氷見国賠裁判判決は勝訴。県・警察の責任を認めて1千9百万円余りの支払いを命じたが、国・検察の責任は認めなかった。
中途半端だよなぁ。
警察が捜査を誤って責任を問われるならば、その捜査を指揮する立場にある検察に責任はないのだろうか。こんな判断をするから検察は正されないと言うべきか、同じように国を背負う裁判所の限界と言うべきか、どっちだろうねぇ。
中途半端だよなぁ。
警察が捜査を誤って責任を問われるならば、その捜査を指揮する立場にある検察に責任はないのだろうか。こんな判断をするから検察は正されないと言うべきか、同じように国を背負う裁判所の限界と言うべきか、どっちだろうねぇ。
国賠訴訟では控訴審でひっくり返る事が多いので、控訴断念でも無い限りはまだ一時の勝利です。
とはいえ、事件の内容を考えれば賠償金額は少な過ぎますが、警察側の捜査上の過失を認定したのは前進だと思います。
柳原さんが事件で受けた社会的信用に対する損害やPTSD、親族との不和の原因になっている事を考え合わせると、賠償金額も低過ぎます。彼の人生が行政の過失によって大きく曲げられた事を考えれば、もっと金額も引き上げられるべきだと思います。(過失の原因となった公務員当人に被害の何割か直接背負わせれば多少溜飲が下がるのでしょうが、今の国家賠償法では公務員個人の責任は認めていないのが残念です)