桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

コワイ時代

2017-03-06 | Weblog
共謀罪に反対すると警察に監視される。俺は監視された刑務所生活を体験しているので、公安がメモなどを取りながら参加者を監視しているのを見ると気持ち悪くなる。
院内集会では、戦前に治安維持法が国民を弾圧して猛威を奮った経過を、神戸学院大の内田先生が話された。大正時代に制定され、昭和になって戦争遂行のために 反対者を弾圧する改悪を重ねた経過は、今、安倍たちが言い訳している経過と同じだ。
何も考えずに太平楽に過ごしている国民は幸せと言うべきだろうか?

共謀罪反対行動

2017-03-06 | Weblog

国会前の宣伝行動に来たらば、集まりを監視する公安が何人もいる。マスクをかけて、判るだけでも8名ほど。
もし共謀罪が作られたならば、こうした公安が、もっと公然と国民を監視したり、盗聴したりすることになる。

偕楽園宣伝

2017-03-06 | Weblog
土曜日、梅まつりで賑わう偕楽園で、北陵クリニック事件の宣伝行動をした。
布川事件以来の定期的な行事になっていて、今年で何回目になるのだろう。オウム事件に関わる坂本弁護士一家殺人事件の支援活動としても行っていたそうだから、それを含めたらば30年以上の活動になるのだろう。
参加者は20名ほど。午前11時から始めて1時間半。チラシ配布と署名集め。署名を見ると、遠くは広島の人もあったとか。
宣伝後は懇親会。俺は子供の相手をしたが、「ジイジ!」と呼ばれて嬉しいやらこそばゆいやら!だった。