桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

素晴らしい!

2018-02-18 | Weblog
小平奈緒選手が、前評判通りに金メダルを取った。
世界大会で何連勝も重ねて、オリンピックでも金メダルが確実と言われ、期待されていたが、でも1発勝負。何があるか判らないのがオリンピックだ。
その重圧に耐えてオリンピックレコードでの金メダルは、どのような賞賛の言葉を重ねても足りない見事な勝利だった。
小平奈緒選手、おめでとうございます!お疲れさまでした!

二人の羽生

2018-02-18 | Weblog
昨日は羽生結弦の金メダルで大騒ぎの日本だった。安倍晋三は直接に電話をしてはしゃいだらしい。
今回のオリンピックは、かなりの金メダルと予想された日本だが、結局は2個か3個。羽生の連覇もあれば、まあ仕方ないところだろ。
俺には、同じ羽生でも、将棋の羽生善治は敗退の方が大ニュースだ。
俺が千葉刑務所で将棋の強豪と言われた30数年前、将棋界は「チャイルドブランド」と呼ばれる羽生善治、森内俊之、佐藤康光たちが台頭した。
それからのチャイルドブランドの活躍は素晴らしかった。森内俊之と羽生善治は永世名人となり、佐藤康光も名人位を獲得した。今も、まだ羽生善治時代が続いているが、漸く次の世代に覇権は交代しそうだ。
大山康晴時代、中原誠時代、そして短い谷川浩司時代があり、30数年のチャイルドブランド・羽生善治時代が続いたが、新しい天才・藤井聡太の出現には時代の流れを感じさせる。
まだ15歳6ヶ月での朝日杯優勝は、これからどんなにか素晴らしい活躍をするだろうと思わされて、将棋ファンとしてワクワクする。
楽しみだなぁ。