桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

日本沈没

2018-10-19 | Weblog
昔、そんな題名のSF小説があって映画化もされたが、ホントに日本は沈没するかも知れないね。
小松左京の小説では地殻変動で文字通りに消滅して行くのだが、世界の先進国としての信頼を失い、やがて世界中から相手にされなくなる意味で沈没するのが、これからの日本だろう。
嘘が蔓延して虚偽と神話で成り立つ経済大国の姿は、一体、世界からは、どう見られているのだろうか。
正義や真実を旗印とする警察や検察の嘘を知る俺たち冤罪体験者は、安倍晋三に代表される政治の嘘に驚かないし、今度は耐震性データ偽装だと報道される経済界の嘘にも、だろうな!と感じるばかりだが、果たして世界は、そんな見方で看過するだろうか。
法治国家も民主主義国家も神話でしかない日本。技術大国日本の看板も、また神話でしかなかったのか!
虚飾国家日本、沈没しないでいられるものだろうか。