桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

辞任

2018-10-04 | Weblog
高橋由伸監督の辞任の報道が、昨夜、突然に流れた。来年も指揮をすると読売首脳が語っていたから、当然、来シーズンも「高橋采配」を楽しめると思っていたが、残念。
今日の報道を見ると、チーム内からは「何をしたいのか判らない」とする不満の声があったようだが、確かに、高橋監督は意思の判らない、感じない監督だった。外からでも感じたことは、きっと内部でも同じだったのだろう。
現役に拘った高橋由伸を監督にしたのが、そもそも間違いだった。監督にするならば、もう少しコーチをするなどして学んだ後ならば、かなり違った監督に成れたかも知れない。俺は、かなり辛辣に高橋由伸監督を批判したが、ここで現場を離れて客観的な立場で野球を見て、次は違った監督として現場に復帰して欲しいと願う。
高橋由伸、頑張れ!
さっき駅の売店で報知新聞を買ったらば、おばさんが「次は原だって、イヤになっちゃうね」だと。
巨人野球を腐らせたは原辰徳だ。何年か前、原辰徳が「巨人は阿部慎之助のチーム」と公言したときから巨人は腐り始めたのだ。野球への取り組みに真摯さの無い人物をチームの中心に据えたことから、今の体たらくを招いたと、原辰徳は気付いているだろうか。
俊足、強肩、強打者として中央大学から入団した阿部慎之助の、今の姿こそ、阿部慎之助の精神性を示すものはない。自己の体重さえもコントロール出来ない男が、なぜチームの柱になれようか。
原辰徳の残した遺産に苦しんだ高橋由伸は、それなりに若手を育てた。高橋由伸の残した財産で原辰徳は甘い汁を吸うのかも知れないが、もう原野球には満腹だ。違う監督の野球を見たいなぁ。
売店のおばさんでさえもイヤになっちゃうんだものさ。