Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

Beware of my love

2013年05月13日 | 読んでいろいろ思うところが
資料本の量が増えた。図書館に行ったり、
書店にも行って、さらに何冊か購入。
果たして読み切れるだろうかと思いつつ、
「レコードコレクターズ」の最新号も買ってしまう。
特集は「ウィングス・オーヴァー・アメリカ」。
76年の「ウィングスUSAライヴ!!」のリマスター盤の発売記念とな。



ボーカリストとして全盛期を迎えていたポールを
パッケージングしたこのアルバム、
ファンの間ではマスト中のマストアイテムなのは言うまでもない。

特集は嬉しいのだけど、
結局、ポールのボーカルが凄いというのと、
他のメンバーの献身的な働きのおかげで
ポールはビートルズでは成しえなかった
ライブバンドとして大成功したことが語られるばかり。
それはもうすでにファンの間では充分わかっていることで、
他にもっと語るべきネタは無かったのだろうか、と。

メンバーではジミー・マッカロックのみが見開きで紹介されているが、
他のメンバーへの言及が少なすぎ。
リンダはどれくらいウィングスに貢献していたのか。
デニー・レインの功績についても読みたいわけで、なんとかならなかったのか。
また、ウィングスの勢いは78年ぐらいまでで、
80年には大麻所持で日本公演がパアになり、その年の暮れには
ジョンが射殺されたこともあって、ウィングスは活動停止、そして解散となってしまうわけで、
そのあたりの栄枯盛衰ぶりも追いかけてほしかった気がする。

どうやら「クロスビート」や「ストレンジデイズ」といった
他のロック雑誌でも「オーヴァーアメリカ」特集らしいので、
そっちを読めば言及されているのかな。
それにしてもロック雑誌、同じ特集ばっかりですな。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トルクメニスタン・グラフィティ | トップ | やさぐれとときめき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読んでいろいろ思うところが」カテゴリの最新記事