桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

裁判は判らないよなぁ

2020-07-29 | Weblog
昨日、東京高裁で逆転無罪判決があったが、裁判は結果が出ないと判らないものだ。
この事件は、特別養護老人ホーム「あずみの里」で入居の女性(88才)がドーナツを喉に詰まらせて亡くなったことを準看護師の過失とした事件だ。
1審の長野地裁では有罪、弁護側控訴での東京高裁だったが、高裁では弁護側の求める証人尋問も行わないで1回で結審。昨日の判決だった。
昨日の判決前にも弁護側から再開の要求があり、検察の意見を聞いて要求却下。すぐに判決言い渡しになったそうだが、こうした展開では、まず弁護側に不利な結果であることが多いけども、案に相違して逆転無罪判決。
本当に良かった‼️
何でもかんでも事件にしたがる警察、それに乗じるばかりの検察。
司法試験を通過した思考で冷静に事案を検討すべき検察なのだが、そんな思考を育てないのが日本の検察だ。
冤罪を作った警察官と検察官の責任を問う法律を作らなければダメだよ❗️

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1 コメント

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Unknown (narufg)
2020-07-29 13:31:50
7万人の無罪嘆願署名が効いたのでしょうか?
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