「残したい」高砂市民病院

 9月20日（木）、いよいよ9月定例議会において市長提案がなされ議案質疑が始まりました。

昨日質疑された議案の中でのトピックスは「高砂市民病院のあり方検討委員会設置条例」。数日前にも書かせて頂きましたが、現在の高砂市民病院の経営は毎年赤字で、5億円前後の資金援助が高砂市の一般会計から行われています。（検討委員会のメンバー（案）↓）

昨日は、大野徹病院事業管理者にもご出席頂き、現在の市民病院がこの様な状況に陥った要因等についても説明を受けました。

その説明に拠ると、最大の要因は外部環境の変化、即ち2年前にオープンした加古川中央市民病院の存在。多くの医師がそちらに偏り、現在では加古川中央には230人、高砂市民病院は33人（いずれも研修医含む）。

その結果、高砂市民病院では対応できる分野も限られ、患者が急激に加古川中央市民病院に流れていっているとのこと。

「ある程度は予測できた事ではあるが、ここまで医師数に差がでるのか！？」と驚くばかりです。

その他、医師の働き方にも変化が現れ、女性医師が増え、また医師自身がパートタイム化したりもしてきているとのこと。

今後については、医師派遣の拠点となる神戸大学（医学部）や加古川中央市民病院との連携が最重要で「何としても市民病院を残したい」との意思を登幸人市長、大野徹病院事業管理者ともに示されました。

本日より、一般会計の補正予算質疑、他の議員の質疑もしっかり聞きながら理解を深めたいと思います。

では、週末の金曜日、今日も明るく元気に前向きに、頑張っていきましょう！（with smile)

 

 

 

委員会構成等決定

 9月18日（火）、いよいよ高砂市議会は新しい議員構成で開会。議長、副議長、委員会構成等が以下の通り決まりました。下の資料中、◎が委員長、〇が副委員長です。

 

私は建設環境経済常任委員会に所属し委員長をさせて頂くことになりました。

　本来は昨日と本日（19日）で上の様なことの決定を行う予定だったのですが、昨日だけで終了した為、本日は休会となりました。

明日以降、本会議質疑がスタート。市民の代表としてしっかり審議していきたいと思います。

では皆様、本日も”明るく元気に前向きに”頑張っていきましょう！（with smile)

 

 

 

公園掃除でスタートの3連休

 3連休、皆様如何お過ごしだったでしょうか？

私は、9月15日が第３土曜日ということでぼたん児童公園の”自主的”公園掃除からスタート。今回はまた新たな顔ぶれが4名程参加してくれ15名位で行うことができました。（↓）

この日に予定されていた宝殿中学校の運動会は翌日に順延。夕刻には万灯祭に出向きました。

旧工楽邸をバックにしてのオープニングセレモニー、点灯式が行われている様子。私は初日(9月15日）のみ出向いたのですが、本当に多くの人が来場し、旧工楽邸も大賑わいの状況でした。

翌日9月16日（日）は午前10時から東播磨木鶏クラブ。こちらは今年4月から申義堂を使わせて頂いて行っている雑誌『致知』を活用した人間学の勉強。この日は11人が参加し、勉強をしました。この勉強会、今回はお試し参加の方が3名おられたのですが、堅苦しく考えずに是非皆様もご参加してみてください。（午後、宝殿中学校の体育大会に顔を出しました）

9月17日（月：祝日）は全く予定がなく、家族で淡路島へ。高い所が苦手な私が息子と共に下の企画「あっぱれ！戦国大冒険！」に参加。地上4.5ｍの高さにはられたロープの上等を歩いてきました。久々に我を忘れる”怖い体験”をしました！

[上の表情は余裕ですが、ここまで来るまでにはかなり怖かったです]

 本日9月18日（火）より高砂市議会定例会が新議員構成で始まります。

日々の動きはこのブログで報告をさせて頂きますので、ご愛読の程、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高砂市民病院あり方検討委員会

　9月13日（木）、午前9時から議案勉強会。昨日の勉強会スケジュールは以下の通り。

昨日、今回の高砂市議会定例会での大きな議案として「小中学校のエアコン設置」をご紹介しましたが、もう一つ非常に大きな議案があります。

それは「高砂市民病院のあり方検討委員会を立ち上げる」ことで、組織の構成は以下の通り。（他病院のあり方検討委員会と比較した資料、最も左が今後立ち上げる予定の高砂） 

 高砂市民病院は現在、毎年5億円程度、高砂市の一般会計から資金補てんを行っており、高砂市の貯金が約３０億であることを考えると、非常に大きな現金流出になっています。

自治体は福祉、まちづくり、教育、健康文化等々様々な分野に税金を投入して自治体経営をしていかないといけないのですが、このままの高砂市民病院の経営状況が続くと、間違いなく他の事業が縮小化し、最終的に高砂市の経営が行き詰まります。

このあり方検討委員会は、こういった危機感を抱いての立ち上げと認識しており、専門家を交えて、民間移譲や指定管理、廃院等あらゆる選択肢の中から何が最適かを検討することが目的です。

大きな課題にいよいよメスをいれる事になると思います。

本日は議案勉強会最終日、しっかりと取り組みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

来夏高砂市内全校にエアコン設置（提案）

 9月12日（水）、朝会社に出勤後、早々に議会へ移動。その後は幾つかの用件にとりかかり午後1時から議案勉強会。

昨日議案の勉強をさせて頂いたのは「こども未来部・生活環境部・まちづくり部」

今回の議案の最大のトピックスは何と言っても「市内全公立小中学校にエアコンの設置」が提案されていること。

実は、今夏の異常な猛暑を受けて議員全員からも市長に対し要望書を提出していました。そのことも今回の市長提案に影響したのではないかと考えますが、「来年の夏には全校にリース方式で設置したい」という提案です。これに要する費用は毎年1.5億円＋光熱費（恐らく1千万円位）。

そして夕刻午後6時30分からは「高砂駅南地区まちづくり協議会」（メンバーは以下の資料の通り）（於：高砂コミュニティーセンター）に出席。今回が2回目だったのですが、こちらでは山電高砂駅南側エリアの課題や在り方等についてワークショップ形式で意見を出し合い、グループ別に発表を行いました。

[昨日の協議会での発表の様子]

高砂は今後山電高砂駅前の再開発や山電の高架化、また小中学校へのエアコン設置等、従来からの課題に加え、新たな課題にも対応していく事になります。

私はいずれも必要な事業と考えますが、限られた財源をどう使うのか、今後更に自分なりに勉強し、しっかりと考えていきたいと思います。

本日は午前9時から午後5時までびっしり議案勉強会。皆様も色々なスケジュールがあると思いますが、頑張っていきましょう！（with smile)