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もしかすると、私が求める最後のアルバムになるかも知れません。
昨日の放送を観ながら、いろいろなことを思い出しました。
ベンチャーズが来日する以前の日本の音楽シーンは、ロカビリーブームが去り歌謡曲の全盛時代でした。若者たちは何かを欲していた時代でもあります。
テレビでは、アメリカのテレビドラマが吹替え版で放送されていました。ララミー牧場、コンバット、ライフルマンなどを記憶しています。ところが、音楽は輸入されたレコード盤を購入して聞くか、英語放送のFENを聞く程度しか手段がありませんでした。
アメリカでは、ビーチボーイズ、アニマルズ、イギリスではシャドウズなどが活躍していた時代でもあります。その当時のベンチャーズは、二番手、三番手のバンドでした。
メジャーリーグで3Aにいた選手が、日本に助っ人として来日したのを機に大きく成長し、戻って活躍しているケースもあります。日本での来日公演が成功を収めたベンチャーズを、そのメジャー選手と同様だと見る人もいるようです。
ベンチャーズはインストルメンタルグループでした。その後のグループサウンズ(GS)のブームを作ったのは、ビートルズでした。
寺内タケシさんも、グループ活動をはじめた頃は、インストルメンタルが中心でしたが、GSブームの頃は、歌を中心とした「バニーズ」を結成して活動していました。
その頃、年に数回ですが横浜のジャズ喫茶に出演していました。私が中学生の頃です。1ドリンク付きで1ステージ1,500円だったと記憶しています。ラーメンが一杯200円の頃でした。そのジャズ喫茶は今でもあります。↓の写真で右に「ロンドン」と書かれた看板が見えます。その数メートル先にあります。ただし、現在はキャンバスクラブ(俗にキャバクラと呼ばれています)になっています。
この周辺は、JR横浜駅に隣接する「横浜西口五番街」です。
現在の日時は11月6日(火)午後11時過ぎです。今日の記事は、BSフジで放送中の「アトリエde加山」を観ながら書いています。今日のテーマは「ベンチャーズと若大将」、ゲストは超がつくベンチャーズファンの三宅裕司さんです。以前、スターの夢を叶える的なテレビ番組で来日中のベンチャーズと共演したのを観た記憶があります。
今は、ある音楽評論家の方が、ベンチャーズの歴史を解説しています。日本の音楽シーンに変革を与えた功績は大きいとも話していました。
加山さんは、ベンチャーズと共演した縁で、米国への帰国直前にギターをプレゼントをされたそうです。この当時、ベンチャーズが愛用していたモズライトは日本では販売されていませんでした。日本のミュージシャンからは羨望の目で見られたそうです。
ある方の自宅が紹介されました。熱狂的なベンチャーズファンです。凄いアルバムコレクターです。同じアルバムを、モノラル版、ステレオ版で持っています。
三宅裕司さんのモズライト・コレクションを紹介しています。桑田佳圭祐さんから還暦祝いでプレゼントされたものは、ボディーから弦まで“赤一色”でした。でも、64'sのビンテージ・モデルはお持ちではないようです。
私が今年の夏に記事にした東京・赤坂の「エルカミーノ」が紹介されています。ここでは、手ぶらで来店しても、演奏がでいるように、楽器一式が用意されています。
二人で共演を始めました。加山さんは今年75歳になりましたが、エレキ・ギターを弾く姿は、やっぱり“若大将”ですね。
ベンチャーズ・ファンのクラブが登場しました。説明をされている方を、大分以前にある楽器店のイベントで、見た記憶があります。会員は全国で600人近くいるそうです。
寺内タケシさんの話題も登場しました。
6月はバンド結成50周年コンサートが目白押しです。でも、首都圏での開催はありません。7月以降を楽しみにしてます。
◆寺内タケシとブルージーンズバンド結成50周年祭りコンサート
6月12日(日)
場所:(群馬県)伊勢崎市文化会館大ホール
時間:15:00開演
◆寺内タケシとブルージーンズバンド結成50周年祭りコンサート
6月18日(土)
場所:(栃木県大田原市)那須野が原ハーモーニーホール
時間:18:00開演
◆バンド結成50周年記念スーパーライブ
6月24日(金)
場所:(大阪府)堺市民会館大ホール
時間:19:00開演
◆寺内タケシとブルージーンズバンド結成50周年祭り
6月26日(日)
場所:(大分県)中津文化会館大ホール
時間:14:00開演
しかし、大阪が終わってから2日後に大分とは大変ですね。TBJは↓のバスに機材を積んでツアーに出てます。
銀座TACT(http://www.ginzatact.co.jp/tact/)は、すずらん通り(当然銀座です)にあるライブハウスです。昔は「ACB」(アシベ)など多くのライブハウス(その当時は「ジャズ喫茶」と呼ばれてました)がありましたが、最近は数店となってしまいました。
現在の銀座TACTはベンチャーズ、ビートルズなどオールディーズ系グループのステージが中心となっています。
「エド山口&東京ベンチャーズ」は毎月出演してます(エド山口さんとはモト冬樹さんのお兄様です)。その他、タイガーズの森本タローさん、加瀬邦彦&ワイルドワンズの島英二さん、元寺内タケシ&ブルージンズのメンバーで構成された「SOS」などが出演しています。
そして、今年10月に三根信宏さんが登場します。元シャープファイブのリードギターで歌手「ディックミネ」さん(故人)のご子息です。
GS(グループサウンズ)全盛時代には寺内タケシさんと双璧のギターリストと呼ばれていました。
三根信宏さんの演奏は2回聴きました。最初は銀座TACTでエド山口&東京ベンチャーズのステージに飛び入り参加をして「ブルドック」を弾いた時、2度目は寺内タケシ&ブルージンズのコンサートにゲストで出演した時です。
三根信宏さんと言えば東京サウンド社から発売されている「グヤトーン・シャープ5」モデルが有名ですね。
バンド結成(1959年)から50周年を記念して、シンコーミュージック社から記念号が発売されました。日本初来日は1962年です。
表紙四隅が初来日のメンバーです。右から時計廻りでドラムのメル・テイラー氏、リード・ギターのノーキー・エドワーズ氏、ベース・ギターのボブ・ボーグル氏、最後にリズム・ギターの「ドン・ウィルソン氏。
表紙中央が最近の来日メンバーです。
メル・テイラー氏とボブ・ボーグル氏は他界し、ボブ・ボーグル氏は最後の来日と言われてます。
下の写真は1965年の来日を記念して発売されたライブ・アルバムのジャケットです。場所は新宿の厚生年金会館です。このライブを見て後の人生が変わった人がいました。エド山口氏とモト冬樹氏です。