桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

横流し

2016-01-15 | Weblog
廃棄した食品を、廃棄業者が食品として横流し。中国では聞く話でも、日本ではないと思っていたが、あったんだねぇ。
この廃棄業者は、廃棄を依頼された「ココ壱番屋」からも金を貰い、売っても金を得ていたと言うからやる。ボロ儲けとは、このことだろう。
この食品は「異物混入」として廃棄されたらしいが、かなりの広範囲に転売されて弁当食品などで販売されたらしいけども、誰も病気になったり、異常があったとも報道されないので、倫理には反するだろうけど、食べ物を大事にする観点から言えば、さほどは批判出来ないような気もするよねぁ。
大量製造のチェーン店では、このような大量廃棄が発生するけども、我が国は食料自給率は4割程度だ。単に犯罪として問題にするだけではなくて考える事件のような気がするよ。

桜田義孝先生

2016-01-15 | Weblog
「従軍慰安婦は娼婦、ビジネス。犠牲者のような宣伝工作に惑わされているが、仕事をしていた。職業として売春婦と言うことを遠慮することはない。遠慮してるから間違ったことを言われてしまう」と語ったらしい。言ったことにも驚くが、すぐに「誤解を招くところがあり、発言を撤回させていただく」と詫びてしまうのにもビックリだ。
俺は、この人に、何度か会っている。冤罪を支援してくれた市会議員の後援会の集いで会ったのだが、何を話したのか、殆ど記憶にない。
これほどに強烈な話の出来る人だとは思わなかったし、この程度の人だとも思わなかったなぁ。もう少し、常識があると思っていたけど、実に浅はかだ。
確かに、公唱制度はあった。でも、従軍慰安婦問題は違うだろうに、それも判らないらしい。
それは自ら選んだ人もいるだろう。仕事、ビジネスだった人もいるかも知れないが、力ずくで慰安婦にされた人がいるのだ。その人の痛みさえも感じないような、こんなタマが国会議員と来ては、まあ今の自民党政権のザマも当然と言うべきだろう。
弱い者に厳しい奴は強い者に弱いんだよなぁ。

納得!

2016-01-15 | Weblog
毎日新聞のコラム、「発信箱」、俺は何時も注目して読んでいるが、いいねぇ。今日は「地球を救えと言うが、地球は困ってなどはいない。困るのは人間だ」として地球環境の変動に付いて書いている。
48億年と言われる地球の歴史の中で、多くの生き物が誕生して絶滅して行った。ある意味、地球に生まれた命は絶滅する定めなのかも知れないが、地層の中に痕跡を遺して消えて行くかも知れない人類のことを、今日のコラムは書いていた。
誰しもが1度限りの人生を生きるわけだが、なぜ産まれ、なぜ生きるのか、絶対的な解答がない命の哀しみを抱いて人は生きて行く。1度しかない人生を得た人々が「産まれて良かった、生きて来て良かった」と言える地球になるときは来るのだろうか?
そんな時代は得られないままに「異常な放射性物質の地層」を遺して人類は絶滅して行くのだろうか?
どっちかなぁ。

変わったなぁ

2016-01-13 | Weblog
鰹節を買いにアメ横へ行った。年末から新年のセールが終わったせいか、線路下の店は閉じられていた。
店を開けている店は、昔懐かしいが、多くの店がイラン料理の店に変わり、軒を並べていていた。確か、この前に来たときは数店だったのに、7、8店が並んでいるのだから、いやぁ時代の変化だねえ。

プラスだってさ

2016-01-13 | Weblog
NHKのクローズアップ現代の改変が公表された。
俺は、今のNHKには「フレームアップ現代」の名前が相応しいと書いた。
北朝鮮の「水爆」発表を、そのままに垂れ流して脅威を煽るのは、安倍政権の戦争法政策を支えるつもりなねだろうが、権力盲従の姿勢は、とても信頼するに足りないよなぁ。昨日の鹿児島・天文館強姦事件の無罪判決報道でも、検察の手前勝手な鑑定の秘密実施は報じなかったし、権力に甘いのが、今のNHKだ。
厳しいコメントをする国井さんを辞めさせて、次の番組の題名は「クローズアップ現代+」だって。
何をプラスするんだろうねぇ。更に安倍政権ベッタリにして、その宣伝をプラス!絶妙な題名かも知れないなぁ。

物足りない!!

2016-01-13 | Weblog
注目していた鹿児島・天文館強姦事件で高裁宮崎支部で逆転無罪判決を出した。警察によるDNA鑑定の捏造も指摘した、それなりに満足出来る判決だったが、全く反省のコメントがない、警察と検察を思うと物足りない感じもした。
犯人にされた岩元さんは強姦をしたとされたが、被害者の窒から採取された精液は「少なくて鑑定出来ない」とし、被害者の胸に付着していた唾液が「岩元さんのDNAだった」とする鑑定で有罪にされた。
無罪判決は「精液の鑑定メモなどが廃棄され、岩元さんと一致しないことから鑑定不可能としたのではないか」と証拠隠しを指摘したが、でも、胸の付着したとされる岩元さんの唾液の存在は認定して、「被害者と接触した」と認めたけども、ここが物足りないのだ。無罪の証拠を隠す組織は、有罪の証拠をでっち上げる。警察にとって有罪の証拠をでっち上げることなど、日常茶飯事だ。これが裁判所には判らないし、この程度で限界かも知れないね。いや、裁判所だけではなくて、マスコミも含めた社会全体が、警察の証拠でっち上げを認識しないことが、全く反省しない警察を、そのままに許しているよなぁ。
この事件では検察も警察に負けない悪事を犯した。裁判所にも内緒で保管していた被害者から採取の精液を、秘かに鑑定させて「被告が関与する裏付けを得た」とする鑑定結果を、宮崎支部に提出したのだ。まるで証拠が自分の物であるかのような、この検察の行為に対しても裁判所は厳しく批判している。
でも、検察は蛙の面に小便だ。「我々の主張が認められずに遺憾だ」などと抜かしてる。この腐れ組織に付ける薬はなさそうだ。
確か、この検察の言うがままに「被告が犯人」と鑑定した御用達学者は、あの袴田事件で検察の主張する鑑定を行う鈴木大先生のはず。押田茂實日大法医学部名誉教授は「簡単に被告と違うDNAは鑑定される」と言われる、その同じ検体・資料を使って「被告と同じ」と鑑定したと言うのだから、この鈴木鑑定人の技術と言うか、精神は常識を越えている。何でも検察の言いなり。こんな輩が鑑定人として存在する限り、冤罪は絶えないよなぁ。
この警察と検察、そして御用達学者を裁く法律を作りたいねぇ。

段取り八分

2016-01-13 | Weblog
連れ合いの実家でペンキ塗りをしてる。年末にやれなかったのを、今になってしてるのだが、久しぶりの労働は、かなり身体に響く。それは心地良くて喜びだが、かなり大変った。
連れ合いの実家は、大きな柿の木があり、その下の納屋の屋根には落下物があって、かなり汚れている。まず、その汚れを掃除しないとペンキは塗れない。この掃除が大変だった。
土方仕事をしていたとき、良く段取り八分と言われていた。あれこれの下準備が出来れば仕事は半分以上、終わったようなものだ、と言う意味だが、屋根のペンキ塗りをして、改めて段取り八分を知ったなぁ。

改名だな

2016-01-10 | Weblog
クローズアップ現代が終わるらしい。今のNHKでは良心的な番組で信頼出来るが、いよいよ終わりだとか。
安倍の宣伝局に成り下がったNHKでは、もはや良心的な番組は生き残れないのだろうが、次の番組名は決まったよね。
「フレームアップ現代」ね。ぴったりの題名だよなぁ、今のNHKには。

初練習

2016-01-10 | Weblog
今日は野球の練習に行った。定期的な練習日ではないが、希望者が集まるというので俺も参加した。
このところの腹筋などのトレーニング成果があって、今日は投げるのに痛みがなかった。これならば今年はやれそうだなぁ。

事務所開き

2016-01-10 | Weblog
昨日は東海村選挙の事務所開きに行った。
俺が社会に帰って、初めて選挙のお手伝いをしたのが、東海村選挙だった。
あの当時は、まだ公民権が停止されている立場だったが、なぜ仮釈放者が公民権を停止されるのかが納得出来なくて法律的に闘おうと考えたりしたけども、相手は利根町の選挙管理委員会になるらしくて止めた経過もあった。
地域へのチラシ配りだけのお手伝いをしてから、もう16年。早いものだ。