭載されている装置で、航空機事故調査のために使用されます。

  

 鑑賞後の後の印象は「秀作」。舞台は航空業界(ブラックボックスなので当たり前)でしたが、これからのIT過信社会に警鐘を鳴らす作品だと思います。フランスでは観客動員100万人を突破する人気のようでした。そのような作品を日本のシネコンでは上映されていません。
 もし、この作品の舞台を日本に置き換えてみると、主演の音声分析官は阿部寛さんが適役でしょう。

 

3作品目は「サカイ」

2022-01-19 20:44:09 | 映画_2022
 年が明けてから、映画3作品を観ました。1,2作品はシネコンで上映されているメジャー作品。3作品目は、私が好きな外国人男性俳優の一人「マット・デイモン」主演の「スティルウォーター」。「マット・デイモン」と言えば「ジェームス・ボーンシリーズ」が代表作。このシリーズではアクション俳優でしたが「スティルウォーター」では主人公の頼りない父親役を演じています。
 舞台はフランスのマルセイユ。主人公がある出来事で知り合た少女からサッカーチームのTシャツをせがまれるシーンがありました。その時少女のセリフの中に「サカイ(字幕)」がありました。このサッカーチームは酒井宏樹が所属していた「オリンピック・マルセイユ(OM)」でした。