Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

邪悪という名のハムカツ

2010年10月22日 | 邪悪なT君
うひょひょひょひょ。

邪悪なT君、絶好調である。
怪しい店の話を嬉々として語るその姿に後光が差してきた。

「実はですね~越した先の近くにイイ店があって、
 そこはトンカツ屋なんですけど、なんと2枚もあるんですよ~」

2枚? トンカツが?

「そうなんですよ~それにご飯と味噌汁、サラダに、
 あと温泉玉子もついてくるんです。それでなんと500円なんです~」

そうなのか。トンカツが2枚もあって500円とは。
しかし、まともなトンカツじゃないだろう、それは。

「うひょひょひょ。それは言いっこなしですよ~。
 それはそれは薄い肉で、もうたまりませんよ~。 
 口に入れたら、一瞬で噛みきれますからね。あの柔らかさと薄さといったらもう~」

それはトンカツと言えるのか。一体。

「そうですね~どちらかというとハムカツですよ、ハムカツ~。
 だったらおとなしくハムカツを喰うんですけどね。
 そんなこと言ってたら、ハムカツが喰いたくなるじゃないですか~。
 そうそう、ハムカツといえば高円寺にイイ店がありましてね~うひょひょひょ」

トンカツの話からいつの間にか
ハムカツ談議に突入する邪悪なT君であった。
そのあとのことはあまり覚えていない。思い出したくもない。


ハムカツ。資料写真です。切ったところの赤が素敵ですな。昭和を代表する洋食と言ってよいでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする