桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

財務省

2014-11-13 | Weblog
30人学級は金がかかるから40人学級に戻すとか、財務省は主張してるらしいが、この連中には百年の計はないらしい。
国家の将来は人の育成にかかる。人を如何に育成するかにこそ、国家の未来があると言えるだろう。
あれは何年前だ、司法修習生に支給して来た給費金を止めて貸出制度にした。弁護士などになれば金は得られるからとか言ったが、何と百年の計がない処置かと呆れた。日本は、あの敗戦後でも、法治国家日本を築き、柱となる人材を育成する給費金制度を維持して来た。貸出制度にしたことで修習生は何百万もの借金を背負う人が増え、司法試験を諦める人も多くなった。給費金で浮く金額を正解に覚えていないが、政治家に支給される政党助成金の何分の1ほどの金額だったはずだ。
人口源の日本は、今だからこそ、日本百年の計として学校教育を考えるべきだろうに、ただ国家公務員上級試験に合格するだけの頭脳の優秀さは、そこに思いが及ばないようだ。
司法試験に合格するだけの頭脳の優秀さも、歪んだ正義観を持つ検察組織を作り上げてしまったが、公務員上級試験に合格する中でも、その上位にある者が行く財務省も、また金しか考えない狂った組織に財務省をしてしまったようだ。
人のためにあるべき組織なのに、まるで組織のために日本国民があるようになってしまった日本は革命が必要だなぁ。

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