ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

すぐれ物!エコファン

2011-12-11 11:20:22 | 暮らし
 最近、感動した物。これだ。

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 薪ストーブの上にちょこんと乗ってる小型扇風機、エコファン。ストーブの熱はどうしても上にこもりがち、頭上と足下で10℃以上も差があったりして、これは健康にも熱効率的にもよろしくない。天井に扇風機を取り付けて空気をかき混ぜて下に送るしかないか、って思っていろいろ調べてみたら、なんとこんな物に出くわした。

 エコファン:カナダ生まれの送風機だ。どこがエコなんだ?なんと!この送風機、電気もガスも使わない。勝手に回ってる。もちろん羽が動くのだからエネルギーは必要だが、それがただのストーブの熱ってことなんだ。

 理屈はよくわからないが、器具の下部でストーブの熱を受け取り、上部にあるフィンとの温度差で微量の電流を生み出して高性能?モーターを起動し薄い金属製の羽を回して室内の空気を撹拌するっていう仕組みだ。


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 効果のほどは?すこぶる、とは行かないが、まずは確実に及第点だ。頭カッカ、足下すーすーの不快感が無くなった。実際に温度を調べたわけではないが、上と下での差はずいぶん縮まったに違いない。

 上の写真では2台映っているが、別に2台ないと効力不足ということではない。今はまだ使っていないが冬本番となれば出番のくるもう一台のストーブのために買ったものを居間で同時に使用しているだけだ。8畳間程度なら1台で大丈夫だろう。機種は大小2機種あって、小さい方は高温時350℃になると自動停止する仕組みが組み込まれている。でも、350℃なんてがんがんたくことはまずないから、少し価格は高めでも大型の方が風量も大きくお勧めだ。


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 興味のある人は楽天でエコファンを検索すればすぐに出てくる。おっと、この記事、メーカーからも販売代理店からも一切依頼なんてうけてないからお間違いなく。もっとも、宣伝広告料、くれるって言うなら嫌とは言わないけど。






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やっぱり必要!コント『振り込め詐欺にご用心』

2011-12-07 19:13:44 | 地域文化
 出たよ、振り込め詐欺被害。米沢市で63歳の女性と71歳の男性だって。電話がかかってきて、「市役所の者だが、保険金の還付:払い戻しがある。ついてはコンビニのATMに行って、電話をかけ直し、その電話相手の指示通りにしてください。」って。おいおい、これそのままじゃなかかよ。置農コント『振り込め詐欺にご用心』。違いは税金の還付が保険金に変わってるだけ。

 だからね、もっともっと置農コントさせてくれればいいのよ。あっちこっちのお年寄り集めて。警察の音頭取りで。そうすりゃこんな事件起きずに済んだ、とは言わないが、少なくはなるのに。残念無念。

 絶対、警察、防犯関係者は置農コントのこと知らないね。公民館ベースではかなりの知名度になってるし、ネットの検索でもトップに出てくるんだけど、警察の方はね。3年前、演歌ショーのスタートは米沢での交通安全出発式だった。そこで交通安全コント数本をやったんだけど、あまり感心しなかったのかな、真面目な警察官の方々には、ひねりすぎだったのかな。会場はかなり受けてたんだけど。

 あるいは、交通安全コントは交通安全だけのこと、置農演劇部が別のコント作れる、あるいは演劇部に作らせようって発想にならなかったんだろう。

 こういう情報不感症、情報無知って結構はびこっていて、川西町でも未だ置農演劇部の活躍をよく知らないって人もいるくらいなんだ。例えば、演歌ショーやってるとか、食育子どもミュージカル公演中とか、知らないのよ、これが。いやいや、じっちゃばっちゃの話しじゃない。役場の職員とか学校の先生とかのお話だ。

 新しいこと、面白そうなこと、使えそうなこと、こういうことにぴぴっとアンテナが動く、当たり前のことって思うんだけど、なかなかそういうものじゃないんだな、他人様って。

 そういうがっかりな現実から出発するしかないんだ。来年度からは警察、防犯委員会方面にも案内を出すことにしようっと。


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東京日帰り公演『どんでん森』

2011-12-04 23:48:57 | 地域文化
 東京へ日帰り公演って?そんなのあり?

 ありもありも、やっちゃったからね。今さっき帰ってきたところだ。東京は有楽町の国際フォーラムで開催された「町イチ!村イチ!」、『とんでん森は、どっきどき』のミニバージョンをやってきた。

 朝の5時半出発!まっくら!!それも、前日は『漂流』の昼夜公演終わらせてからだから。こんなスケジュール、絶対組まないような、まともな人なら。でも、実際組んじゃった。で、やっちゃった。僕も置農演劇部もまともじゃないから。ついでに言うと、生徒たちは明後日から期末試験。うぉーっ!ますます狂気の沙汰じゃ!!

 でも、いろんな経験できた。まずは行き帰りのバス。町が用意してくれたのはマイクロバス。ここにどでかい着ぐるみをどさっと積み込んだ。これが一苦労。だってこんなもんだから。


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 こんな全身着ぐるみが3つその他にかぶり物や衣装、多数。これをバスの後部に積み込んだら、人間の座る席が無くなってしまった。結局、着ぐるみの下で埋もれるようにして東京までの往復をこなした。

 公演の方もびっくり体験の連続。まずは人出の多さ!広いイベント会場が身動きできないほどの人出。その一角にしつらえられたステージで、マイクヘッドセットを付けての公演。ほらほらプロのミュージカルで使ってるでしょ、あれあれ。

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 ステージのすぐ横にはワインバーがあったり、町村のブースあったり、前ではゆるキャラたちが愛嬌振りまいてるし。しかも、リハーサル一切なし。音レベルも本番始まってから、「これでいいですか?」ってそんなことは言われたって一部だけて聞いたってわかんないよ。しかも時間は押していて、行け行けで始まっちゃうし。もう、後は部員たちに任せるっきゃない。



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でも、さすが、経験豊か、場慣れならお任せの置農演劇部、最後の最後までばっちりやり遂げた。最後はひょっこりひょうたん島のダンスで〆。まっ、こういう会場なので、観客集中ってわけにはいかなかったけど、高校生パワーをしっかりと印象付けることはできたかな。さらに公演の後は、置農紅大豆本舗のスイーツの販売活動。こっちもしっかり頑張ってくれた。完売直前まで行ったんだけど、バス時間の関係で、残り数10個を残して撤退した。




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 日帰りの東京公演!こんなこと、人生で今日くらいしか経験できないよね。





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『漂流』決着

2011-12-03 23:45:13 | 教育
 『漂流』プラザ公演が終わった。

 良くなった。県大会より数段良くなった。

 稽古に時間がとれたわけではない。ともかく忙しくて、『と゜んでん森』や『夢芝居』の公演を続けながら、合間、合間をつまみ食いしながら仕上げてきた。なのに、着実にレベルアップしていた。

 作品が成熟していくにはただひたすらの稽古だけではないってことだ。熟するための時間が必要だ。ワインやウィスキーがじっくりと寝かされて芳醇な味わいを蓄えて行くように、舞台が熟して行くにも時間が必要だということだ。たとえ、なにもしない時間であっても、ただ無造作にやり過ごされる時間であっても。

 人が成長するにも同じように時の経過が必要とされる。ぎりぎり詰め込んだところでどうすることもできない。ぎゅうぎゅうと詰め込まれたものが、租借され消化され吸収されていくには、時間という熟成が必要だ。

 1年生が感想として「3年生が格好良かった」と言っていた。この舞台を、下級生は大切なものを引き継げた機会として心にとめた。東北大会という目標を失った後でもここまで集中し遂げた3年生が残したものは大きい。その意欲を次に生かす、そしてさらにさらに置農演劇部が成長していく。そんなワンステップを、今日の公演で上がることができた。

 今日の公演のもう一つの収穫は、地域のお年寄りがたくさん見に来てくれたことだ。演歌ショーを見て、応援に訪れてくれた人たちだ。ありがたい。観客の平均年齢が還暦を上回るなんてこと、高校演劇であり得ることだろうか。この広がりを大切にしなくてはならない。さらにもさともさっと幅広い人たちにつなげて行く必要がある。川西町に置賜地域に。

 無理に無理を重ねた公演だった。でも、部員たちはしっかりとやり遂げてくれた。

 明日は東京公演!またまた無理くりだ!4時起きの5時半出発。きっとまた新しいつながりを生み出してくれることだろう。

 さあ、寝よう!



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