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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

ミャンマー考(現在は日本に)

2024-08-14 21:46:18 | ミャンマー

 ミャンマー軍が定めたコメの販売価格に違反したとして起訴された流通大手「イオン」の日本人駐在員は、解放され直近の情報では日本に帰国されたそうです。12日の禁固1年の判決を言い渡されたその日に解放されました。
 ミャンマー政権にとって、日本人駐在員の逮捕・起訴そして判決にどんな意義があったのでしょうか。

 

 


ミャンマー考(ミャンマー ドキュメンタリー映画「地の上、地の下」デリケートな作品)

2024-08-04 18:25:26 | ミャンマー

 この作品の上映会主催者は特定非営利活動法人(NGO)「メコン・ウォッチ」。活動の内容はサイトによると「メコン・ウォッチは、東南アジアのメコン河(メコン川)流域の開発や経済協力が、地域の自然資源を生活の糧としている流域の人々の生活を脅かさないように、調査研究や開発機関への働きかけを主な活動として1993年に設立されたNGOです。」となっています。私はミャンマーに関する情報を探している際に知りました。
 作品の内容は、上映会で配布された資料を参照してください。

  

 ダム建設に反対するカチン人の声が反映された作品でした。主催者の方に、何故一般公開されないのかと質問したところ、ミャンマーで「私たちのココ(ビルマ語で姉)」と呼ばれているアウンサンスーチー女史を批判しているシーンがあるからとのことでした。ミャンマーで女史を批判することはタブー視されています。日本では公開に反対意見をあげている在日ミャンマー人がいると聞きました。
 上映されたのはNGOの施設でした。

 

 

  


ミャンマー考(ミャンマー ドキュメンタリー映画「地の上、地の下」)

2024-08-03 22:28:29 | ミャンマー

 山形ドキュメンタリー映画祭で紹介された、ミャンマー 映画「地の上、地の下」)を見るため、東京・八王子へ向かいました。JR横浜駅から横浜線に乗車して約1時間でJR八王子駅に到着。ちょっとした小旅行です。
 改札口を出ると大勢の人が歩いていました。

  

  

 さらに駅ビルの外に出ると、陸橋の上はどこかへ向かうの人波。

  

 この日は「八王子まつり」の中日でした。繁華街入口には立派な山車が。調べたところ19台の山車が街を練り歩くようです。

  

 浅草の「三社祭」に次ぐ人出がありようです。外国人の姿もちらほらと。

 

  


ビルマ語

2024-07-07 21:52:39 | ミャンマー

 ビルマ語を勉強するためWindows11にビルマ語を追加しました。これで、キーボードからの入力もできるようになりました。しかし、どこを押せば何が出てくのかさっぱり?それを解決してくれたのはスクリーンキーボードでした。

  

 
 Shiftを押下すると切り替わります。

  

  

 次の課題は音声読上げです。


観ました。

2024-06-23 18:07:32 | ミャンマー

  ミャンマー映画「夜明けへの道」を見ました。良作でありながらシネコンで上映されるような性格の作品ではありません。横浜で唯一上映されていたのは「シネマ・ジャック&ベティ」。過去、アジア映画の作品を見るために何度か足を運びました。

  

  

  

  お客さんの入りは「ちらほろ」でした。平日だったのでしかたないですね。私の右隣に座っていたのはミャンマー人でした。言葉からわかりました。
  現在のミャンマーは、政府軍vs人民防衛隊(民主派勢力の軍隊)、政府軍vsカレン民族同盟などの反政府武装組織、さらに武装組織同士の争いが重なり国は内戦状態とも言えます。
  この作品は、人民防衛隊と行動を共にする監督がセルフキュメンタリー風に撮ったものでした。
  


鉄道大バザール(上)

2024-06-09 22:45:52 | ミャンマー

 過日、図書館で借りたアメリカ人作家ポール・セルー「鉄道大バザール(下)」(阿川弘之訳)の記事を投稿しました。下巻を借りたのは、タイ、ベトナム、ビルマの鉄道旅だったからです。下巻を読み終え、作者の人間描写の巧みさなどにひかれ、結果上巻も借りました。

  

 さらに、以前から勉強しようと考えていた。ビルマ語の教材も借りました。

  


ミャンマーのクーデター日本政府は知っていた?

2024-05-22 22:24:38 | ミャンマー

 2021年4月14日、冷たい雨にもかかわらず在日ミャンマー人グループ60人以上が都内・千代田区のとあるビルの前で抗議活動を行いました。抗議活動の主催者は、「日本とミャンマーを繋ぐ太いパイプとは、すなわちJMAと国軍の繋がりであるし、日本政府が曖昧な対応を取り続けるのはJMAの誤った情報が原因だ」と激しい口調で非難しました。JMAとは「一般社団法人日本ミャンマー協会」(Japan Myanmar Association)のことで、日本とミャンマーの民間レベルによる経済交流を推進することを目的として設立され、「日本の対ミャンマーODA(政府開発援助)の取り仕切り役と呼ばれています。
 この協会の会長渡邉秀央氏(元郵政大臣)は、2021年2月1日に発生したミャンマー国軍によるクーデター前月下旬から2月中旬までミャンマーに滞在していました。クーデター前には、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問、ミン・アウン・フライン国軍総司令官と会談していました。このことを「ミャンマー危機 選択を迫られる日本」(永杉豊著書 扶桑社発刊)で知りました。

  

  この本は図書館で借りました。ミャンマー語を勉強しようと、参考になる本を横浜市立図書館の蔵書検索サービスを「ミャンマー語」で検索した結果の中にこの本が載っていました。

  

  自宅近くの区立図書館にあったので早々に足を運んで借りました。前述した渡邉秀央氏の行動は、この本から引用しました。
  投稿の「ミャンマーのクーデター日本政府は知っていた?」は私の憶測です。しかし、クーデター直後ならば国軍の手で隣国タイまでは行けたはずです。なのに20日近く滞在していたのは何のためでしょうか。あらかじめクーデターを知っていて、ODA案件の調整をしていたのではと勘ぐってしまったからです。


ミャンマー考(いま何処に)

2024-05-06 22:15:15 | ミャンマー

 ミャンマーのクーデターから3年が経過しました。クーデター発生時に拘束されたアウンサンスーチー国家顧問の今は。読売新聞4月18日(木)付朝刊の記事では、刑務所から他の場所に移送されました。

  

  昨年、夏場ごろにも同様の報道がありました。真偽はどこに。

  

  また、6年減刑され27年となります。高齢なので体調が心配です。

  
  

  


タイへ脱出?

2024-02-25 22:31:52 | ミャンマー

 ミャンマーでは、徴兵制度を逃れるため、隣国タイに出国する人が増加しています。

  

  ビザが発給され脱出しても、生活ができるのでしょうか。タイ語の問題もあります。
  女性の就労機会は、それなりにあると思います。かたや、男性は建設・ガードマンなど力仕事に限定されます。
  さらに、一時帰国した際、再出国ができないことも考えられます。
  

   


ミャンマー考(最新の情報では)

2024-02-17 23:10:43 | ミャンマー

 ミャンマー軍事政権(国軍)が徴兵を開始しました。徴兵制は2010年法制化されました。

  

 対象は男性は18歳から35歳、女性は18歳から27歳で、兵役は原則2年以内としていますが、国の非常事態の場合は、最長5年まで延長できるとしています。
 政権が、徴兵制の実施に踏み切った背景には、少数民族の武装勢力などの大規模な攻勢にさらされる中で、深刻化する兵員不足を補うねらいがあるとみられます。

 最新の情報によりますと、23日以降労働者の出国が厳しく制限されるようです。

  


  


OSINT(オシント)

2024-01-07 12:47:39 | ミャンマー

 コロナ禍の2021~22年にかけ、NHKの「NHKスペシャル」で、ミャンマーに関する以下の番組が放送されました。

   第1弾 緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス(2021年4月放送)
   第2弾 混迷ミャンマー 軍弾圧の闇に迫る(2021年8月)
   第3弾 忘れられゆく戦場 泥沼の内戦(2022年4月)

 2021年2月、ミャンマーで起きたクーデターから現状までの報道番組です。
 この番組の企画から放送までをまとめた書籍が、書店の店頭に並べてあったので購読しました。

  

 コロナ禍で現地取材が実施できないなか、現地の惨状をどのように入手したのか。
 それを実現したのが「OSINT(オシント)」と呼ばれている手法でした。正式名称は「オープン・ソース・インテリジェンス(Open Souce Intelligence)」。
 SNSの世界にある様々な情報を収集・分析することにより、番組が出来上がりました。
   


2024年に備えて

2023-12-31 12:03:11 | ミャンマー

 今年もミャンマーに関する書籍、

  「ミャンマーという国への旅」
  「タイとビルマの国境に暮らして」
  「ビルマ絶望の戦場」

 などを購読してきました。しかし、ミャンマーについて、まだまだ知らないことが多くあります。
 特に、ビルマ建国からイギリス植民地を経て独立までの歴史については、私としては「未知の世界」に等しいです。
 それを解明するため、ネット検索をしていたら、「コレだ!」と思える文献を探しあてました。
 それが、「ミャンマー概説」(めこん社刊)です。700頁を超すもので、定価は7千円です。
 決して、高くはないと思うのですが、図書館にあったので借りました。

  

  

  

 貸出期間は1月終わり。自信を持って、この期間中に読み切ることは出来ません。延長するつもりです。