桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

納得!

2016-01-15 | Weblog
毎日新聞のコラム、「発信箱」、俺は何時も注目して読んでいるが、いいねぇ。今日は「地球を救えと言うが、地球は困ってなどはいない。困るのは人間だ」として地球環境の変動に付いて書いている。
48億年と言われる地球の歴史の中で、多くの生き物が誕生して絶滅して行った。ある意味、地球に生まれた命は絶滅する定めなのかも知れないが、地層の中に痕跡を遺して消えて行くかも知れない人類のことを、今日のコラムは書いていた。
誰しもが1度限りの人生を生きるわけだが、なぜ産まれ、なぜ生きるのか、絶対的な解答がない命の哀しみを抱いて人は生きて行く。1度しかない人生を得た人々が「産まれて良かった、生きて来て良かった」と言える地球になるときは来るのだろうか?
そんな時代は得られないままに「異常な放射性物質の地層」を遺して人類は絶滅して行くのだろうか?
どっちかなぁ。

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