川柳師匠…。
そういえば、最近は寄席で
お見かけすることがなくなったと思っていたところの訃報で
なんとも残念無念。
川柳師匠の高座を見たのは3回ほど。
義太夫好きの親父と、
ジャズ狂いの馬鹿息子が織りなす「ジャズ息子」は
爆笑の演目。音楽への造詣の深さと口演の素晴らしさ。
外道でアナーキーな噺家と言われていたけれど、
その芸達者ぶりにはいつも感服していた。
快楽亭ブラック師匠お得意の演目で、
川柳師匠をモデルにした「芝浜」がまた楽しかった。
飲んだくれの川柳師匠とそのおかみさんの人情噺。
もうすぐ年の暮れだし、
ブラック師匠はきっと
「芝浜」を演ってくれるんじゃないかな。
これまた爆笑必至の川柳師匠の自伝。
読み直そうと家の本棚を探したけれど、ない。
いつもそうだ。こういうときに限って見つからない。
ごめんなさい、師匠。
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