桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

袴田事件再審開始決定3年

2017-03-27 | Weblog
今日は東京。袴田事件に再審開始決定があって3年目として行われた裁判所宣伝、検察庁と裁判所要請、記者会見などに参加した。
袴田巌を死刑台に連れ戻す!として検察庁が行っている抵抗は常軌を逸する。多分、これを一般社会の人が行ったならば、確実に社会から隔離されるか、抹殺されるだろう。
秘かに味噌1トン以上を準備して衣類の味噌漬け実験を行い、味噌に漬かった衣類の血液からはDNAは検出出来ないとした鑑定書も出して来た。
検察庁が腐れで狂ってることを示す一つは、その事実を弁護団が公表したらば、証拠の目的外使用だとして、弁護団に脅しを掛けて来たことだ。公表されると、また批判されると判るからだろう。裁判所ならば、馬鹿げた鑑定書でも言いなりだと思っているんだろうなあ。
検察庁が馬鹿で腐れの最大の証拠は、衣類の味噌漬け実験を理解していないところが決定的だ。
静岡地裁の再審開始決定は、その味噌漬け衣類を捏造だと指摘した。ならば、衣類に付着した血液のDNA鑑定云々よりも、先ずは1年2カ月間味噌漬けした衣類がどうなるか、不審を突き付けられた点に反論すべきだよね?だって、検察が1年2カ月間味噌に漬かった衣類だと言うのは偽造だと言われたんだもの、「いや1年2カ月間味噌に漬かった衣類は、こうなる、裁判所は間違っている!」と言うのが、正当な反論だからさ。
でも、腐れの反論は違う。1年2カ月間味噌に漬かった衣類からはDNA鑑定は不可能、ゆえに袴田巌さんのDNA鑑定を理由に再審開始決定をしたのは間違い!だと言う。
馬鹿?アホ?気違い?腐れ?
みんな当て嵌まるなあ。
だって、味噌漬け衣類と言われる物は味噌漬けされていない、と指摘されたんだよ?
判る、腐れ検察の皆さん!
実際に1年2カ月間味噌に漬けた衣類からのDNA鑑定が不可能だとして、それが事実でも、袴田事件の再審開始決定には、何も関係ないだろうよ!
検察は税金を使って衣類の味噌漬け実験をしてくれた。この実験データを公表しようじゃないの?
墓穴を掘る!とは、これだよね。だから検察は、味噌漬け実験を公表した弁護団に脅しさ、そんなことをすると証拠は開示しない、見せないよ!って。
こんな検察庁、存在を許していいのだろうか?
死刑冤罪を作った検察官は死刑!死刑冤罪を作って作為を弄した人間は死刑!
そのくらいにしないと日本の冤罪は無くならないかもね。

ぼったくり都市‥仙台!

2017-03-27 | Weblog
俺、千葉刑務所にいたとき、余り宮城県出身者と良い思い出がない。
キッちゃん、いたなあ。エチールアルコールを使う仕事をしていた俺のところから、俺の相棒に貰って行きながら、桜井に貰った!なんて言うから、俺も保安課に調べられて罰を受けたなあ。俺が相棒を売らず、キッちゃんも攻め込ずに罰を受けたことで、先輩たちから一気に信用された出来事になったけども、悪かったの一言もなかったなあ。工場対抗ソフトボールの練習を妨害して来た岸さん、あの人も宮城県出身者だった。窃盗団の親玉だったと聞くけど、自分の仲間を増やして横やりを入れるのが好きだったなぁ。穏やかで性格の良い人だったけど、どこで何をしているやら。
だからと言う訳ではないだろうが、戦争へ行くと、何時も、何かがありるんだよ。
今回も!
仙台はぼったくりバー並み。アクドイ商売が、堂々と行われている。
泊まる宿に駐車場がないため、各自が駐車場を見つけて駐めるように指示されていた俺は、平日の1日て千円と書かれた駐車場に駐めた。25日の12時54分。土、日なので、まあ高くても、その3倍。高くても5千円未満だろうと思い、26日の13時40分ころに駐車場へ行った。足が悪い人がいたために同乗者は昼飯を食べた近くに待たせていた。
さあ出よう、て駐車券を器械に投入したらばビックリ!
10200円!
あぢゃあ!とは思ったが、待たせていた人もある。1万円を入れたらば、千円しか使えない!だとさ。
アタマに来て、管理者に電話。確かに高いですね、として職員が来たが、土、日は15分で100円。一昼夜駐めたらば1万だってさ。
そのコイン場合の隣には土、日でも一昼夜1500円の屋内駐車場があったんだよ!
駐めた俺が悪かったのだろうけども、皆さん、仙台はぼったくりバー並みの駐車場が営業してますよ!
ご注意、ご注意。

北陵クリック事件

2017-03-27 | Weblog

この土、日、仙台で開かれた北陵クリック事件支援の、全国集会に参加した。茨城県から行った20数名の
車の運転手として行った。
死刑冤罪の松山事件などの弁護人をされ、日弁連の人権擁護委員会でもご活躍された、地元弁護士会の長老である青木正芳先生の講演、弁護団報告などが中心だったが、参加者は240の座席を超過。北陵クリック事件は、ホントに支援に恵まれている。
青木先生の話は、弁護団や裁判所、検察たちに聞かせたい内容だった。弁護団報告は、何時も通り。筋弛緩剤問題一本槍。確かに、それは問題の中心だが、攻めるべき問題は山ほどにあるのを思うと、隔靴掻痒、
歯がゆさばかりを感じた。
大阪から東住吉事件の朴さんも参加して、初めて言葉を交わした。聞くところによれば、国賠をすると狙われる、と話していたとか。まあ闘うも闘わぬも本人次第だ。あぁして、わざわざ大阪から参加する気持ちは立派だし、彼が出来ることで頑張っていけば良いだけのこと。
俺と同世代のご両親が健在なうちに再審を実現したいものだ。
桜井は悪い役割を果たしている、と北陵クリック事件の「どこか」では囁かれているそうだが、それを感じる部分もあって、人の集まりは難しいと思わされるけども、こんなにも熱い想いが集う闘いだ。勝たなければおかしいし、勝てないはずはない。力を一つに!
そんなことを再確認した仙台だった。