NHK朝の連続テレビ小説
「舞いあがれ!」が終了。
最終回、泣かせに来ましたね。
まんまと号泣しちまいましたよ。
昨日のTBSラジオ「たまむすび」の赤江さんの答辞につづき
体内に水分などまったくない涸れまくりのおっさんから
出してはいけない液体が連日のダダ漏れ状態。
てっきりヒロインが
パイロットになる物語かと思いきや、
急死した父親の町工場の再建に奔走する展開に。
地味で辛い展開が続いていたと思ったら、
突然ラブコメモードになり、登場人物の
誰と誰がくっつくくっつかないの、朝ドラお約束の展開になったりと
最後、どんなふうに着地するんだろうと思っていた。
そしたら、紆余曲折を経て、でもそれらすべてが糧になって、
いまようやく舞いあがることができるという最終回。
朝ドラは半年続くドラマなので、
とにかく長い。だからこそ、
積み重なってきたものが最終回で
一気にたたみかけてきたら、それは泣けるでしょう、と。
ヒロインの福原愛さん。
ふんわりまっすぐな役どころを貫いてくれました。
母親役の永作博美、祖母役の高畑淳子を始め、
出演者はみんな好演でしょう。なかでも
脇を固める古館寛治、松尾諭の安心感はもとより、
吉川晃司、鶴見辰吾、哀川翔というキャストは
90年代の三池崇史や石井隆の映画で大暴れした人たちであり、
朝から顔を出していいんですか、と思いつつ、
ずいぶんみなさん丸くなって、
でも内面では強面のままという佇まいが好印象。
若手の俳優さんたちも、本作をきっかけに、
きっといろんな映画やドラマで見ることになるんだろう。
ともあれ半年間楽しませてもらいました。
来週からは「らんまん」。
ナレーターをつとめる神様(宮崎あおい)だけの
出演でいいんじゃないの、という信者の願いは
かなえられなかったようだけど、神木くんの奮闘ぶりに期待しようかと。
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