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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

プリティボーイと化した夜

2023年12月02日 | たまには音楽でも
ノエル・ギャラガー・ハイ・フライング・バーズ
2023 JAPAN TOUR@東京ガーデンシアターに行く。
4年ぶりの兄貴。安定のライブ。
それにしても、毎回同じ曲で涙ぐむってどういうこと。


ノエル兄貴も56歳。すっかりおっさんだけど、
ボーカルは良く出ていたと思う。

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自己をみつめて水平線

2023年11月06日 | たまには音楽でも
くるりの新譜「感覚は道標」を聞く。


そして佐渡岳利監督「くるりのえいが」を見る。



くるりのファンなら、今回の新譜と映画は
当然ワンセットとして受け止める感じなんだろう。
って自分はくるりのファンなのか?
と根本的な自問自答にぶちあたったりしています。

いや。新譜が出るたびに買って聞いてるし、
ライブには一度だが行ったことはある。
「ハイウェイ」とか「ロックンロール」、
「すけべな女の子」「グッドモーニング」など
好きな曲もたくさんあるし。「シャツを洗えば」では
大御所のユーミンと互角に渡り合っているのもすごい。
アルバム「アンテナ」と「NIKKI」は名盤だと思っているし。
岸田繁のちょっと神経質で
ひねくれたロックンローラーぶりも嫌いじゃない。
意外なほどぐいぐい来る佐藤征史のベース音も、いい。
それ以外のメンバーはよく代わるが、
ドラムのクリストファー・マグワイアや、
トランペットのファンファンなどの演奏もいいなあと思っていた。
映画との親和性も高いバンドで
先の「ハイウェイ」は「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌だ。
「リアリズムの宿」と「奇跡」もそうだった。
そうか、自分はくるりのファンなのか。
うーん。好きだけどファンじゃない。そんな感覚わかりますか? 

新譜と映画のことを書きそびれてしまった。
それはまた追って書きます。たぶん。きっと。

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愚か者の嬉し涙

2023年10月25日 | たまには音楽でも
ローリング・ストーンズの新譜
「ハックニー・ダイヤモンズ」を聞く。
オリジナルアルバムとしては、
「ザ・ビガー・バン」以来18年ぶりという。
チャーリーの死を乗り越え、
齢80を過ぎても新作を出すミックもキースも偉いが、
こうして18年経って、ストーンズの新曲を
聞くことができる自分も「よく生き延びたなあ」
と褒めてあげたい気分です。偉いぞ自分。


01 アングリーから、
なんという溌剌としたロックンロールだろう。
若い、というかしなやかだなあと思う。
おじいちゃんが無理している感じもないし、
奇しくも、というか残念ながらというか、
ドラムがチャーリーからスティーヴ・ジョーダンに代わり、
より洗練されたというか。ポジティブな曲が続くのが何よりも嬉しい。

思えば89年に「スティール・ホイールズ」が出たとき、
元気だなあ。若いなあと感心してから34年ですよ、旦那(←誰?)。
こちとら瀕死のおっさんに成り果てたのに、
ミックとキースとロニーの強靱さに
聞き惚れるばかりですよね、奥さん(←誰?)。

それでも、チャーリーがドラムを叩いている

07 メス・イット・アップ
08 リヴ・バイ・ザ・ソード

を聞くとぞくそくするというか、ああストーンズだと。
ドラムの音なんかわからないくせに、
なぜそう感じてしまうのだろう。しかも09は
ビル・ワイマンがベースで客演しているというから
チビリますよね、旦那。ベースのこともわかりませんけど。

ポールやエルトン・ジョン、スティービー・ワンダーの参加も
話題を呼んでいるけれど、個人的にはベンモント・テンチの客演が嬉しい。
トム・ペティ&ハートブレイカーズのキーボーディストだった彼。
ディランの「ラフ&ロウディ・ウェイズ」にも参加していて、
地道に存在感があるのが頼もしい。

さらに、11 スィート・サウンズ・オブ・ヘヴンでは
ミックとレディー・ガガのツインボーカルに痺れる。
メリー・クレイトン、リサ・フィッシャーを
彷彿とさせてくれるガガさん、たまりませんよね、奥さん。

ラストの12 ローリング・ストーン・ブルースで
俺たちの原点をちょいと演ってみるぜ、という粋な選曲。

CDではボーナスのリヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン。
なぜここに入れる? と言うストーンズファンも多いけれど、
ねばっこくて、あらためていい曲だと思ったりと、
大満足というか、チビリまくりの1枚。
次のアルバムもきっと出るだろうから、
それまでなんとかサバイヴしないと。ね、旦那。奥さん。
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月と引力

2023年10月21日 | たまには音楽でも
ということで、行ってきました。
テデスキ・トラックス・バンド来日公演
@TOKYO DOME CITY HALL
円熟かつ攻めのライブを、2時間たっぷり
心ゆくまで堪能したのでした。


新作「アイ・アム・ザ・ムーン」の4枚連続リリースで、
ファンの度肝を抜いたTTB。その4枚をなんとか
自分の中で反芻して臨んだ今回のライブ。
スーザン姐さんのドスの効いたボーカルと、
デレク旦那のいきなり沸点かよ、と思うぐらいのギターを軸に、
「アイ・アム・ザ・ムーン」の曲を続ける前半。
12人という大所帯のバンドでありながら、
ひとり一人に見せ場がある。
デレク旦那がメンバーと会話をするように
ギターを鳴らしていくうちに、バンドとしての一体感が増していく。
姐さん以外にも、優れたボーカリストが4人もいることに驚く。
特にマイク・マティソンは素晴らしいソングライターでもあり、
そのハスキーで力強いボーカルに痺れる。

自分が見たのは東京公演の3日目だけど、
聞くところによると、
それまでの2日間とまったくダブり曲無しの
セットリストだというから、なんともたまげてしまう。
そのため、人気曲のいくつかは聞けなかったけれど、
ライブの後半では、
「いとしのレイラ」からの「Keep on Growing」とか、
B・B・キングをカバーする姐さんの勇姿に惚れ惚れ。
旦那のギターはもちろんとんでもなく凄いけれど、
姐さんも卓越したギタリストであることは間違いない。
アンコール前の「Bound For Glory」の祝祭感と多幸感。

バンドメンバーの歌と演奏がひとつの塊となり、
そこから発せられるポジティブなエネルギーに
生きる勇気さえ与えてくれる、と思うぐらいのライブ。
毎回セットリストが変わるんだったら、
残りの東京公演とか、名古屋公演にも行くべきかもしれない。

ともあれ、いい時間を過ごすことができました。
17時開演で、終わったのが19時少し過ぎ。
自分は2階席だったけれど、アンコールのとき以外は
お客さんはみんな座っていたし、腰がダメダメなおっさんには
とても優しいライブだったことも付け加えておきます。


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曇天に鳴るもの

2023年08月09日 | たまには音楽でも
ブラーの新譜「ザ・バラード・オブ・ダーレン」を聞く。
前作「ザ・マジック・ウィップ」から8年。
この人たち、ちゃんとバンドを続けているのが素晴らしい。
陰鬱で内省的なロックなのも素晴らしい。


01 THE BALLADがいきなり名曲ではないか。
タイトル通りのバラードで、
去って行った恋人への悔恨に満ちた歌詞が切ない。
02 ST.CHARLES SQUAREはこのバンドらしい
こねくり回したロックンロールで、ライブで盛り上がりそう。
先行シングルで出た06 THE NARCISSISTの切ないメロディと
世情を嫌悪するような歌詞。暗喩に満ちた歌詞が多いのは
このアルバムの全ての曲に共通のようだ。

デーモン・アルバーンやグレアム・コクソンら、
メンバーはいつのまにかみんな50代半ばの
いいおっさんになっていて、オアシスと張り合っていた
90年代は遠い過去になったなと思う。
あの頃は断然オアシス派だったけれど、
「ロッキング・オン」に煽られてブラーもよく聞いた。
オアシスは解散して、兄と弟はバラバラで活動。
ブラーも解散はしていないけど、休止状態が続いていて、
前作「ザ・マジック・ウィップ」が出たときは
おお。まだやってるんだという感があった。それから8年。
これだけ充実したアルバムを出すとは。やる気あるんだな。

いかにも英国のバンドだなあと感じさせる
ひねくれて皮肉たっぷりの歌詞は昔と変わらないし、
いやむしろ深みが増したような気がしないでもない。
ときにメロディアスでキャッチー、
コード進行のことはよくわからないけど、どこか落ち着かなくて
イラつかせるところのあるロックがクセになる。

週末開催のサマーソニックにヘッドライナーで出るようだけど、
ふつうのホール公演で来日してくださいな。
サンプラザ亡きあと武道館か渋公でお願いします。
スタンディングなハコはご勘弁。
ほかにホールをまともに知らない
腰ヨワなおっさんは懇願しております。

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転がり出てきたオバケ

2023年07月14日 | たまには音楽でも
スピッツ「ひみつスタジオ」を聞く。
前作「見っけ」から3年半振りの新譜。
卓越したマサムネのメロディメーカーぶり。
無骨にうなる田村のベースと
軽くも重いテツヤのギター。
崎山のドラムの手数と足数を楽しんでいたら、
近年のベスト作ではないかという確信がひしひしと。


ファンと一緒に年齢を重ねてきた、
ということもあるのかな。
皮肉かつ辛辣な内容が多かった
マサムネのねじれた歌詞世界も、
ずいぶん丸く穏やかになってきたというか。

02 跳べ
ミディアムなナンバーが多い今作では珍しく、
軽快かつ激しいロックンロール。
「ここは地獄ではないんだよ」という歌詞に、
そうか、そうだよな、と納得したりする。

06 オバケのロックバンド
自分たちを「オバケ」と言い、
これまで応援してくれたファンへの挨拶という感じの曲。
メンバー全員がボーカルを取っているのも微笑ましい。
今年のツアーでたぶん演るだろうから、
きっと盛り上がることだろう。

07 手鞠
意固地な恋人の心を溶かそうとするような歌詞。
サビの「可愛いね手鞠」というフレーズが
しつこさ一歩手前、というか、
さわやかだけどねちっこい、というか、
スピッツの曲ってよくよく聞くと変な感じがある。

03 大好物
04 美しい鰭
09 紫の夜を越えて
11 ときめきPart1

といったタイアップ曲やシングル曲は
もちろんいいのだけど、他の曲も個性的で飽きさせない。
しっとりなバラードが1曲もないのも珍しく、
最初から最後まで爽やか&軽快さが際立つ全13曲。

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彼の地は空が広い

2023年07月04日 | たまには音楽でも
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
「カウンシル・スカイズ」を聞く。
兄貴6年振りの新作。原点回帰と言われているのは、
ジャケやライナーには故郷マンチェスターの街並みが
写し出されていることからも想像できる。
どこかやさぐれていて、
それでいてパッションが隠れているような風景が印象的。
肝心の音は、原点回帰というよりは、兄貴の多彩な
音楽性が楽しめる一枚(二枚組だけど)になっている。


アルバムタイトルの「カウンシル・スカイズ」は
「公営住宅の空」という意味らしい。
空想家だった少年時代の兄貴は、
公営住宅の窓から空を眺めていたという。

そのタイトルチューン「07 Council Skies」は
ダンサンブルなAORというか、
ギターはジョニー・マーだったりして、
そうかスミスみたいだなと。
エッジが立った音というよりは、どこか滑らかでしなやかな印象。

シングルの「02 Pretty Boy」の疾走感や、
「06 Easy Now」のロッカバラードなども快調。
歌詞を読むと、ほぼ前向きなラブソングが多いなか、
ラストの「10 Think Of Number」では、
ジョンやデヴィッド・ボウイらのロックスターへの
リスペクトが歌われる。

Disc2はボーナスだろう、と思いつつ、
確かにインストやリミックスも入っているけれど、
ジョンの「マインドゲームズ」や
ディランあるいはザ・バンドの「どこにも行けない」
のカバーを演っていて、
ラストは「リヴ・フォーエヴァー」のラジオセッションとな。
観念して大枚(4,000円+税)はたいちゃいましたよ。
さらに大枚はたいて、来日公演行きますから。
ロック貧乏まっしぐらなのは、あなたのせいです。兄貴。
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砂粒だって生きている

2023年04月17日 | たまには音楽でも
ディラン御大。
ライブごとに常に曲のアレンジが変わり、
毎回、ものすごく新鮮な気持ちで拝聴するわけで。
セットリストの意味があるんだろうか、
と思いつつ、備忘録的に。

01 Watching The River Flow
02 Most Likely You Go Your Way
03 I Contain Multitudes
04 False Prophet
05 When I Paint My Masterpiece
06 Black Rider
07 I’ll Be Your Baby Tonight
08 Crossing The Rubicon
09 Key West(Philosopher Pirate)
10 Gotta Serve Somebody
11 I’ve Made Up My Mind To Give Myself To You
12 Not Fade Away
13 Mother of Muses
14 Goodbye Jimmy Reed
15 Every Grain of Sand

ステージは暗く、
ディランはおそらく中央にいるんだろうけど、
うっすらとシルエットでしか見えない。
そんな薄暗いところから、聞こえてくる御大のボーカルは、
しゃがれてはいるけれど、ハリもツヤもあるというか。
この人の本質はシンガーなんだろうな、
とあらためて感じ入った次第。姿が見えないので、
そのうち目を閉じて聞いていたという。下手すると寝そう。

バンドもすごい。繊細かつ躍動するドラムスと、
ぶあついベースと優しげなギター。そこにディランの
ピアノが不規則な感じで入ってくる。

そもそも今回のツアーは
最新アルバム「ラフ&ラウディ・ウェイズ」に
合わせたもので、当然、収録曲が
セットリストの半分を占めている。
でも、聞き込みが足らなかったのか、
はたまたアレンジがすでに変化しているのか、
おお、新譜からのアレだ、と気づくのに時間がかかる。
でも、11はほんとに名曲だと思う。

感涙したのは12。
毎回12曲目で、カバー曲を歌うみたいで、
他の日ではグレイトフル・デッドのカバーをやったらしい。
個人的にこの日は大当たりで、バディ・ホリーというより
ストーンズの「Not Fade Away」をディランが
カバーしたのかと思うと、もう、チビるチビる。

いちばん盛り上がったのは10。
このセットリストでいちばんのメジャー曲だと思われ、
歌詞もよく聞き取れたし、カッコ良かったです。
15は「ショット・オブ・ラブ」のラスト曲。
最後の最後にハーモニカを吹く御大にものすごい拍手。
ということは、キリスト教三部作を
予習してきたお客さんは勝ち組ですね、
ってそんな人いるんだろうか。

御大は歌いながら、バンドメンバーを紹介したりして、
けっこうご機嫌でやってくれているのかな、と。
「サンキュー」と言うだけで拍手の嵐というのは、
ディランのファンは普段からどれだけ
ガマンを強いられているんだろう。

極上の歌と演奏は聴かせてやるが、
愛想は振りまかないし、媚びも売らない。
もちろんアンコールもなし。それでいいだろ。
という御大に着いてきて良かったと
思ったり思わなかったりしながら、
スマホを取り上げられた客(自分も)は、
じっと拝聴しつづけるのでした。

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本物の愛は色褪せない

2023年04月16日 | たまには音楽でも
ボブ・ディラン
ROUGH AND ROWDY WAYS
WORLD TOUR 2021-2024@東京ガーデンシアターに行く。
おお。ロックがある。ロールもある。
もうすぐ82歳とは思えない現役感と、歌心あふれる2時間弱。


東京ガーデンシアターって、
てっきり恵比寿にあると思っていたのだけど、
アレはガーデンシネマですよね。アホですね。自分。
有明だと知り愕然としたのはチケットを買ってから。
御大のお姿を拝見するには
かなりの試練が必要というか。東西線に乗って、
飯田橋で有楽町線に乗り換え豊洲まで。
そこからゆりかもめで有明に。遠い。

で、当日は雨。寒いったらありゃしない。
現地に着いたらスマホの電源を切れとの指示。
そして謎のポーチを渡され、そこにスマホを入れろと。
ポーチはロックされ、取り出せなくなる仕組みらしい。
さらに空港のゲートにあるようなボディチェックと、
手荷物検査をされて入場したという。

「A席の人はこっちに来てください」と係の人の声が。
なぜA席だけ? いちばん安い席(それでも21,000円)だし、
貧乏人らしくコソコソと入ろうとしたのに、
さらなる辱めを受けるんですか、と思ったら、
S席に振り替えとのことで、新たなチケットを渡される。
席が空いてると御大の心証を悪くするから、
後ろの貧乏人たちを前に移動させて
客席が埋まっているように見せたいのかな。真相は不明。

ともあれ入場に時間がかかり、
公演開始5分前ぐらいにようやく劇場に入ったら、
いきなり暗転して、演奏が始まり、
聞き慣れたドスの利いたダミ声の歌が響き渡るのでした。
ちょっと早くないですか、御大。
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俺のジュースを飲むがいい

2023年02月20日 | たまには音楽でも
レッチリ@東京ドーム。
セットリストと共に。
大阪城ホールに行く人はネタバレ注意ね。



東京ドームのコンサートは久しぶりだ。
いつ以来かな。ポールだとしたら5年ぶりぐらい。
なんでも4万5千人も入ったらしい。もう人、人、人の渦。
トイレに行くだけでも決死の覚悟というか。
でも行っておかないと、いろんな意味でチビるだろうし。

01  Can’t Stop

スタート時間きっかりに客電が落ち、観客大盛り上がり。
フリーとチャド、ジョンが登場して、
3人でジャムるのが恒例というか。ジョンの超絶ギターすげえ、
と思ってたら、01のフレーズでまたまた大歓声。
アンソニーが登場したら、もちろんみんな大合唱で、
こういうのをシンガロングっていうんですか。
と思いつつ、矢継ぎ早にボーカルという名の機関銃を
ぶっぱなすアンソニー。元気すぎる60歳。

02  The Zephyr Song
03  Here Ever After
04  Snow ((Hey Oh))
05  Eddie
06  Suck My Kiss

去年出た2枚の新作と、過去の曲を交互に演奏。
新旧に落差はないけれど、明らかに
観客のノリは「By The Way」や「Stadium Arcadium」
からの曲だと段違いに変わる印象。
05は最新作から。エディ・ヴァン・ヘイレンに
捧げた曲で、ジョンのこれまた超絶のギターソロ。
観客に背を向け、アンプに向かいひたすら弾きまくる姿。
そして、06の激しいラップを一身に受けて、
こういう曲が本来のレッチリなんだなと思ったり。

07  Reach out
08  Soul to Squeeze
09  Nobody Weird Like Me
10  These Are the Ways
11  Tippa My Tongue
12  Californication
13  Carry Me Home
14  Black Summer
15  By the Way

09の冒頭。ものすごいベースを鳴らすフリー。
今思うと、このおっさんばかり見ていたような気がする。
14は昨年の新作「Unlimited Love」からのシングル曲で、
なんか昔から演ってるような風格を感じたり。
そしてみんなが待ってた15で盛り上がるのでした。

encore
01  Under the Bridge
02  Give It Away

アンコールは代表曲の01。涙ぐむひとも多かったようだけど、
ジャンキーが人間をやめた、という歌詞に
泣けるとは言えないなあと思いつつ、名曲であることには変わりない。
最後は疾走感しかない02で、つまんないこだわりなんか、
みんなくれてやれ、というメッセージを受け取って終了。

いや、もう。
巨大バンドのスタジアムのライブは、
最初から総立ちなので、腰が死にました。
途中で座っちまいましたよ。ほんと。
へとへとになりながら、ものすごい数のひとの波を
かいくぐりながら、ドームを出る。
JRの水道橋駅は激混みなので、飯田橋駅まで歩く。

そういえば、このあいだもらった
バレンタインのチョコを胸ポケットに入れてたんだった。
ライブ中に補給しようと思ってて、忘れてた。
歩きながら食べようと思ったら、
熱気でドロドロに溶けていたという。
レッドホットで激辛かと思いきや、
とろけるようなスイートな夜となったのです。

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