旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

永遠だったらいいなあ・・・高田エージ

2008-01-13 17:20:40 | 文化(音楽、絵画、映画)

 

 7日に門松をはずし七草粥を食べ、昨日、鏡餅を割ってお汁粉を食べた。これで正月も終わりである。暮れから正月にかけての「心に残った言葉」として、生活、政治、経済、相場などを書き綴ってきたが、最後に、あるライブコンサートで声を張り上げて歌った歌詞を書きとどめておく。
 ギターをやる次男が、吉祥寺の曼荼羅というライブハウスで年に一回、高田エージさんとクリスマスコンサートをやる。このジョイントコンサートには、次男の応援もかねて家族で参加することにしている。
 3時間以上に及ぶコンサートの最後の歌は、高田エージさん作詞作曲の「永遠」という歌だ。もちろん客席も含め、みんなで、いつまでも、繰り返し歌う。
  

  永遠だったらいいなあ 永遠だったらいいなあ、
    ・・・
  星をきれいだなんて思う気持ち  夕焼けに涙する心
  ウソをついた後のやましさ  キミを想う胸の痛み

  強くなりたいと思った夜  守りたい人が出来たとき
  暗闇なんか怖くないさ  キミが笑えばうれしい

  永遠だったらいいなあ  永遠だったらいいなあ
                 (何回もレフレイン)

 ここには、市井を生きる人たちの素直な気持ちがあふれている。「ウソをついた後のやましさ、キミを想う胸の痛み」こそ、生きていく上で互いが守るべき掟であろう。これだけは持っていようとする”最低限の掟”なのだ。役人が悪事を働こうが、株が下がり、為替が円高になろうが、「「星をきれいだと思う気持ち」、「夕焼けに涙する心」だけは持ち続けよう、と言っているのだ。
 「守りたい人が出来たとき」強くなりたいと思い、暗闇も怖くない。そして、「キミが笑えば」それだけがうれしく、それが「永遠だったらいい」のだ。
 「永遠だったらいいなあ」という素敵な言葉を何回もレフレインしながら、そこに、環境破壊から美しい地球を守り、美しい地球の上に平和を求める原点があると思った。
                     


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