桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

アッサリと棄却

2017-03-23 | Weblog
杉山の録音テープの開示を命令された国、というか検察は、さらに最高裁に上告を目論だが、高裁に棄却された。
当たり前だよなあ、棄却なんて
もう書き飽きたけど、有罪の証拠だとして提出され、実際に一時は無期懲役の根拠とされた杉山の警察調書には、「先日、録音テープを使って調べたとき云々」と書かれた物がある。ならば、その調書を作った以前に録音テープを使った調べがあったのは、誰も否定出来ないよなあ。でも、でも人間が腐った検察は違うんだなあ。あくまでも「無い、だから出す必要はない」と、あれこれと弁解するばかりだ。
もう馬鹿げた弁明や主張に付き合うのにウンザリして来た。立場を違えたらば、腐れ検察たちは、きっと口を極めて論難するだろうし、裁判として相手にされないだろう。それが日本の裁判村だ。こんな輩にマトモに付き合っていたらば、こっちまて腐るよ。