六月はオペラに振り回された月であった。2日にサントリーホールでバリトン「ディミトリー・ホロストフスキー」、18日に『トナカイ』でテノール前田進一郎などのアリア(そういえばトナカイには5月27日にも行って「椿姫」名場面を聞いたので連チャンだったのだ)、23日には娘が企画した「オペラアリアコンサート」と続いたので、オペラの話ばかりしていた気がする。
その間、秋田に出向き「秋田県下の歌碑」や「竿灯の話」などを聴いてきたので、何とも文化の香りのする一ヶ月であった。
七月はどんな月か・・・
上旬では、10日の「名古屋純米酒フェスティバル」が大変だ。2000年に純米酒フェスティバルの立ち上げに参画し、東京で春秋2回開催してきた。2002年から夏の大阪を加えた。東京は春秋いずれも大盛況、大阪もそれなりの動員を続けてきた。今年はその大阪をやめ、名古屋で開催することにしたのだ。
第一の都市東京、第二の都市大阪を加え、このたび第三の都市名古屋で開くことになった。「本来の日本酒は純米酒である」というわれわれのコンセプトが、中部経済圏の人々にどこまで浸透しているか楽しみである。
下旬の大行事はわが社の株主総会である。このところの経済不況で、わが社もリストラを断行中だ。何とか経常利益を計上することは出来たが、株主の皆様にいっそうのご理解とご支援を願わねばならない。税務申告ともども、計理担当者には結構忙しい七月だ。
その他に、銀行時代の同窓会的集まりが2,3ある。暑くてじめじめして、動きずらい七月は意外に行事の多い月である。
世の一般的「74歳」の七月は、どのような日程になっているのだろうか?