桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

何と言えば良いか!!

2016-01-29 | Weblog
今日は品川駅から新幹線で大阪へ行くことにしてチケットを買った。確かにチケットを見たときは、13時40分とあったと思う。
急な用事があって連れ合いの実家へ行った後、戻って東京に向かう電車に乗った。もちろん、楽々セーフ。品川駅では20分以上の余裕があると思っていたが、品川駅に着く前に新幹線チケットを出して見ると、どうしたものか、品川駅発は13時10分とある。
あちゃあ、誰が時間を変えたんだよ!?
昨夜も、このチケットを確認したはずなのに、何で?不思議だなぁ。

鹿児島・天文舘強姦事件

2016-01-29 | Weblog
上告を断念したと発表した福岡高検の保坂直樹刑事部長は、記者に「第三者による検証をしないのか」と問われて「考えていない」と厳しい口調で答えたとあったが、この保坂は、何に対して「厳しい口調」なんだろうね。間抜けな部下に怒って?それとも検察に検証を要求する記者に腹立って?
成城大学の指宿信教授は、裁判所に内緒でDNA鑑定を行った検察の行為については「公正な取り扱いをする法律を定めるべき」と語り、警察と検察の誤りは「このまま放置することは許されない。第三者による検証が求められる」と指摘された。
この指摘は当然だろうが、間違えた検察が、誰に向かって、どうして厳しい口調で語れると言うのだ。
俺は、この保坂の姿にこそ、増長する検察の姿勢が現れていると感じる。人を誤って犯人とした上、何年も拘束するミスを犯した連中が、「検証しない」と開き直れるのが、そもそも間違いなのだ。
一応、警察は「検証も考える」と塩らしいが、警察も検察も間違いを犯したらば責任を問われるようにしなければ、何時までも同じ誤りを重ねる。
国会が動かなくて、どうするんだ!!と言いたい。