桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

眼開き千人、眼くら千人

2018-02-11 | Weblog
こんな言葉は差別だとか、何たらで、今は使わないのかも知れないガ、久しぶりに血走る怒りを味合わせてくれた書き込みを考えて思ったのは、この言葉だな。この人たちは検察のしていることに無知なんだ!ということだ。
袴田事件では、なにか対立する鑑定の問題があるかのように考えているし、それゆえに公正な第三者鑑定が必要と考えるいるらしいのには、マスコミの問題を、改め感じた。  
昨年の春ころだったか、鈴木廣一は自分の再現実験に付いて「本田鑑定は再現不可能」とする中間発表をした。本田鑑定が否定されたか!と、我々も緊張したが、これが嘘だった。本田先生のやり方を無視して、薬剤の比率を違えたり、必死に鑑定不可能な手法を試みて中で、これゆえに不可能と言える部分を発表したのだ。
ところが、鈴木廣一先生も結果的にDNAを検出したはずだ。
それなのにマスコミは本田鑑定再現実験不可能!とは報道したが、その後を正確に報道しなかった。
だから、深く関心のない人は勘違いするんだよな。
もっとマスコミが検察の行いを正確に報道するようにならなければ、日本では、こんな誤解をする人は減らないよな。日本のマスコミは警察や検察の力に弱いからなぁ。

                                                                                                                                                                                

微妙な体験

2018-02-11 | Weblog
病院に行くときは、ただの保険証以外にも高齢者医療の保険証も必要なのを忘れていたが、高齢者になると、看護師さんの対応も微妙だよな。
薬を貰った薬局では、50は過ぎたオッサン薬剤師だったが、薬の使用方法の説明が、ハッキリと70歳超え用だった。
「まずは、この薬を2本、使いますね。これは口から吸い込みます。
まず、1を吸ってください。吸う前には、息をしっかり吐いてください。吸ったらば3秒間、息を止めてください。いいですか、3秒ですよぉ。次は、2です。2も同じようにします。吸い残しがないように、もう1度、1と2を、同じように繰り返してください。」
はい、はい判ったよ、もう診察に来て2時間半だよ、早く薬を飲ませろ!と思い、「判った、1つが4回、それを2本だね」と言ったらば、「はい、説明しますから待ってくださいね」だって。結局、同じ説明を繰り返しただけ。9度超えでふらつく頭で行ってるのによ、絶対に、ジジイだから判らないかも!と思ってるよな。
まあ、確かに、俺は人の説明を聞かない名人だけど。