練馬に住む小林卓之さんが痴漢冤罪にあったのは5年前だ。
小林さんは膠原病と腱鞘炎で定年の2前に退職し、奥さんと穏やかに過ごしていた。趣味の仏教講座に行った帰りの電車で、それは起きた。乗り換えで石神井駅で降りたところ、見知らぬ男に捕まれ、痴漢犯人にされたのだ。
被害者も逮捕した男性も、犯人の顔や犯行時の手を見ていない、犯人は「尻の隠れるハーフコートを着ていた」と逮捕した男性は証言したが、小林さんは「尻の出るジャンパーを着ていた」、小林さんは膠原病強皮病を患っており、指が曲がらず、痛みもひどくて犯行は不可能、など、裁判では明らかにされたが、その事実は無視されて有罪になった。
要は、男性が見たと語る証言だけが有罪の根拠だった。
小林さんの事件で酷いのは、これだけではない。東京地裁で判決を書いた裁判官は、「判検交流」で東京地裁の検察官が裁判官になって下したもので、その判決の2ヶ月後には検察庁に復職している。有罪を主張する検察官が裁判官になっては、とても公正な判断は求めようがない。
更に汚いことがあって、痴漢事件で大事な物的証拠である繊維鑑定に付いて、逮捕した石神井警察署で行われているにもかかわらず、裁判になっても検察官は「必要ない」と提出しなかった。布川事件と同じ証拠隠しだ。そして、仕舞には「警察が鑑定を不可能にした」と言って証拠を消してしまったのだ。
これで小林さんは実刑、1年半、刑務所で暮らすことになってしまった。
この事実を一つひとつ考えると、その検察庁と裁判所のやり口に憤慨の血が沸騰する想いになる。
アナタが小林さんだったらば、この不正義をどうするのだろう?
検察庁、裁判所、許すまじ!
写真は抗議宣伝に集まった救援会に冤罪の仲間たち。
小林さんは膠原病と腱鞘炎で定年の2前に退職し、奥さんと穏やかに過ごしていた。趣味の仏教講座に行った帰りの電車で、それは起きた。乗り換えで石神井駅で降りたところ、見知らぬ男に捕まれ、痴漢犯人にされたのだ。
被害者も逮捕した男性も、犯人の顔や犯行時の手を見ていない、犯人は「尻の隠れるハーフコートを着ていた」と逮捕した男性は証言したが、小林さんは「尻の出るジャンパーを着ていた」、小林さんは膠原病強皮病を患っており、指が曲がらず、痛みもひどくて犯行は不可能、など、裁判では明らかにされたが、その事実は無視されて有罪になった。
要は、男性が見たと語る証言だけが有罪の根拠だった。
小林さんの事件で酷いのは、これだけではない。東京地裁で判決を書いた裁判官は、「判検交流」で東京地裁の検察官が裁判官になって下したもので、その判決の2ヶ月後には検察庁に復職している。有罪を主張する検察官が裁判官になっては、とても公正な判断は求めようがない。
更に汚いことがあって、痴漢事件で大事な物的証拠である繊維鑑定に付いて、逮捕した石神井警察署で行われているにもかかわらず、裁判になっても検察官は「必要ない」と提出しなかった。布川事件と同じ証拠隠しだ。そして、仕舞には「警察が鑑定を不可能にした」と言って証拠を消してしまったのだ。
これで小林さんは実刑、1年半、刑務所で暮らすことになってしまった。
この事実を一つひとつ考えると、その検察庁と裁判所のやり口に憤慨の血が沸騰する想いになる。
アナタが小林さんだったらば、この不正義をどうするのだろう?
検察庁、裁判所、許すまじ!
写真は抗議宣伝に集まった救援会に冤罪の仲間たち。
・有罪判決を下した一審・二審・最高裁の裁判官
・起訴をした検察官
・常備薬を与えず30日以上に渡って拘留、
取り調べを行った石神井署の警察官
以上の方々は、天罰を受けるべき。
因果応報!
仮に冤罪に憤りを感じている市民に
路上などで何らかの危害を加えられても、
それを運命と受け入れるべきです。
国家の正義をつかさどる「法」がこの有様ですから、
市民一人一人が「銃を取って」権力の不条理に
宣戦布告をする他に術はありません。
悲しいことですが。