とある本を読んでいたら、
「会話」と「対話」の違いについて書かれていた。
いわく、「会話」はふだんの日常的なおしゃべりのことで、
「対話」は質問に対して答えが続くようなやりとりだと。
どちらがいいとか悪いとかではないけれど、
たとえば人と話していて、
どうもしっくり来ない、話が弾まないとき、
こっちは「会話」のつもりなのに、
向こうは「対話」だと思っていたりすることがありそうだ。
そうか。だからあのとき、
あの人にあんなコトを言って、怪訝な顔をされたり、
気まずくなったりしたのは、
「会話」と「対話」をはき違えていたからなのか、と。
「焼きそばはやっぱりソース味ですか」
「いえ。塩味です」
というのが「対話」で、
互いの違いを確かめるために言葉が交わされ、
「焼きそばはやっぱりソース味ですか」
「そりゃあそうですよ〜あの油ギトギトでどす黒いソースの味が
たまりませんね〜うひょひょひょひょひょひょ」
というのが「会話」だとしたら、
そんな「会話」は嫌だ。
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