桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

熱に浮かされるままに

2018-02-09 | Weblog
インフルエンザB。
久しぶりのインフルエンザだけど、9度6分の発熱って、なかなかだなぁ。続く頭痛に筋肉痛。野獣ジジイもダウンだ。
昨日、回復したかと安心して、くだらい書き込みをした奴に怒りの反論を、それでもセーブして書いたつもりだが、今度は「傍聴人」とか名乗る評論家が、その怒りの反論にあれこれと書いている。
あれは21年前、仮釈放で社会に帰って来た俺に、ある支援者が言ったなあ、詩のイメージと違う!杉山さんの方が詩のイメージと合うわ、と。
苦笑いするしかなかったが、別に、どう思われようと、 俺は気にもならなかった。冤罪で刑務所生活を重ねた俺には、何があっても動かない、ある意識があったからだ。
神が存在して人を評価して俺を60点としたならば、たとえ誰かに桜井は0点の最低人間と言われても、60点は変わらない。そう、90点の素晴らしい人間と言われても60点は60点だ。
この評論家「傍聴人」氏は、獄友を見てなんたら、同じ人とは思えない余りにも乱暴で論理がなんたら、とか、書くけど、あの映像も俺、このブログも俺だ。
傍聴人さんは、いつも冷静沈着、公正無比な判断力を持ち、高貴な人格をお持ちのようだが、人間は多面的な存在だし、アナタがどう考えようと俺は俺。好きに思ってください。
俺は、アナタや専門家証人に敬意をとか書いた、いわゆる善意の誤解者と言うべき存在が警察の証拠捏造を許し、検察の悪意ある証拠隠しを許し、冤罪を作らせていると考えている。
袴田事件で検察は、本田鑑定を否定している。信用性がないと主張する。だから、裁判所は、鈴木廣一に本田鑑定のやり方で鑑定が可能か否か、の検証を委託した。だから、鈴木廣一は、本田先生のやり方を踏襲して再現すれば良いのでしょ?
それに、本田先生の指導でやっても、それは再現実験だ。
要は、本田鑑定でDNA鑑定が可能かどうか、それだけの話さ。
人の命は掛け替えのないものだ。だからこそ、無実の袴田さんを1日も早く自由にすべきなのに、腐れ鈴木廣一は、自分の法医学者の立場を検察に利用させて1年半も空費させた。俺は冤罪仲間として、断じて許し難い。訳知り顔で専門家証人に敬意たなどと抜かず、警察や検察を盲信する輩にも同じ怒りを感じるんだなぁ。
情報源なんて、つまらないことは聞かないものです。俺は悪党警察、腐れ検察と言う、日本の2大権力を相手に闘ってる。事実に反することは書かない。
検察が、袴田巌を死刑台に連れ戻す!と新聞記者たちに公言しているのは知ってますか?
警察とグルになって袴田さんの犯行衣類を捏造し、数々の無実の証拠を隠して来た検察なのに、腐ってるし、狂ってるのが日本。
もう少し警察や検察の行いを見極めることをお勧めしますよ。