いや、すでに仕事してもらってるけどね、塩水選と種蒔きと。いよいよ地域の人たちにお披露目ってことで。
田んぼ作りに欠かせぬ共同作業、堰の掘り上げに参加だぜ。一人は米沢から、もう一人は、なんと仙台から朝駆けして到着。8時前、もう、煽られるなぁ。
掘り上げは1時間半程度終わるはずだから、その後、田んぼの肥料撒きもやっちまうことにして、二人は軽トラ運転して、こっちは、散布用のキャリー動かして、作業現場に到着。
地域の人たちに紹介、今年からこの田んぼ作ることになった人たち、よろしくねえ!若い、いや、世間の常識では中年だけど、ここらの基準じゃ若い!から、二人には大変な自然水路の方に入ってもらった。
地元ご高齢グループはU字溝の水路、大丈夫だろ、って配置したら、なんだい、さっぱり仕事進まないぜ。
見れば自然水路方面は、地元の若手二人も加わって、おいおい、ずいぶん分厚い布陣じゃないか。こりゃ、スカウト、配置転換だな。
新小作人NさんにU字溝グループに加わってもらった。人見知りしない性格だから、安心だ。ばりばりの働き手が加わって、心強いことだろう。
と、思ったら、そちらはあっという間に終わった。若手4人+αで自然水路の残りもずんずん進んで、予定通り1時間半で終了した。
運んであったキャリーを田んぼに入れて、運転方法、撒き方を教えて、あとはお任せ。イノシシが掘っ繰り返した穴を埋めなくっちゃ、ってことでトラクター出動させた。
実習用の我が家の田んぼと彼らの2枚、やりたいようにやってもらったら、えっ、なにっ!?肥料全部撒いちまったの!それ、多すぎでしょ。イモチ出るかもよ。
でも、10年近く自然農法の無肥料で作って来た田だから、多いくらいで丁度いいかも、とかって、脅したり、なだめたりして、作業はすべて終わった。
次は来週の堆肥散布。イノシシが仕返しに来なけりゃいいんだけどな。