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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

にやけ男は小銭さえ持たず

2022年01月27日 | にやけ男のブルース
訳あってJR御茶ノ水方面に。
所用を済ませたからといって、
にやけ顔で書店(丸善)に吸い込まれるのは、
いかがものか、と。


そうか。大友克洋全集が刊行されたんだな。
第一弾は「童夢」か。価格は2970円。ううむ。
全巻揃えられる人はセレブか
一点豪華主義の人のどちらかなのだろう。
「ハイウェイスター」や「ショートピース」などの
貧乏くさくて乾いたユーモアにあふれた
初期の短編集が出たら買おうかな。
それまで小銭をせっせと貯めようかしら。

それはともかく、
所要を済ませたからといって、
にやけ顔でレコ屋(ディスクユニオン)に吸い込まれるのは、
いかがものか、と。



レジ前のスペースで、
ストーンズのオフィシャルフォトグラファー、
有賀幹夫さんの写真展が開かれていた。
ミックなどメンバーとの写真だけでなく、
ジャズマンとしてのチャーリーが
とてもいい顔をしていて、ありし日の勇姿を偲ぶのでした。
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平身低頭な輩たち

2021年09月23日 | にやけ男のブルース


「あの〜すいません」
「はい。何でしょう」
「探してる本があるんですけど」
「なんという本ですか」
「あの…ニール・ヤングの…河出書房から出た」
「あ〜はいはい。アレですね〜」

書店員さんの動きが速い。
音楽書の棚にダッシュしたと思ったら、
一瞬でブツを持って戻ってきた。
自分もあの棚を探したんだけど、見当たらなかったのに。

「コレですよね〜」
「あ、はい」
「どうぞ〜」
「す、すいません」
「よろしくお願いします〜」

と足早に去って行く書店員さん。
優秀な人だなあ、と思ったけれど、
もしかして、自分のような輩が何人もいたんじゃないだろうか。
つまり、薄ら笑いを浮かべながら、
小声で申しわけなさそうに「ニール・ヤング…」と聞くおっさんが。

そんなおっさんの行動パターンはわかり切っている。
本を手に入れたあと、きっと上の階にある
中古レコ屋に行くに違いないのだ。
行くものか。行ってたまるか。
このあいだ買おうと思ってたアレが売れていたらどうしよう、とか。
もしかして、新しくアレのアレが入っていたらチビるなあ、とか。
わけのわからない妄想に駆られている輩と一緒にしないでほしい。
行くものか。行ってたまるか。ぐふふ。
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薄ら笑いと雨の日と

2021年09月02日 | にやけ男のブルース
シリーズ本の1冊目が責了。
残るはあと2冊。そして別の本が上下巻で2冊。
ふっふっふ。焦っても仕方ないではないか。

書かなきゃと思って、書けていない原稿があと3本。
すべて今週から来週頭にはまとめないとまずい。
ふっふっふ。焦っても仕方ないではないか。

これまでの人生を振り返ると、
厄介なコトはたいてい後回しにしていたなあ。
いつかひどいしっぺ返しが来るかもしれないけど、
ふっふっふ。焦っても仕方ないではないか。

ふっふっふ。ふっふっふ。



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10分間の攻防

2021年06月20日 | にやけ男のブルース
原稿のための資料を読み、
本の構成案を考える。が例によって進まず。
考えても考えてもダメなときは
手を動かすといい、と聞いたので、
メモ用紙にああだこうだと書いていたら、
なんとか方向性が見つかり、取り急ぎの分は片付く。

ということで、
今日はこれくらいにしてあげてもよろしくてよ、
とツンデレモードを発令し、仕事場を出る。

自宅のある駅に着いたのが夜の8時50分。
けっこう疲れたなあ、と思いつつ、
駅の改札を出た正面のところにあるレコ屋に駆け込む。
9時閉店だけど、こういうギリギリの時間のときに、
いいレコが見つかるんじゃ。ふっふっふ。

そしたら、ホントに見つかった。
新入荷のエサ箱を大急ぎで物色したら、
欲しかったレコがあるわあるわ。
しかもみんな千円以下。うひょひょ。
これはもしかして、と思い、
贔屓のアーティストのエサ箱に行ったら、
これまた大量に掘り出し物が。
どれにしようかな、げしし。
と薄気味悪い笑みを浮かべていたら、
「お客さん、閉店なんですよ〜」と店員さん。

結局、何も買わずに出る。
こういうことってあるんだな。
そして、こういうときって何も買えないんだな、と。
すっかり落胆して自宅に戻る。

帰ってメールチェックしたら、
ライターさんからずっと待っていた原稿が届いていた。
最後の最後に、少しだけ安堵し、
「うひょ〜」「げし〜」と力なく笑う日曜日の夜。



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小市民とスープ割り

2021年04月09日 | にやけ男のブルース
仕事場近くのつけ麺屋で遅めのランチ。
ここのつけ麺はなかなかのお味なのだけど、
入り口に消毒液こそあれ、カウンターには
アクリルの仕切りなど入れてたまるか、
という男気にあふれている店なのです。

小市民な自分は、こっそり外から店内をうかがい、
手前にかなり高齢のお婆ちゃんが、
一人つけ麺をすすっていただけだったので、
安心して入り、にやけながら「野菜つけ麺」を食していたら、
次から次へと屈強な男たちがやってくるではないか。
口々に「麺大盛り!」「肉盛り!」と叫び、
椅子にどかっとすわり、ものすごい盛りのつけ麺をずるずると。

その音のすさまじさといったら。
飛沫が飛ぶとか以上に、豪快に麺をすする男たち。
戦慄した自分は、素早く麺を胃に運び、
そそくさと店をあとにするのでした。

スープ割りを頼み忘れたのが悔やまれて仕方ない。
なんということだ。ぶちゃひしゃげちゃれい!
と、屈強な男たちのいないところで叫ぶ(心の中で)。


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It's all been wasted time

2021年04月04日 | にやけ男のブルース
レコ屋と書店にそれぞれ30分ほど。

まずはレコ屋。
大量のエサ箱を前に
それはそれはにやけた顔で物色する。
さっそく意中のレコを2枚発見。
とある邦楽バンドのLP(950円)と洋楽バンドのLP(650円)。
洋楽の方はオビがないからこの値段なのかな。
でも状態もいいしお値打ちだな。
おや、CDコーナーではここ数か月探していた
女性ロッカーのCDがあるではないか。
輸入盤だけど650円である。ううむ。

そして書店。
新刊コーナーで、お目当ての本(1,800円)を発見。
パラパラと立ち読みする。予想通り面白そう。
文庫コーナーに行き、ちくま文庫のところで立ち読み。
ふうむ。あの人の本が文庫(900円)になったんだ。いいな。欲しいな。
待てよ。あの作家の新作(1,600円)が出ていたはずだ。
でも新刊コーナーにはなかったぞ。おかしいな。もう売り切れ?
あ、でもこの作家でコレ(2,000円)を読んでなかった。
コレを読んでから新刊を読んだ方がいいのかな。ううむ。
おや、あのアーティストの自伝が出てる。すげえ分厚い。
気になるお値段は…って5,400円! ひえええ。

結局。何も買わずに出る。
仕事しなきゃ。やばいやばい。
けっこうスケジュール詰まってるんだよな。
ああ、レコ屋と書店で無駄な時間を使っちまった。
なんてことだ。失敗した。うふふ。
無意味な時間だった。うふふ。
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薄ら笑いのディセンバー

2020年12月19日 | にやけ男のブルース
ふっふっふ。

今年も残すところ2週間とな。
最後の週は年末休みだから実質1週間。
年明け入稿の本や、1月下旬に出る雑誌記事など、
書かなければいけない原稿があと16ページほど。
明日の日曜も取材があるし、てんやわんや(死語)ではないか。

ふっふっふっふ。

書けるんだろうか。
締切は年明けでもいいですよ〜
という心優しい言葉を待っているのだけど、
今のところ、そんな気配は皆無。

ふっふっふっふっふ。

さらに年明けからスタートする本などの
準備もしておかないといけないわけで、
そのあたりの催促もあったりするのです。
ゆるゆると生きてきたバチが当たったのだろうか。

ふっふっふっふっふっふ。
ふっふっふっふっふっふ。


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