桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

森田健作

2011-04-01 | Weblog
若いころは青春俳優。成長して右翼政治家になり、今は千葉県知事をしているが、地方選挙問題でテレビにニュース映像が流れた。
青春俳優だったから、それなりの顔をしていたのだが、いやいや表情が無惨だねえ。精神が現れる顔、どのような心で生きてきたかを表していると言えよう。
役者だっただけに、森田知事の語る言葉には表情を感じる。語る言葉に合わせた声質になるのだが、そこが、また厭味に感じてしまうのは、俺が嫌いだからだろうか。
今度の大地震で千葉県浦安市は、酷い液状化現象が起きた。浦安市と言えば、俺の大好きな作家、山本周五郎の作品に「青べか物語」があり、遠浅の海岸地帯だった。埋め立て地だったことがあって、今度の大地震による液状化などの被害は、かなり酷い。
そこで浦安市は、まず復興、復旧に努めたいと、今度の一斉地方選挙の延期を申し出たが、総務庁は「やれ」と言い、千葉県知事、森田健作も「やれ」とニュースになった。
森田健作知事、妙に畏まったように、そして知事を演じたような構えた声で「冷静にやらないと」などと語っていた。
どっちが冷静になる必要があるか、自分の県内のことも理解しないのだから、全く困った知事さんだ。
石原慎太郎にしても森田健作にしても、「黙れ!」と、本当に言いたくなる。花見をするな、とか、やれ!など、お前に言われたくない。

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