Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

Not Angry Young Man

2010年10月17日 | 読んでいろいろ思うところが
古市憲寿『希望難民ご一行様~ピースボートと「承認の共同体」幻想』(光文社新書)を読む。
よく街で見かけるポスターで何となく認識していた「ピースボート」。
元・社民党の辻元清美さんが学生時代に設立した社会運動的な船舶イベントだ。
その「ピースボート」に、東大の院生である著者が乗り込み、
世界一周の旅をともにした若者たちに聞き取り調査を敢行。
若者たちの実態、というか彼らの心象風景が
浮き彫りになったルポルタージュだと思う。


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怪しい渋谷紀行

2010年10月17日 | 日々、徒然に
金曜日は資料集めのため、渋谷に。
割と早く目的が達成できたので、タワレコに寄る。
ジョンの新しいBOXセットが大売り出し中。
展示してあったジョン(とヨーコ)のパネルをしばし眺める。
なんだかんだといって、
ジョン(とヨーコ)はフォトジェニックな人だったなと思う。



ビートルズの「赤盤」「青盤」のリマスター発売も近いので、
タワレコの入口は、でかい「赤」と「青」のジャケを模した看板があった。

そのまま渋谷駅に向かおうとしたが、
ふと気になって、宮下公園に行ってみる。
ニュースでも話題になっているので知っている人も多いと思うが、
渋谷区がナイキ・ジャパンに宮下公園のネーミングライツを売却。
あらたにナイキパークとして工事が進められることになり、現在は封鎖されている。



ナイキが買い取った宮下公園は、
フットサル場やスケートボード場、カフェなどができるようで、
ナイキが管理するアミューズメント施設に変わるようだ。
そこに反対派が噛みついた。
いわく、渋谷区とナイキが区民の意向をまったく反映しないで、
勝手に公共の公園を私有化している、と。
公園のホームレスを強制退去したのも反対派は良しとしていない。
ナイキは最近になって、ナイキパークという命名を取り下げ、
宮下公園のままで行く、とアナウンスした。
ネーミングライツを買ったのにも関わらず。

宮下公園は確かに怪しい公園だった。
でも都会のど真ん中にある公園って、こういうものだろうし、
ホームレスがいるのは当たり前、というか。
そんな公園がなくなって、キレイな施設になるのはいいことなのだろうか。
反対派の主張が全部正しいとは言わないけど、
封鎖されている宮下公園を見ると、少し寂しくなるのは否めない。
あと、キレイになった宮下公園には、行かないだろうな。
怪しい場所がなくなるのが、寂しいだけなのだけど。

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