ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

田んぼ着々!

2021-05-06 09:16:11 | 米つくり

 大量にもらった、いや、もらい過ぎた堆肥、ともかく、撒き終えて、さぁ、トラクターで荒起こしだぜ。いろいろあるよなぁ、米つくりはドラマだ。躓き、乗り越え、行き詰り、迂回する、そんな日々を繰り返しつつ、やっとこトラクター始動だ。

 バッテリーも充電で、8割がた元気になった。前の年に脱落た爪はなんと5本!慌ててコメリ(農業資材店)に走り、すべて補充、緩んでいたボルトも力の限り締め上げた。

 っても、年寄りの非力、またすぐ緩んでくるだろう。作業終了の度にこまめに覗き込んでチェックするしかないだろな。プロに頼まず、自分でやるってことには、こんな気配りが必要なんだってことだぜ。

 今年の田んぼ準備で、一番のお手柄?は大きな田2枚の畔塗を機械でやってもらったことだ。

 田を囲む畔、前年の崩れやらネズミの穴やらで、実に悲惨な有様なのだ。水を溜めてもどどっと漏れる。高さが減って、水が乗り越える。隣りの畑との境界が動いてしまう。スコップ片手に土を盛ったり、穴を塞いだり、これが一仕事、二仕事だった。そうそう、耕耘を始める前には前輪を畔に乗せて走り、トラクターの重さでの穴つぶしも必須だった。

 それが、畔塗機械を持つKさんのお陰で、きれいに畔を作り直してもらえた。いやぁ、なんとも凄い便利な機械が出て来たもんだ。周囲を回り、掘り起こした土をべったんこべったんこと壁に仕上げていく。これで一気に作業が簡単になった。トラクターで耕すだけでいい、って、それが当たり前なんだが。

 前日の激しい雨で、田はぬかるんで重かったが、トラクターの奴め、力の限りを振り絞って耕し続けてくれた。

 偉い、その歳でよく頑張る!心配したエンストも起さず、主要な田2枚の荒起こしを終えられた。ついでにカボチャ、里芋、大豆の畑も一気に耕耘、よしよし、出足快調だぜ。

 残るは堰の水を利用する上の小さな田んぼ7枚だけだ。2時間もあれば終わる。連休とやら終わって、今さら晴天かよ!の上天気、ブログもここらで終わりにして、田んぼ作業に出かけるぜぇ!

 

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