桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

再び県警へ

2016-01-21 | Weblog
情報公開で求めていた証拠書類などの保管規定が開示され、茨城県警へ行った。昭和42年辺りの規則は残されてないようだが、今の規則の規則にあるのは昭和32年の捜査規範にあることが判った。
どこまで俺たちの事件の資料を出させる力になるかなぁ。
本部長指揮簿を「保存していない」とする理由を知りたい、と申し入れたらば、捜査1課の人が来て「どこを探してもないんです。すみません」とのことだった。余り、真っ直ぐに俺の顔を見なくて、やはり正直に話せない理由があるように感じた。「昭和61年の那珂川洪水で流出した」と言わなかったのが、マシかな?