3か月遅れのプロ野球、開幕とな。
我がドラゴンズ、スワローズ相手に勝ち越しとはめでたい限り。
開幕の勝ち越しは8年振りということで、
世界中のドラゴンズファンは
飛沫を飛ばして大騒ぎ、というわけにはいかないけれど、
いい夢が見られそうです。
初戦のビシエドの先制ホームラン。
周平と阿部が適時打に、直倫がしっかり勝ち越しの犠打。
2戦は残念だったけど、吉見はベテランだから
きっと立て直してくれるでしょう。
そして3戦目は京田がホームランとは。
なんといっても2年目の梅津が7回無失点の好投。
平田に当たりが出ていないけど、
そのうち調子を上げていくはずだし、
2軍で鍛えられている根尾くんや石川くんの出番も
そう遠くはないだろう、と。
ともあれ、ドラゴンズの動向に
一喜一憂する日が3か月遅れでやってきました。
高木守道さん…。
最初に覚えたドラゴンズの選手は
守道さんだったんじゃないかな。
なんといってもセカンド守備のときの華麗なバックトスが有名で、
守備の人という印象が強いけれど、
通算本塁打が236本というパワーヒッターでもあったわけで。
74年ロッテオリオンズとの日本シリーズでのサヨナラとか、
あれはツーベースだったかな。勝負強い選手だったと思う。
選手のときは寡黙な印象だったけど、
監督になってからは、94年ジャイアンツとの10・8決戦。
桑田とか斉藤とか主力投手をすべてつぎ込んで、
なりふり構わなかったジャイアンツに対して、
いつもの野球を貫いて、結局負けて優勝を逃した頑固で融通の利かないところ。
そして12年からの第二次政権。
こんなに短気だっけ、とびっくりするぐらいの暴走老人ぶりで、
妙なところでキャラが立ったのも、それはそれで楽しかった。
聞くところによると、怒るとあの星野さんより怖かったらしいし、
瞬間湯沸かし器というあだ名があったようで。
いろんな顔を見せてくれて、
そしてまぎれもなくドラゴンズを支えてくれた守道さん。
名選手、というかファンにとってはスーパースターでした。合掌。
さ、寒い。
心も。そしてフトコロも。
というお約束のフレーズが早くも出てしまった。
まだ10月だというのに、もう冬ですか。
でも予報によると、
東京では週末は25度ぐらいになるらしい。
もしかして暑いの? 夏に戻るの?
そんなことをぼんやり思いつつ、やさぐれていたけれど、
我がドラゴンズ、今日のドラフト会議で
東邦の石川くんの1位指名を引き当てた。
去年の根尾くんに引き続き、与田監督すげえ。ゴッドハンドですな
3年後、いや5年後のドラゴンズは
きっと黄金期を迎えていることでしょう。きっと、きっとよ。
CSファーストステージがずいぶん盛り上がっているようで。
実際、セもパもしびれるような試合で、
勝ったタイガースとホークス、
負けたベイスターズとイーグルス、
それぞれのファンはずいぶん楽しめたんじゃないだろうか。
特にタイガースとベイスターズの第2戦。
9回2死からの福留の同点ホームランは、
タイガースファンなら悶絶でしょう。
この日は負けたけど、
3戦目も行けるという希望に溢れていたように思う。
タイガースファンは福留を「ドメ」とか「ドメさん」って呼ぶんだな。
ドラゴンズにいたときは、ファンは「孝介」って呼んでたけど、
ともあれ、孝介の活躍は嬉しいものです。
とにもかくにも、我がドラゴンズは、
ファンもふくめて「いいなあ」と羨みつつ、
来シーズンに向けて淡々と練習しております(たぶん)。
プロ野球といえば訃報が。
カネやんこと金田正一さんが亡くなった。
さすがに現役時代は知らないけれど、
ものすごいレジェンドだということはよくわかります。
TVタレントとしての豪放磊落な印象の方が強いかなあ、と。
ロッテオリオンズの監督となり、72年の日本シリーズで、
ドラゴンズを破り日本一になった人。
何で勝てなかったんだろうと、
子供心に悔しい思いをしたものでした。
カネやんというと思い出すのが、
少年キングで連載されていた
「おれとカネやん」という野球マンガ。
ロッテ球団とのタイアップだったんだな。
カネやんに憧れて野球選手を目指す
少年・勝三四郎のど根性物語で、夢中になって読んでいた記憶が。
梶原一騎原作の野球マンガとしては、
今では忘れられた作品なのかもしれない。
電子書籍で読めるのかな。
我がドラゴンズ。
昨日のタイガース戦で全試合終了とな。
68勝73敗の5位でフィニッシュ。
今年も悔しい順位となったけれど、
2位まで上がったこともあったし、
CSにはもう少しのところで手が届いたかもしれず、
じゅうぶん楽しませてくれました。
何より柳、阿部など若手の台頭。
世界中のドラゴンズファンが願っていた周平の覚醒。
まさかの二桁本塁打を達成した直倫。
ジャイアンツ戦に強かった福田。
いつも頼りになるビシ。
最優秀ホールドのロドリゲス。
そして最多安打のタイトルをつかんだ大島。
さらに大野のノーノーと防御率トップはおめでたい限り。
今年のドラゴンズMVPは雄大で決まりですな。
最後の最後にタイガースのCS進出をアシストした形になり、
カープファンには申し訳なく、後味は良くないけど、
タイガースファンには良かったねと言いたくもあり、複雑。
与田監督「お前」騒動とか、
8連勝のあと8連敗という笑うに笑えない展開とか、
松坂の1イニングメッタ打ち降板とか。
せっかくの優良外国人モヤのトレードとか、
根尾くんの1軍初打席は三球三振とか、
いろいろ苦難が続いたこともあったけど、
CS出場を目指して、終盤の粘りはかなりのものがありました。
ペナントの終わりにこれだけわくわくできただけで儲けものです。
結果はともかく、与田監督はよく頑張ったと思います。
新生ドラゴンズ、さらなる成長のためのガマンの年だと思いたい。
我がドラゴンズ。
大島、周平、阿部に一発が出て、
スワローズ相手に14点の猛攻。
こんなに打つなんて年に1回あるかないか。
これで3位のカープに1.5差。
CSは夢じゃない。うん。残り6試合頑張ってくださいね。
あ、そういえばジャイアンツ優勝らしいですね。
ファンのみなさん、おめでとうございます。
そもそも豊富な戦力に加えて、選手たちがしっかり機能していたと思うし、
敵とはいえ、坂本選手すげえと思います。
たぶんCSでぶつかると思いますので、きっと。おそらく。
どうかお手やわらかにお願いしますね。