いつだって心に止めておこう、常に意識の一隅には張っておこう、能登の被災地の状況。
そうは思っていても、人間ってのはねぇ、忙しさに溺れ、日常の雑事に押し流されちまうもんなんだよな、って、俺だけの話しか。
まっ、我が家の田んぼの小作人さんがちょくちょくボランティアに駆けつけてくれていて、その詳細な報告をその都度FBに上げてくれているので、離れ掛かる関心を能登に引き戻してくれちゃいるんだが、やっぱりなぁ、日常性は強固だぜ。
だから、今回の山本太郎の能登再再再再訪問?は日々の暮らしにかまけて呆けボケの頭をがしんと引っ叩いてくれて嬉しかった。
そうだよ、能登だ!どうなってんだよ今?
ただの通り一遍の視察じゃないからね、太郎は。7カ月経って傷んだ屋根覆いのブルーシート、の架け替えが急務だってこと、そのために必要な人員と費用、事細かに報告、提案してくれた。
少しの破損でも雨漏りはする、そんな実態は屋根に上ってみて初めて実感できること、シート交換に必要な手数についても、体験してわかることも多い。
だから、梯子を上って屋根菜上がる、それが太郎流。
見えてくるのは、
見上げただけではわからない現実。
そして、被災者と対面で話を聞く。
そうやって、わずかだが進んだ復旧、圧倒的に手付かずの被災状況を目の当たりにしてくれる。
忙しい議員としての職務、党代表としての仕事、せめてこの酷暑の夏くらい英気を養って休養してくれよ!との支持者たちの声を軽く無視して、能登に駆けつける山本太郎。
常に彼の心は能登の人々と一緒あるのだ。
伝えられる実態の数々も重要だが、そうやって、忘れることなく行動に起こす姿勢が、怠慢な俺らを打つってことなのさ。
太郎をパフォーマンスだと謗る人たち、あんたらは何を提起してくれてるのかな?
太郎が心を向けること、太郎が行動にかけること、それを通して、時代の今を目の前に据え続けることができる。そんな政治家を持てていることの幸せを素直に認めようじゃないか。
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