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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

麻婆豆腐でやさぐれ退治

2008年09月15日 | ささやかな幸せ
「ニンニクとショウガが決め手だよ」

そう言われた僕は、ニンニクとショウガをみじん切りにして、
サラダ油で熱した圧鍋のフライパンに入れる。
そのあとに豆板醤をぶち込んで、しばし炒めたあと、
合挽肉と刻んだタマネギを入れ、さらに炒めて水を入れる。
じゅう、という音を聞きながら、煮立つの待つ。
大さじ一杯の味噌を溶いて入れ、醤油を少したらす。
そこにサイの目に切った豆腐を投入。
煮立ったら、水で溶いた片栗粉を掻き混ぜながら、入れる。

麻婆豆腐のできあがり、だ。
これが驚くほど、美味。
ふだん、「麻婆豆腐の素」なるものでお茶を濁していたが、
ちゃんと手間をかけて作ったものは、やはり美味い。
確かにニンニクとショウガが効いている。豆板醤より重要かも知れない。

日頃、やさぐれた食生活をしていると、
たまにはこういう料理もいいものだと思う。
というか、「~の素」と呼ばれるレトルト食品。
ああいうのは、あんまり美味しくないんだな、と。
フライだって、多少形が悪かったり、カラっと揚がらなくても、
手作りは美味い。冷凍食品は、不味いとは言わないが、美味くない。

料理のいいところは、
やさぐれた心がリセットされることだ。
無心にならないと、美味しいモノが作れない。
やさぐれたままだと、不味いモノができるのだ。
これって、たぶん真実だと思う。
料理に限ったことではないだろうけど。

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とりあえず、次のこと

2008年08月23日 | ささやかな幸せ
今夜は新宿ロフトプラスワンで、
編集した本『僕のひきこもりナンパ宣言』の出版記念イベント。
どうなることかと思っていたが、かなり盛況なイベントとなる。
主催者のYさんと思わず「良かったですねー」と握手をしたりして。

忙しい中、来ていただいた方々、ありがとうございます。
本が出来て、みんなでお祝いできるというのは、
編集者として、非常に幸せなことだと思います。

とりあえず、この幸せを何度も味わいたくて、
この仕事をやっているのだと思う。
著者を始め、デザイナー、カメラマン、取材対象者の皆さん、
みなさんのおかげです。
また本を作りますからよろしく、と、感謝の金曜日でした。

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570円・ハッピーライフ

2008年08月07日 | ささやかな幸せ
今日は毎月恒例の編集会議。
いくつか企画を出しつつ、
最近の動向というか、トレンド(死語)を探ったりする。

会議のあと、ライターのMさんとお茶。
なかなかスリリングなMさんのライター人生を堪能する。
仕事場に戻ったのは夕方の5時過ぎ。
いろんな案件が滞ったままで、どうしたものかと溜息をつきながら、
対策を練ったり、根回しをしたりして、帰途につく。

さすがにやさぐれたので、久しぶりに銭湯に行く。
暑いときに、熱い風呂に入るのはいいものだ。
茹で上がりそうなくらい湯船につかり、汗をかく。

風呂からあがったら、当然、アレだ。
腰に手を当て、一気に飲み干すのだった。

銭湯450円。
コーヒー牛乳120円。
しめて570円。これで幸せに。
なんともまあ、安上がりに出来ている自分。

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こんな夜があっても

2008年07月31日 | ささやかな幸せ
今日も一日、原稿書きとデザイン出しの準備に追われる。
何とか目鼻がついたので、早めに切り上げて帰る。

家についたあと、お好み焼きを作る。
小麦粉を溶き、タマゴを入れ、
きざんだキャベツと、冷凍庫にあったイカを加えて掻き混ぜる。
フライパンを熱し、サラダ油を敷き、焼く。
じゅうじゅうという音が心地よい。

焼きたてにソースをつけたあと、
鰹節のふりかけをパラパラとふりかけてみた。
これがまた、美味。
ビールにも合う、絶対。

冷蔵庫にあった缶チューハイに手を伸ばし、
溜まっている新聞や雑誌をだらりと読みながら、
レッチリの『ワン・ホット・ミニット』を聞く。
喰わず嫌いだったけど、このバンド、すごいかも。








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羨むほどの自分

2008年06月12日 | ささやかな幸せ
原稿も予定通り入稿できたし、
少し前までドロドロ状態だったのだが、
いま、不思議とせっぱ詰まった感じは、ない。
おお。これは年に何回もない「平穏無事」ってやつか。
なんと愛おしいのだろう、としみじみ。

しかも、やさぐれてない。
不味いモノも喰ってないし、
酒呑んで荒れたりすることも、ない。
腰も痛くないし、肩もさほど凝っていない。

素晴らしい。でもずっとこのままだと退屈して、
自分から「やさぐれモード」のスイッチを入れてしまうのだろう。
まあそのときはそのときに考えよう。
このあとは風呂に入るのだ。
そして麦芽で作られたアレを呑むのだ。
ふっふっふ。羨ましいだろ(って誰に言ってるのか?)。





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やりたいことをやった人たち

2008年05月17日 | ささやかな幸せ
朝起きると、頭痛が。
首や肩の凝りもひどい。
疲労が溜まっているのだろうか。
そんなに大した仕事はしていないのだが。

それでも昼から仕事。
あっという間に夕方になり。
いちど自宅に戻ったあと、小雨の中、渋谷に。
向かうはユーロスペース。
今日から俳優・光石研さんの映画祭が始まる。
映画祭の正式タイトルは
「30周年 俳優・光石研~祝宴7デイズ」
http://www5.wind.ne.jp/film/mitsuken30/program.html

光石さんと言えば、
青山真治監督の『Helpless』や、
橋口亮輔監督の『ハッシュ!』など、
日本映画界屈指のバイプレイヤーとして活躍している人だ。
1年半ほど前に取材でお会いしたことがあったが、
非常に穏やかで温かな人だった。

そんな光石さんがデビュー30周年を迎え、
それを記念しての映画祭である。
この映画祭を主宰したのが、ライターのM君で、
チラシやパンフの作成からメディアへのプロモーション、
舞台挨拶のハンドリング、ゲスト依頼などで大忙しだと言っていた。

今日が初日。
デビュー作で主演作の『博多っ子純情』の上映である。
見事に満員札止めだった!

パンフレットをデザインしたI君も
入稿がギリギリで相当苦労していたが、
ちゃんと出来上がっていてカウンターに並んでいた。
パンフに掲載されている
光石さんの写真を撮ったYさんも会場にいて、
「大入りだねー」と言いながら、談笑。

M君とも話したが、すごく嬉しそうだった。
知り合いの人たちの苦労が実るっていいことである、非常に。

おめでとう。M君。良かったね。
勇気をもらった気がします。
頭痛もやさぐれた気分も、少しはおさまったかな。
僕も、やらなきゃいけないことを、やります。


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朝寝、朝酒、朝湯とまではいかないが

2008年01月02日 | ささやかな幸せ
近所の銭湯の朝湯に行く。
ここは銭湯としては珍しく、2階建てで、
上も下もバラエティに富んだ湯船がある。
最近古くなった2階部分を工事していたのだが、
タイルや湯船の形など、昔ながらの造りがされており、
がらっと変わった印象がなく、またそれが心地良い。
何でも新しくするのではなく、
昔ながらの造りを尊重しているのが素晴らしい。
この銭湯は小さいながらも露天風呂があり、
午前中の陽光を浴びながら、湯につかり「あ~」と言う僕。

家に帰り、MACを立ち上げメールチェックをしたら、
仕事の案件が何件も入っていた。
銭湯でふやけた脳味噌はなかなか始動しませんぜ~旦那。

昨日も今日もお雑煮。さすがに飽きる。
明日からは普通のメシ、かな。
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メリー・ヘタレなクリスマス

2007年12月24日 | ささやかな幸せ
ここで一句。

クリスマス やさぐれ仕事が エンドレス

クリスマスって季語か? と自分で突っ込みながら、
今日も仕事にいそしんでいる次第である。
だが、やさぐれモードはここまでにして、
去年のクリスマスにミクシイの日記で書いたものを転載します。
(そういえば僕のミクシイ、死んでますな。復活させたいところですが…)

転載するのは、別に手を抜いているわけではなく、
珍しくやさぐれないで書いたものであり、
書いたときの気持ちは今でも変わらないから、です。




メリー・ヘタレなクリスマス

僕の好きなミュージシャンの
佐野元春が歌っているんですが、
平和な町も、戦ってる町も。
憂鬱な人も、ひとりぼっちの人も
メリーメリークリスマス、って曲。
僕はクリスマスソングの中ではいちばんこの曲が好きです。
タイトルは「聖なる夜に口笛吹いて」。

どんな人にもクリスマスはやってくる。
それは平等に与えられる。
だからあなたに神の祝福を、という曲です。
けっこう、この曲に慰められましたよ、ほんとに。

今はもう、なんとも思いませんけど、
クリスマスにいちゃいちゃしているカップルを見て、
殺意を覚えたときもありましたから。

佐野元春以外のクリスマスソングも嫌いでしたねえ。
山下達郎の「クリスマス・イブ」は、
きっと君は来ない~って歌ってるんですよ。
あの歌詞って、全然ハッピーじゃないと思うんです。
それをなぜみんな有り難がって聴くんでしょうね。

あと、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」。
あれは反戦歌ですよね。ベトナム戦争が終わっていない頃に
作られた曲ですし、戦争をやめて、クリスマスを祝おうよ、
って内容の歌詞ですからね、
戦争のない日本で聴くリアリティーってあるのでしょうか?

いや、曲自体は素晴らしいんですよ。2曲とも。
でも、この日本でこの時期に流れると、
どうも嫌な感じがするんです。
カップルがこれらの曲を聴いて、いちゃいちゃ…。

うおおっ、殺意がっ!

…いかんいかん。
なんとも思わないって書きましたけど、
ウソです。すみません。

最近、ほんとみんな人目を気にしなくなりましたねー。
電車の中でも、堂々とあんなことやこんなことをしまくる若い男女。
結構満員なのに、それでもベタベタ。
手を繋ぐぐらいにしておけ! と叱り飛ばしたくなるのですが、
そこは小心者ですから、何も言えず、
目の前のいちゃいちゃベタベタカップルの痴態の数々を
見続けているわけです(見るなよ)。

閑話休題。

そんな国である日本にも、クリスマスはやってきます。
キリスト教徒国でもないのに、なんでも都合良く受け入れる国民性のもと、
明らかな商業主義に踊らされて、
楽しく過ごそうとしている人々にも
クリスマスはやってきます。
まあ、それはそれでいいのかなーと思います。
クリスマスがきっかけで結ばれるカップルもいるでしょう。
思いがけないプレゼントを貰って、
相手と一気に距離が縮まる人もいるでしょう。

あれは3年前でしたか、
僕も、とある人にプレゼントしようと思いました。
その人は本好きだったので、
好きな作家の新刊をあげようと思ったわけです。
普段の会話で、何気なくどんな作家が好きなのか、
というリサーチを踏まえて、本屋さんに行きました。

しかし本屋さんに入った瞬間、驚愕の事実が発覚!
その人が好きな作家は、
江国香織か川上弘美のどちらかだったんですが、
どっちだったか、わからなくなってしまったんです。
僕はどちらの作家も読んでいなかったので、
あんまり区別がつかないんですよ。ほんとに。
しかも両方とも新刊が出ていたんです。
江国香織が「間宮兄弟」。
川上弘美が「ニシノユキヒコの愛と冒険」。
いやあ、困りましたね。
えらく長い間、迷いました。
悩みに悩んだあげく、川上弘美を選びました。
理由ですか? 勘です。単なる勘。

そして、本人にプレゼントしました。
もう、ドキドキでしたが、
なんと、川上弘美ファンだったんですねー。良かった!

後になって、この話を何人かにしたんですが、
全員が全員とも、僕に同じことを言いました。

「両方とも買っておけばよかったのに!」

と。ああ、なるほど、と思いました。
そのときはまったく思いつきませんでした。
頭が回らないというか、唐変木です、はい。

そんな僕にもクリスマスは来ます。毎年。
ヘタレでやさぐれていても、絶対に。
すべからく平等に、クリスマスは今、まさに
みなさんのところにやって来てますよー。

メリー、メリー、クリスマス。
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歓喜のとき(仕事で追われてるけど)

2007年11月01日 | ささやかな幸せ
我がドラゴンズ、日本一!
いやあ、長かった。53年振り。
つまり、ほとんどのドラゴンズファンは
日本一を見ていなかったわけで、
生きてて良かったと思える瞬間である。

落合監督、ありがとう。

ノリ、素晴らしかった。
荒木、走攻守グレートです。
井端、つないでつないで、見事です。
森野、2戦目のホームラン、おみごと。
ウッズ、その存在感はピカイチ!
谷繁、頼りになる人です、ホント。
李、短期決戦、強いよね。

川上、中田、朝倉、小笠原、そして山井。
素晴らしいよ、みんな。
山井を9回投げさせなかったのは、いろいろと賛否両論あるみたいだけど、
ドラゴンズファンなら、納得の岩瀬リリーフではないかと。

立浪、山本昌、井上、
あなたたちベテランのおかげです。
日本一を体験できて良かったですね。

福留、ケガで残念な年でした。
来年もドラゴンズで日本一を経験しましょう!

ファイターズの選手もおつかれさま。
ダルビッシュ、打てる気がしなかったです。すごいピッチャーですね。
ひちょり、金子、高橋、
あなたたちは出てくるだけで怖かったです。
去年のトラウマがありますからね。
稲葉、セギノール、打たないでと祈ってました。

ドラゴンズは日本シリーズでちいとも勝てないチームでした。
だから相当なパリーグアレルギーだったんです。
昔はジャイアンツに勝ってリーグ優勝、というのが命題でしたから、
日本シリーズは気合が入らなかったんでしょうかね。
ここ一番の弱さにいつも泣かされてきました。
それが落合監督の言う「精神的に強く」なったからでしょう。
今日の栄冠は、これまでの努力のたまものだと思われます。

全国のドラゴンズファン、良かったね。
しばらくはこの喜びに浸っていたいと思います。

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決して酒のためだけではなく

2007年04月22日 | ささやかな幸せ
池袋でI君の出版記念パーティ。
本が出たのが去年の10月だから、ずいぶん時間が経ってしまったが、
ここにめでたく、みんなでお祝いすることができた。
15人近くの人に集まっていただいて、感謝。
ずいぶん久し振りの人も何人かいて、
みんなそれぞれ元気にやっているみたいで、何より。
胃弱な僕も、控えめにビールをいただく。
鳥ちゃんこ風鍋や、胡麻をまぶした豚串などの料理も美味しかった。

(広く世間に向けて)また本を作りましょう。
そして美味しい料理と(ちょっとだけ)お酒を飲みましょう。

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