桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

学生サポーターズ

2018-03-04 | Weblog
立命館大学にある冤罪救援センターを支える人たちには、学者や弁護士もいるが、学生たちとサポートもある。甲南大学を中心に立命館大学と龍谷大学の学生たちが学生サポーターズとして、色々と下支えをしている。
今日の集会は、その学生サポーターズが企画したものだった。
約30名ほどの参加者だったろうか。驚いたのは、遠く福岡、山口から来た人がいたことだ。
母と娘みたいな2人に声をかけられて、いきなりお土産を渡された。
なんだろか、と思ったらば、息子が冤罪で刑務所、婚約者です!という話だった。
強姦事件らしいが、あるべき物証は示されないで、被害者の証言だけで有罪なのだとか。
全く冤罪は変わりなく増産される日本だなぁ。
布川事件の話を中心に集会は進み、湖東記念病院事件の弁護士さんも加わり、冤罪のあれこれを話した。
学生サポーターズの人が、最後に自分たちのしていることとして話をしたが、裁判や司法制度のおかしさに目を開いたという話に、大きな希望を貰った集会だった。

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1 コメント

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久しぶりの投稿です (orange mystery)
2018-03-04 23:01:40
今度は強姦の冤罪事件ですか。
性犯罪の場合、「ありもしない性被害をでっちあげる者なんていない」といった先入観があるので、
冤罪のリスクが大きいですね。御殿場事件など、
枚挙に暇がないです。性犯罪が減らなければ、無実の人が信じてもらえず、性犯罪でっちあげが減らなければ、性犯罪被害者の申告が信じてもらえない。
男女問わず、深刻な問題ですね。
まだまだ寒いので、くれぐれも体調にご留意を。
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